はちみつ小町さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.4

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流石のスタローン作品。

「依頼を断ろう」という話になった時(物語中盤)に元エクスペンダブルズが救えなかった女性の話をする。「彼女を救っていたら、自分の魂も救えたかも」という話が印象に残った。ならず者
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ミッドナイト・マーダー・ライブ(2022年製作の映画)

3.1

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ラジオという”古き良きもの”になって仕舞ったモノをどの様に盛り上げるか考えた時、とても面白い企画だと思った。ドッキリが2段オチなのは、本気でびっくりした。

でも、その上でこういうドッキリを番組として
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

2.7

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「謎の男2人」「謎の作戦」「誰が味方が分からない緊張感」を醸し出そうとして、冗長になってしまった映画。彼女が作戦に組み込まれた理由もアメリカ人以外にはピンとこないと思う。

善悪のボーダーを超えた現実
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

3.7

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2度目の鑑賞でも楽しめた!
この時には、まだこんなにシリーズが続くとは思わず(ジョニー・ディップがキャリアを失うとは予測だにせず)、TDLの「パイレーツ・オブ・カリビアン」の世界観を楽しんでいた。
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ルーシーのセックス・リスト(2020年製作の映画)

3.3

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原題”Good Girl Like You”を良く『ルーシーのセックス・リスト』にしたな(笑)というのがまず1点。

海外の女の子(女性)って恋愛上手なイメージあるけれど、ルーシーみたいにGood G
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.1

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誰もが通った子ども時代にのびのびと暮らせたベルファスト。おじいさんの「何があってもベルファスト15のバディだ」という言葉が印象に残った。

私は「地域全体で子どもを育てる」みたいな過程情報筒抜け環境に
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.8

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映画館でも見たけれど、再度鑑賞。

(こういう左遷から始まる物語は都会に戻って更に活躍する道を選ばないのは何故なのだろうか。いつも疑問に思う。)

映画は中盤まで、クレイジーな村人とまともなエンジェル
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.7

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想像以上に面白かった。嘘に嘘が重なって、何が本当か分からなくなりながらも、きっちり伏線回収してスッキリ。

アメリカの競争社会のレールからはみ出した人達が職業として犯罪(摺り)をやるのが、アメリカだな
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.2

クリストファー・ノーランを以てしてでも、私をSF好きには出来なかったと証明した傑作(笑)

殆ど出番がないマーフ(マッケンジー・フォイ)が主役なんじゃないかと思う。

インターステラーという「惑星を移
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大脱出(2013年製作の映画)

3.6

シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーがタッグを組んだという時点でテンションが上がる(∩゚∀゚)∩☆(久々に『エクスペンタブルス1&2』を見たくなった。)

厳罰が課せられるアメリ
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

2.8

現代のアメリカが一部の富裕層だけが幸福を享受していることを皮肉っている映画だということは分かった。「1日を大切に生きる」という事のメッセージも伝わって来た。タイムキーパーがスラムから出る為にタイムキー>>続きを読む

モンスター上司(2011年製作の映画)

3.2

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序盤店舗がゆっくりでちょっと疲れます。でも、殺人が起きてから、一気にスピードアップして、爆笑しました。(人が死んだのに!)
特に、車での逃走シーンが最高です。
頭を空っぽにして笑いたい時に見たら良いと
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.4

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ジュディ・フォスター製作と聞いて鑑賞。

聡明な彼女らしく国際的な問題も取り込んでいる意欲作だけれど、カイルが救われなさ過ぎる。結局のところ、知性がないとチャンスを掴めないし、転んだ時にも立ち上がれな
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顔のない天使(1993年製作の映画)

5.0

人生を変える出会いっていうものが世の中にはあって、それがいつどんな相手となのか、誰も選べないのだけれど、訪れた時は本当に幸せという物語。是非見て欲しい。(敢えて、詳細は記載しません。)

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

3.0

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トム・クルーズのジャック・リーチャー、今作で最後。寂しいなあ。もうちょい見たかった。

今回のジャックは娘(?)のサム(サマンサ)に振り回されっ放しでちょっとカッコ悪い。でも、アメリカでお父さんやるっ
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.4

トム・クルーズのファンとしてはアクションが控え目に感じるのでは?

冒頭5分で犯人判明&映画終了なのではないか?と思われる作品だけれど、違う。ジャック・リーチャーシリーズを読んだことがなかったから、ど
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特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

3.4

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原作では、入れ替わったギデも”ギデ”と記載されていたので、動機が最後まで分からず、ドキドキハラハラして読んでいた。しかし、その記憶が残った分、映画はすんなり鑑賞出来た。

移民問題と優勢遺伝(生存)を
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特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.7

宗教というものがいまいち根付いていない日本だとピンとこないかもしれない。原作では、ある宗教の信者に無理矢理血を飲ませ、信仰を断念させたり、子どもに「関わってはいけない禁忌条件」を満たさせて親子断絶させ>>続きを読む

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.6

前作に引き続き原作ファンとして鑑賞(笑)

原作では、キミーが周囲をひっちゃかめっちゃかに引っ掻き回す、プラス赤ん坊の存在が終盤まで明かされず、狂人として描かれている。映画では、権力に負け、男に捨てら
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.6

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キューバ危機を経験した人かどうか(その時代を生きていたかどうか)でハラハラ感が決まる作品。私は、広島・長崎の後にこういう議論があったこと自体残念だったし、当時の日本は国力が弱く国際社会に被爆の残酷さを>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.2

2度目の鑑賞。やはり、1度目が面白かった(当たり前)

「嘘をつくと吐いてしまう」という設定が高慢なセレブ一家を振り回していた様に思う。ラスト、ベランダから彼らを見下ろすシーンが未来を象徴している。
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

高評価の映画でこんなこと書きたくないし、ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド大好きなんだけれど、やっぱり3部作で終わらせるべきだったと思う。

あのラストはないよ!お面の使い方が気になるよ!何で土下
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.7

3部作が素晴らしかったので、追加された4作目。MI6の再編と新しい恋人と、ボンドにも時間は流れているんだなあ。

『ミッション:インポッシブル』と比べて『007』は伝統的な建物を爆発させるのが好きだよ
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.0

私の年納め映画(レビュー込み)の予定が今日まで延びてしまった。

二転三転するストーリーは流石の一言。それまで、バット・マンを優位に立たせていた物を全て奪うベイン陣営。どうやって逆転するのか、はらはら
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.4

私が生まれる前の映画なんだ…という事は『1』だと思ってみていたのは、『2』なのかもしれない。

ギズモが兎に角かわいくて、大好きなので少し時期は遅れちゃったけれど鑑賞。ちょっとした仕草で感情が伝わって
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.2

こういう英国映画を見ると英国に旅行に行きたくなるんだよな。スコットランドって、どういう所なんだろ?みたいな(笑)

今回の敵のテーマは「Mへの復讐」優秀なスパイだっただけあって、身代わりの早さとか攻撃
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

4.0

やっと組織の姿を捉えたボンド。(次回作どうなるのか?)ボンド・ガール、カミーユとの恋物語は薄目だったけれど、「復讐」という他者には理解しにくい感情がリンクしてお互いを信頼し出したり、労ったりしているの>>続きを読む

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.7

「ジン3、ウォッカ1、キナ・リレ1/2、レモンピールのスライス」1度味わうと忘れられない味”ヴェスパー”

この作品でジェームズ・ボンドは初めて女性を愛したのだと思う。別れた(亡き?)恋人を思い、ラブ
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特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.2

原作ファンとして鑑賞。
原作の複雑なプロットが映画ではシンプルになっているので、原作を知らない人でも楽しめそう。
アメリカ映画とは違い、セリフもアクションも極端に少ないデンマーク映画(苦笑)慣れるか、
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ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

3部作の中の最高傑作だと思う。ジョーカーが兎に角しつこい!そして、頭が切れる!!バット・マンはゴードンやアルフレッド、フォックスらとチーム戦で戦うけれど、ジョーカーは1人でそれをやってのけている訳だか>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.3

前シリーズと違うところは、バット・マンに仲間がいること。そして、「頼る」っていうことを知っていること。「頼る」っていうのは、意外に難しい。それをできる様にしたご両親とアルフレッドの愛情に感謝しなよ、ブ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.1

シリーズを追うごとに物語がシャープになり、イーサン・ハントいう人物像がくっきり描かれている印象。例えば、任務の為には自身の結婚を諦める(妻と別れる)冷静さはあるのに、プルトニウムの取引現場では仲間を助>>続きを読む

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

4.4

バット・マン好きだけれど、こんなクリスマス嫌だなあっていう一夜の物語。(クリスマスって、華やかでどこか儚げで楽しい気分にさせてくれるから好き。12月生まれなのもあって、他人が勝手に私を祝福してくれてい>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.4

イルサ好き!と言うことは置いておいて。

今回はIMF解体の危機。世界の危機を救っているのだから、そこは安定感の欲しいところだけれど、映画だからね(笑)

今回はイーサンを高評価しているベンジーが「出
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バットマン(1989年製作の映画)

4.2

子どもの頃以来の鑑賞。今なら、「人間が黒焦げになるのはおかしい」とか「化学の組み合わせとは」とか考えちゃうけれど、当時はひたすらに怖かった(笑)

『バット・マン』とタイトルを打ちながらも、ジャック・
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.3

前作で絶体絶命のピンチだったイーサンを助けたベンジーが現場進出&続投!『ミッション:インポッシブル』シリーズには、このポジション(軽め)がいなかったなあと気付かされました。
ルーサーはイーサンの友人で
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