アルパカメタルさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

卍(まんじ)(2023年製作の映画)

2.5

今改めて映画化する意義を全く感じられない仕上がりだと感じる。

煙とウララ(2022年製作の映画)

3.3

10分屋上でタバコふかしながら喋るだけなのにすごく良かったな!これから良い関係になるんだろうな!!って期待しか感じさせない。

緑のざわめき Saga Saga(2023年製作の映画)

3.2

この監督の作品観るの、短編含めると3本目なんだけどあまりにもどれも違いすぎて、底知れぬ何かを感じるよね...。

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

3.5

カメラの置く場所が想像の斜め上すぎてついていけんのよ。良かった、ストーリーを追うタイプの映画じゃなくて...って安堵。

福田村事件(2023年製作の映画)

3.7

日々の生活の描写が丹念で、その先で残虐な事件が起こる。集団心理の怖さ。100年経っても、日本人がやってることって同じではないか。むしろ昔より徒党を組みやすい世の中というか、だからこそ「昔の話を忘れない>>続きを読む

絶唱浪曲ストーリー(2023年製作の映画)

3.4

浪曲の世界の人々は強烈ばあちゃんばっかり!付かず離れずの絶妙なカメラの距離の取り方が心地よい。持ちつ持たれつ、この世界の人々の生き様や他人を思いやる心が粋で浪曲への興味も増す。

キエフ裁判(2022年製作の映画)

3.4

アーカイブ映像をある種の映画としてのエンターテイメントに仕立て上げてるようにすら感じるロズニツァよ。なぜだ、なぜこんなにすごいのだ...。

復讐の記憶(2022年製作の映画)

3.5

リメイク物だとは見終わってから知った!韓国のこういうエンタメ、画面に映るなにからなにまで手を抜かないからすき!ナム・ジュヒョク、日本にもファンは多いだろうし、兵役行っちゃったからやらない手はないんだろ>>続きを読む

(2021年製作の映画)

3.5

こういうの作る作家なのね、っていうふうに『オオカミの家』に併映するにはぴったりというか。ナチュラルにとち狂ってる感出てたもん。

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.8

ストップモーションで次から次へとそんな風に描写するんだ!?みたいな衝撃があって、絵を見ているだけで飽きない。飽きないんだが、コロニア・ディグニダの話がなぜこんなにヒット作になる...??とにかく「カル>>続きを読む

破壊の自然史(2022年製作の映画)

3.5

ロズニツァの映画とは、ってことを考えながら観た。本人が撮ってないアーカイブ映像を貼り合わせているのに"劇的"だ。音を足したり演出を加えたりはあるにせよ、何がこんなに映画にさせて、何がこんなに面白いのか>>続きを読む

略称・連続射殺魔(1975年製作の映画)

3.5

75年の映画だというのに絵が綺麗、というか色味が鮮やかすぎてびっくりした。永山則夫が観たであろう風景にフリージャズの劇伴。(若かりし)足立正生のナレーションはあるのだけど、風景を見ながら、そこにはいな>>続きを読む

テレビ、沈黙。放送不可能。Ⅱ(2023年製作の映画)

3.5

小西VS高市。
高市の答弁に観てる最中、普通に失笑してしまった。
このシリーズの1作目はどちらかというと小泉純一郎というキャッチーさでもってる作品(真新しい要素はない)かなと思ったんだけど、今回は本当
>>続きを読む

アル中女の肖像(1979年製作の映画)

3.5

飲酒とは飲むことではない。死ぬことだ。

ずっと奇妙奇天烈で、浴びたなー!!!映画を!!!って感じ。ウルリケ・オッティンガーすごいぞ!

ミャンマー・ダイアリーズ(2022年製作の映画)

3.8

冒頭のエアロビのお姉さんの動画、見たことあった。とんでもないことが起こってる…知ってはいたはずが、映像としての強度に言葉を失うばかり。

フェイシズ(1968年製作の映画)

3.0

カサヴェテスの映画いろんな意味でしんどすぎてて笑ってる。

イミテイションブルー(2022年製作の映画)

3.1

これってロケ地神戸よね??路地裏とかいい意味で神戸感なくてどこで撮ってんだろ??って思った。エモい手触りは良いんだけど、30分は短かったな...。そういう企画だから仕方ないんだろうけどね。

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.4

ロードショー時の商圏が違うんだよなあ…役者のクラス落としても絶対自主に近い規模でやった方がいい題材…。監督の人選含め完璧なのに本当に勿体無いと思う。

海辺の恋⼈(2023年製作の映画)

3.2

猿のマネとかがモロにいまおかさん。優しくてビターで、そこらへんにいる人間たちを大きくも小さくも見せず描く中に変なユーモア。安定安定。

17歳は止まらない(2023年製作の映画)

3.0

畜産の部分と青春の部分が絶妙にどっちつかずというかどっちかに振り切ったほうがよくない?って思った。

ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

3.0

サメ映画じゃん!めちゃくちゃ序盤からサメ匂わせて来るじゃん(花火、スーツ)!見たことないサメだった!!!!ありがとう!!!今年は和製サメ映画が熱い!!!!!!

カタオモイ(2023年製作の映画)

3.5

丸純子を可愛く撮るために脚本が存在してカメラが置かれて映画が公開されてるのかな???丸純子への深い愛。丸純子は「可愛い」なんだよ。

風のゆくえ(2022年製作の映画)

3.0

主人公の鬱屈した描写を見覚えがあると捉えられるか、鬱陶しいな!と一蹴してしまうかで評価は両極に分かれそう。自分は見覚えがあるタイプではあるので、うめき声をあげながら観たわ。

シャーク・ド・フランス(2022年製作の映画)

3.0

いや、マジメなんよ!エスプリ効いてるんよ!そうなんだよ!フランスなのよ!

Love Will Tear Us Apart(2023年製作の映画)

3.4

宇賀那監督の作品は世に出てるものはほぼ観ていると思う。だからこそこんなジャンルごった濁の闇鍋みたいな変な映画を、このクラスのキャストとやれるのってひとつの到達点では??とすら思った。作家として線で追わ>>続きを読む

劇場版 ほんとにあった!呪いのビデオ100(2023年製作の映画)

3.5

話題の。シリーズのファンではないんだけどフェイクドキュメンタリーものとしてただただよく出来ていて面白い。なんか悔しい。

ザ・ミソジニー(2022年製作の映画)

2.5

やばいくらい全然わからず、その上乗れないのはわたしがJホラーに素養がないだけ…??

炎上する君(2022年製作の映画)

4.2

大大大大傑作。
監督と同じく、10年以上前に原作小説に衝撃を受けた人間だけど、「あれこんなエピソードあったっけ?」ってなる新解釈版・炎上する君だと思う。それでいてちゃんと原作のストーリーはなぞってるん
>>続きを読む

北⾵だったり、太陽だったり(2022年製作の映画)

3.2

笑わせにきてるところがちゃんと面白いのは才能だと思う。

プレイヤーズ・トーク(2022年製作の映画)

3.6

さいっっっっこう。
こう映画もドラマも大小問わず第一線でやり続けてる人がこういうこと言う映画を撮っちゃうことにスタンディングオベーションだよ。

三悪人(1926年製作の映画)

3.6

西部劇か〜〜って見る前は思ったけど、マジで終わった後グッとくるヒューマンドラマで心奪われちゃったな。

キートンのラスト・ラウンド/拳闘屋キートン(1926年製作の映画)

3.5

とりあえず殴ったり足出したりするシーンで、鈍臭いおぼっちゃまの役なのにアクション超人っぷりが滲み出たキレッキレの動きしてたの笑った。さすがアクション超人キートン。

よっす、おまたせ、じゃあまたね。(2022年製作の映画)

3.5

昔の自分だったらとりあえず好みな映画だったと思う。今の自分にはホモソ映画が受け付け辛くなってるので、トーンとか雰囲気は好きだけどなーって感じだったんだけど。観終わった後ちばしん・ながちんが監督の実際の>>続きを読む

世界が引き裂かれる時/クロンダイク(2022年製作の映画)

3.0

効果的なロングショットによる閉塞感の演出。ずっと息が詰まる。