AONIさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

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望郷(1937年製作の映画)

3.5

1度逃げ込んだら、容易には出られない。 『第三の男』のウィーン同様、この映画も迷宮街カスバこそが主役。

太陽のならず者(1966年製作の映画)

3.0

女が絡むと、話がコジれてくる。これフレンチノワールの定石。
大切なママの為に、組織を裏切る敵側ギャングの姿が印象的。フランス人は母親思いなんですね。

地下室のメロディー(1963年製作の映画)

4.0

プールを挟んで黙りこむ二人。とりわけ、サングラスをかけたジャン・ギャバンの表情が最高です。

太陽が知っている(1968年製作の映画)

2.5

ジェーン・バーキンが子悪魔的な魅力でロミー・シュナイダーを食っている。モーリス・ロネはいつもながら可哀想。

もういちど愛して(1971年製作の映画)

3.0

ハチャメチャなA・ドロンは一見の価値あり。懺悔室のやり取りはなかなか。

ナビィの恋(1999年製作の映画)

4.0

三味線とオッパイの大きさにこだわるオジィ。我輩の理想の老後像を発見!いきなり「ひょっこりんひょうたん島」で始まり「アイシテルランド」ときたもんだ。ツカミはO.K.

オトボケとエロさを前面に出しながら
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黒の商標(トレードマーク)(1963年製作の映画)

2.5

関係者が次々と殺されていき、事件の裏側に潜む底知れない恐ろしさを漂わせる前半と、急速に事件を収束させる後半のショボい展開の落差!!
これに尽きる。

黒の駐車場(1963年製作の映画)

3.0

特許に焦点を当てるなんて、当時のサスペンス題材としては最新鋭だったのかな。大映「黒」シリーズ当初企画に立ち戻って、「産業スパイ戦争」を描いたことが功を奏して及第点。内容とタイトルの関係性は相当に薄いの>>続きを読む

出獄の盃(1966年製作の映画)

3.0

キザすぎる、「ナゾの殺し屋」ミッキーが怪しすぎるぞ!けど、そのキザぶりが主役の田宮二郎を食うほど目立っちゃっているから許す!

複雑な彼(1966年製作の映画)

3.0

世界中の女はサオ師田宮二郎様の虜。この無邪気な女喰いっぷり!いやはや彼しか出来ない役柄だわ。 この観光ロマンス映画のどこが原作=三島由紀夫なんだと思っていたら、最後には日本男児たる「義侠心」を突きつけ>>続きを読む

脂のしたたり(1966年製作の映画)

3.5

結末はあっけないが、「これぞミステリアス」という雰囲気をムンムン漂わせる富士真奈美、出てくるだけで「なんか怖い人」と判る成田三樹夫など、登場人物のキャラ立ちは半端ない。

悪魔からの勲章(1967年製作の映画)

3.0

主人公を慕うティーンモデルの女の子が可愛い。こういうハリウッド調のハードボイルド/スパイ風味のノリと展開は好みだ。

喜劇 泥棒学校(1968年製作の映画)

3.0

期待していなかったせいか、掘り出し物の面白さ。
ヒロインの梓英子がキュートです。

悪人(2010年製作の映画)

2.5

何一つ共感できない主人公2人の行動が。見ていて辛かった。

楽園(2019年製作の映画)

3.0

「楽園」てのは、見事に皮肉なタイトル。ムラ社会の嫌なところが見事に描かれている。

愚行録(2017年製作の映画)

3.5

この後味の悪さはスゴい!!2010年代の作品では本作がベスト(後味ワル)作品かも。
ちょっとヘヴィな映画を観たい人には本作をお薦めします。

告白(2010年製作の映画)

3.5

この監督は、スローモーションを効果的(さも意味深的)に使うんだよね。
スローモーション前後の繋がり(温度差)が、イイ感じです。

渇き。(2013年製作の映画)

2.5

映像は相変わらず凝っているけど、話が面白くねえな。
けど、小松菜奈と清水尋の若手2人を抜擢し、いい演技を引き出したことは称賛。

劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇(2013年製作の映画)

1.5

エヴァ病かな?

TVシリーズのテンションを、こんだけひっくり返す映画完結編も珍しい。