akinaさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

キングコブラ(2016年製作の映画)

3.0

ジェームズ・フランコ祭りしようと鑑賞。
ゲイ"ポルノ"を扱っているということもあるけど、あんまり品が良いもんではない。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.8

ジョンの"死"をもって
人"生"、はたまた"生きること"、を知る

最初にタイトルをみて、死と生、の順番が何故か気になっていたんだけど、鑑賞してみてそういうことかな、とまず思った

人気絶頂のアイドル
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毛皮のエロス ダイアン・アーバス 幻想のポートレート(2006年製作の映画)

3.1

双子(シャイニングのあの双子はこの方の作品にインスパイアされたとか…)や両性具有者、身体障害者などのアウトサイダーな人々の作品で著名な写真家ダイアン・アーバスへのオマージュ作品。

自分とは違う者、に
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

3.1

ちょっと長くていつになったら結末に辿り着くんだ?と思ってしまうくらい、それぞれのスーパーヒーローの生い立ちとかキャラクターとかがかなりちゃんと描かれていて、
ある種"ダークナイト"とか、"ジョーカー"
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.3

ひたすら殺し合っている。
キアヌ演じるジョン・ウィックの5年のブランク感のある動きは正確といえばそうなんだけど、なんだろう、もどかしいくらいとろい。
アクション映画としての派手さはすごいけど、マトリッ
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7月22日(2018年製作の映画)

3.5

7月22日にノルウェーで起こった無差別殺戮事件。
ウトヤ島では多くの青少年たちが犠牲になった。

犯人が、とにかく自分の政治思想をもって世の中を、世界を変える為だと信じて戦争を仕掛けたと言い続け、自分
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.8

思いがけず良い作品に出会えてしまった。

元一流シェフが、レストランのオーナーに従ったところ評論家にこき下ろされてしまうところから物語は始まる。

全てを失い、愛する息子を想い、元妻に渋々従った先で出
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カツベン!(2019年製作の映画)

3.6

成田凌が少し好きなのと、飛行機内の映画をだいたい観てしまってたので鑑賞。

活動弁士という、フィルムにセリフや説明をその場で載せる仕事に憧れていた少年が、思いもしないきっかけに弁士になるのだけど…
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.5

水には記憶がある
をやたらと押すのね。
なんだか前作よりも、ミュージカル感が強くなっているように感じる歌のオンパレード。
In to the unknown てそんな序盤に来るの⁈というくらい。

1
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.8

車のことはよくわからないけど…
レーサーってただ走るだけではないんですね。
マシンをどう改良し走りに生かしていくのかまでやってるなんて知らなかった。

クリスチャン・ベイル、マット・デイモンの両者とも
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ロストガールズ(2020年製作の映画)

3.2

売春をして稼ぎを得ていた娘の失踪に、真剣に取り合わない警察や、娼婦と呼ぶマスコミに怒り、自ら犯人探しをする母と残された娘たちの物語。

闘う母親がだいぶパンチの効いたキャラクターで、ちょっと"スリー・
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トゥルー・ストーリー(2015年製作の映画)

3.4

妻と3人の子供の家族を殺した男・ロンゴと、NYタイムズを虚偽の記事でクビになったマイクの物語。

ロンゴは真実を語りたい。
マイクはロンゴの記事で一発逆転したい。

互いの狙いが一致したことで、
"特
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.2

グザヴィエ・ドランの新作公開に合わせて特集公開されてたので、あのアスペクト比は劇場で観たい!と思い足を運んでみました。

母って、強くなれるのね。

"自分で選択した
そう考えれば
明るい未来が開かれ
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イングリッド ネットストーカーの女(2017年製作の映画)

3.2

インスタグラマーになるのにお金と労力かけて、でも身の丈にあってない使い方してお金なくなって…
みたいなことあるらしいけど、これはその延長というか、もっと怖いネットストーカーの話で、もはや承認欲求とかの
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.0

エンディングの"レ・ミゼラブル"の一節で締め括り、観終わって、唸った…

舞台となるのは、ヴィクトル・ユゴーの傑作「レ・ミゼラブル」で知られているモンフェルメイユ。現在は、パリ郊外の犯罪多発地区の一部
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ダフト・パンク ドキュメンタリー UNCHAINED(2015年製作の映画)

3.7

Daft Punkって、凄いって改めて思うドキュメンタリー。

ある人物が、"ポップスターは自己演出をし続け、本来の姿は隠し続ける"というようなことを話していて、彼らはかなり綿密に考え抜かれた中で究極
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イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

3.5

色彩深めて映像がキレイ。
出演者は欧米人だけど、キレイな色彩の中でも抜群に赤(ようは"血")がすごい、異様にキレイに見せてくるあたりが、韓国のパク・チャヌク監督の作品だからか。
内容的には…だいたい狂
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.5

成功してる人って狂ってるって言うことあるけど、まさにこの人はそれですね。

お金はあった方がいいに越したことないけど、ありすぎても良くなさそうだし、何事もほどほどに、ってこと。

トランス(2013年製作の映画)

3.3

タイトルそのまま"トランス(催眠状態)"が核になったサスペンス。

絵画を手に入れたい男、守る男、そして催眠療法で無くなった絵画を見つける手助けをする女。
1番手に入れたいのは…わりとどんでん返しな展
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.7

"マリッジ・ストーリー"を観た後にこちらの作品を見たので、なるほどあっちが現代版というのは確かに。

所詮他人同士の夫婦。
やはり子供に気遣うのと同様に相手への気遣いも、夫婦といえど必要なのだ。
だっ
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.0

ロバート・パティンソンが弟思いだけど、だいぶイカれてて、めちゃくちゃで、イマイチ共感出来ず。
知的障害を持つ弟の最後のシーンが、尚更兄ちゃんのイカれ具合と、そのバイオレンスさの対極を強調してて、なんと
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

先日、"スウィング・キッズ"観たばかりなので戦争映画をポップに見せる所や、(固定観念や思想からの)自由や解放の象徴が"踊る"ということなどの共通点もありつつ、こちらも、賞レースものに名を連ねていただけ>>続きを読む

ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

生まれてから毎年事故に遭っている少年・ルイの9回目の事故。
ルイの周りではモンスターが現れたり、担当医が夢遊病になったり、不思議なことが起こり、いよいよ謎を紐解いていくと…

自分の美貌をわかっている
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