アルパカメタルさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

パラフィリア・サークル(2023年製作の映画)

2.0

推しのこんなところ観れたら楽しいよね〜、っていうための映画

放送不可能(2023年製作の映画)

3.3

政治系YouTube番組のような作りで、この手の話題に興味あるなら真新しいものはないんだけど(むしろ若年層向けの作品だったりする?)、小泉純一郎が自分の言葉で語っているというのに意味がある。

パロディスター(2022年製作の映画)

2.7

マッド・アマノ氏をまったく知らなかったが面白い人だな。監督の作品づくりへの姿勢がむやみやたらに鼻についた。

縁の下のイミグレ(2023年製作の映画)

2.8

演劇畑出身ということで絵作りにまったく興味なさそうなの清々しくて良い。わかりやすくキャッチーに、社会問題を伝える、というジャンル映画的作家だと思う。これはこれで必要とされるモノだから(映画として、の話>>続きを読む

レンタル×ファミリー(2023年製作の映画)

3.5

今語られるべきテーマ、そして途中でドキュメンタリータッチに手法を変えたり構造も面白いタイプの映画!

70歳のチア・リーダー(2022年製作の映画)

3.2

冒頭ドキュメンタリーとは思えないようなオシャレな始まり方するので劇映画だっけ?って思っちゃった。老いと直面しながらもやりたいことをやるのはやっぱりかっこいいし背中押されるね。

山女(2022年製作の映画)

3.0

絵の美しさと造り込みは頑張ってると思うけど、まったく物語の記憶がないのis 何?

無情の世界(2023年製作の映画)

2.7

一本目がめちゃくちゃ面白いだけに、二本目と三本目が合わなくてダメージ受けちゃった…

はだかのゆめ(2022年製作の映画)

3.1

良さを全く言語化できないが、心地いいタイプの映画だった

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.4

渇いたカメラの距離感が徐々に作り出していく殺人鬼の姿。淡白ながらただの「サイコパス大量殺人鬼を生み出すまで」になっていないのに好感。

上飯田の話(2021年製作の映画)

3.4

上飯田ってどこ?な感じの私ですが、その土地に生きる生身の人間を映し出す誠実さと、ちょっと変なように感じるところは全て「ああ、これは誰かを主人公にした物語ではなく、上飯田という街を主役にした映画なんだ」>>続きを読む

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS(2008年製作の映画)

2.0

謎のメロドラマ要素がオリジナルの良さをぶち壊していて頭抱える

凪の憂鬱(2022年製作の映画)

3.4

端役の隅々に至るまでの愛情を感じ、安心して身を任せ委ねられる映画

世界で戦うフィルムたち(2022年製作の映画)

2.5

結局「世界で戦う」私を知ってくれ!!!!!って映画だった。この映画公開時点で劇場未公開の自作の映像使いすぎでしょ。

愛しきソナ(2009年製作の映画)

3.8

前作で北朝鮮を入国禁止になったヤン ヨンヒ監督が北朝鮮にいる姪を通して語る、分断、家族、思想。ごく個人的な家族の物語が南北分断という社会的な問題に目を向けさせてくれる様がこのセルフドキュメンタリーの素>>続きを読む

Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン(2005年製作の映画)

3.8

政治的な思想の違う親とカメラを持って真正面から向き合う様。当たり前にできることじゃない。

アメリカから来た少女/アメリカン・ガール(2021年製作の映画)

3.1

思春期の少女の葛藤をこれでもかってくらい描いてくれるのでずっと痛い痛いしてた。

この小さな手(2022年製作の映画)

3.0

結果的に毒のない世界だった。テレビドラマっぽすぎるというか、監督が元々そっちの人なんだよね。手癖が強いわ。

乳房よ永遠なれ(1955年製作の映画)

3.5

この時代にこんな丁寧に女性を描いた作品があったのか。ずっと感動してた。すごい。

殺しの烙印(1967年製作の映画)

3.5

脈絡もなくバチバチに決まったカットが羅列される印象すらあり、この時代にこんなの作って日活クビになる鈴木清順ハードコアすぎ...って感想しか出てこん。

東京組曲2020(2023年製作の映画)

3.4

三島有紀子のドキュメンタリー???と最初は思ったけど、元々NHK出身で劇映画を撮るために独立したそう。緊急事態宣言下の役者の自撮り映像を取りまとめた映画。ここの面白さは自撮りしてるのが一般人ではなく役>>続きを読む

月は上りぬ(1955年製作の映画)

3.3

ラブコメじゃん!あと小津じゃん!(最後のプロポーズは時代だなあ…と思った)

ヘタな二人の恋の話(2022年製作の映画)

2.9

脚本は変で面白いのにいちいち絵作りが真面目すぎてアンバランス。絵作りより役者の演出に時間かけてほしい(本当に久々に観るクラスに役者が下手すぎて雑音になってる映画だった)。あんまり情報を頭に入れずに観た>>続きを読む

俺と○○○すれば売れる(2022年製作の映画)

2.0

これを映画にしてどこを目指したかったのかまったくわからんし、演出側にまともな人間はいなかったのか、とついつい言ってしまうような出来。そのわけわからん音楽の使い方をまずやめろ。

一晩中(1982年製作の映画)

3.6

わたしが映画を観てる間にも、この世にいる全ての人々にそれぞれの時間が流れているんだなあ、と映画を観ながらもスクリーン、そして映画館の外側の世界に思いを馳せてしまった。

アンナの出会い(1978年製作の映画)

3.9

行く先々でアンナはいろんな人と出会って会話するのだけど、なにひとつ「対話」に至っていない。孤独と虚無感だけが募る120分。カットがいちいち端正なだけにどんどん観てる側も虚無に。とても好きな映画だわ。

ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう/見上げた空に何が見える?(2021年製作の映画)

3.3

今まで観てきたジョージア映画って美しい、綺麗、みたいなイメージが先行しがちだったのだけどこれはちょっと、いい意味で変。監督が若いようで才気ほと走るというか表現に対する感性がみずみずしいよね。イントロダ>>続きを読む

ナオトひとりっきり Alone in Fukushima(2014年製作の映画)

3.2

動物たちの世話をするシーンがほとんどなのだけど、もっともっとナオトさんの生活のシーンが観たかったな。

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

3.6

すげーーーー!!!!特大のエンタメーーーーー!!!!(今夏、初の舞台化を控えているので初めて観ました。舞台は行くつもりです)

ムーンシャーク(2022年製作の映画)

3.5

近年普通に観れるサメ映画が生まれすぎなのよ。これも相当クオリティは高い(サメ映画界では)。サメが筋肉ムキムキで二足歩行なんだもん。サメだよ?サメ。もちろん喋るしね。両手をしっかり振って全力ダッシュする>>続きを読む

神田川のふたり(2021年製作の映画)

3.4

いまおかしんじ監督作でわりと名の知れてる若い俳優を使う物(notピンクという意味で)ってあまり観ないからどんなもんかと思ったら、いまおかさんの中でも結構変なほうの映画だった。通底する死者への眼差しはも>>続きを読む

よだかの片想い(2022年製作の映画)

3.3

劇場で観たかった作品だが、結局配信で。見終わってまず思ったのは、原作とどのくらい変わってるのか知りたい、ということ。ラストが良いね。

未来は裏切りの彼方に(2019年製作の映画)

2.8

絶対に歴史背景をある程度頭に入れてから観た方がいいタイプの映画。スロバキアって普段から馴染みがある国では到底ないので映画として単体で観るのも難しいよね…。