はちみつ小町さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

2.5

貧しくとも尊厳を失わないダニエルは凄い人だ。国の制度が複雑で、零れ落ちてしまう人がいる事を残念に思う。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.2

サイコ・スリラー作品の金字塔。サイコ・スリラー作品は、この作品から始まったと言っても過言ではない。兎に角、緊張する。とても緊迫感のある映画。何度も顔のアップが映し出され、その演技力に引き込まれる。

ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.0

予告通りの映画。ゾンビが好きなら楽しめるかも。私はゾンビが好きじゃないので、そこまで響かなかった。

有名になる前のジェシー・アイゼンバーグとエマ・ストーンが出ている。有名になる前と後では顔つきと洗練
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

設定が無茶苦茶なのに、作品として成立させた脚本が凄い(笑)

それに加えてこの作品は、「マイクの覚醒前と後」「フィビーのCIA告白前と後」で役者さんの顔の表情や雰囲気が一転する。そこが凄い。演技力のな
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

この作品の様に、有名俳優・女優を使わずに良作が作られ続けたら良いのにな。演じる側も制作陣にも新しいチャンスとなって、映画界がより盛り上がると思う。

この作品は、とにかく脚本が素晴らしい。カイアのナレ
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みんな元気(2009年製作の映画)

3.2

親の期待に応えようとする子ども達と新しい現実を受け入れる父親。母の死去から、変わろうとする家族の物語。

映画のラスト、「みんな元気だ」と妻に伝えるシーンが良かった。相手の喜ぶ事を言ってあげるのも良い
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

クリスマスなので( ´艸`)

ケイトは、危なっかしい子だなというのが映画冒頭の印象。相手を深く知る前に簡単に関係を持ち、友達にも迷惑をかける。気遣いも出来ない。勿論、友人関係は壊れるし、クビになる寸
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.7

オーソン・フォーチュンというニューキャラクターがとても気に入ってしまった( ´艸`) 続編が早く見たい!!

この映画は、ジェイソン・ステイサムやヒュー・グラントに交じって、”アメリカ人”オープリー・
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スワンソング(2021年製作の映画)

3.8

KinKi Kidsの方ではなく(笑)「白鳥は死ぬ少し前に1番美しい声で鳴く」と言う説がこんなに有名だと知らなかった。主人公は大切な人を全てなくして、1人で生きている。かつての恋人や親友の死と向き合う>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

3.0

記憶障害を抱える主人公いたぶっているようで、見ていて辛かった。脚本はさすがの出来栄えで完敗!といった感じ。

同級生(1998年製作の映画)

3.3

1990年代の映画だけど、古さを感じさせない作品だった。この作品の良いところは、他の多くの作品のようにハッピーエンドを求めるのではなく、リアルな10代の恋愛を描いたこと、うまくいかないことも終わること>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

3.9

劇場で一度鑑賞後、再度鑑賞。これが現実の話だというのが信じられない位、映画向きの現実。CIAは失敗ばかりしているイメージはあったけれど、こんな成功事例もあるんだなあ。歴史の1ページになってしまったアル>>続きを読む

トーマス・クラウン・アフェアー(1999年製作の映画)

3.4

大人の恋愛の駆け引きと名画の泥棒と言う2つのストーリーが同時に楽しめる物語。主人公のトーマス・クラウンの魅力がいまいち分からないけれど、それはこの映画が作られた後で似た様な主人公が増えたからだと思う。>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

3.6

老いとは、かくも残酷なのかと言うことをこれほどに見せつけた映画はのはないと思う。アンソニー・ホプキンスの名演が光る。ラストが切なかった。

スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

3.6

ラストでミュラーと言う男の価値観や行動力の持つ意味、重さが初めてわかり、映画全体の底上げをしてくれる。ミュラーの嘘は誰かを傷つけるものではなく守るためのもの。自分自身の失敗を生涯かけて築いた、年金で支>>続きを読む

子連れじゃダメかしら?(2014年製作の映画)

3.0

安定の2人の安定の作品。アフリカのイメージはアレで良いのかツッコミ所だけれど、コミカルで楽しめた。

離婚が多いアメリカには日常を超えて家族になるファミリーツアーなるものがあることを初めて知り、勉強に
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ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

3.0

タイトルで何となくストーリーが予測できるものの、飽きないシナリオが流石と言った感じ。

アメリカの女の子の結婚式への情熱は凄いなあと毎回思うけれど、今回は作品がそこにフォーカスを当てているから余計にそ
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ウェディング・シンガー(1998年製作の映画)

3.0

頭を空っぽにして気分転換できる映画。ドリュー・バリモアが、兎に角かわいい。

「結婚式を夢見る女の子と結婚するなら、それを叶えようとしてくれる男の人と結婚しなければ、幸せににはれない」いう教訓を得た(
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ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

3.5

割と古い映画なのに、現代でも楽しめるストーリー。上院議員でも殺される時は殺される事に衝撃を受けたけれど(笑)

生い立ち故に大人を信じていない少年が、弁護士さんを信頼する様になるまでの成長の物語でもあ
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.7

ラストが切ない。こうでもしないと人を守れないアメリカという国の残酷さが描かれた作品。

遠距離恋愛 彼女の決断(2010年製作の映画)

3.3

劇場に続いて、2度目の鑑賞。話の内容をすっかり忘れてて新鮮な気持ちで見れた。

改めて、アメリカって広いんだなあって思った。スタンフォードを西海岸の大学って翻訳したのが上手いなあと感じた。

結局のと
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.6

劇場に続き、2度目の鑑賞。1度目の方が面白く感じたな。”ナナ”のオチを知っているかどうかが、鍵か(笑)
「魂の伴侶」って、アメリカの映画で良く出て来るけれど、そんな人に出会えるのは一握りで、皆居心地の
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ラブ・アゲイン 結婚25年目のすれ違い(2015年製作の映画)

3.0

「お互い愛し合っていれば、思い出もたくさんあるし修復も可能なんだね」っていう前向きなメッセージの作品。
あと、「完璧な結婚式なんてない」っていうところに人生を感じた(笑)

そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

劇場に続き、2度目の鑑賞。
本当、客観的に見れば「そんな彼なら捨てちゃえば?」って思う。邦題が秀逸(笑)

登場人物が直接接点ないのに、職場や友人で繋がっているので1つの大きなストーリーとして見れる所
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アメリカ人にとって”9・11”の衝撃や傷の大きさが良く伝わって来るハイジャック理由。日本人には、思いつかないんじゃないかなあ。日本人にとって大きな出来事は”3・11”だけれど、自然災害でだから。

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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.0

「面白いモノを作る」という事に焦点を置き、作られた作品。「面白い」って小説も雑誌も映画も同じで、その時代に1番難しい事に挑戦して新開地を切り開き続けなきゃいけないんだなあと知れた作品。自分の人生を「面>>続きを読む

もしも君に恋したら。(2013年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ちょいダサのウォレスにダニエル・ラドクリフが上手くハマっている。
この映画は要するに「会話の内容やテンポを楽しめる人とカップルになるのが幸せ」という事を描いていて、その会話を私は楽しめなかったからの減
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あっという間の3時間で、流石の一声。
個人的にイルサが好きで、イーサンの次のパートナーになってくれたらと思っていたので、今回亡くなってしまったのは非常に残念だった。(全員を助けられないけれど大義の為に
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.0

藤原竜也が主演なので鑑賞。小説として読んだ方が面白かった気がする。謎が解けるラスト30分は快感。

RRR(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

大画面で見たかった。もう少し早く映画館に行っていれば。。(偶然だが、昨日見た「インディ・ジョーンズ 運命のダイヤル」でも鞭が出て来た)

イギリスによるインド支配は本当に人道に外れた事が多かったのだろ
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

本作のインディは生きる希望を失っており、冒険も積極的に出かけて行くというよりは、巻き込まれて参加するという感じ。それが、観客との一体感を生んでいるのだと思う。作品を鑑賞しながら、一緒に冒険している気分>>続きを読む

探偵マーロウ(2022年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

古き良きハリウッド。女性が野心を持つ事自体が先進的だった事が作品の肝だったのだと思う。ただ、現代は女性積極登用時代なので、当時の読者が受けたであろう衝撃はなかった。

現代作品は少しでも法に触れる事を
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.6

インディ・ジョーンズがインディ・ジョーンズになる若き日々とお父さんとの関係が、聖杯というキーコンテンツで結び付けられている。

CG的な演出は現代の感覚では物足らないが、同時に見応えアリという不思議な
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テノール! 人生はハーモニー(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンでオーディションに合格する映画が多い中、「全力で歌い切る」シーンで終わった事がこの映画を魅力的にしたと思う。エンドロールで流れる歌も良かった。「努力しなきゃ成功は掴めないけれど、上手く行か>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

栗山監督が情だけではなく、理性でチームを優勝に導いた舞台裏がエモーショナルに描かれています。(映画化はいつ頃からの企画だったのか気になる)

あの感動からもう結構時間が経っている事に驚き。心の中には、
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.3

アニメ以来の鑑賞。大筋では、アニメに沿っていた。ダンスシーンにはうっとりした。アニメ版よりもベルは勇ましかった気もするけれど(笑)

一方で、「母親をペストで亡くす」「パリの売れない芸術家」など実写版
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