akinaさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

ぼくらと、ぼくらの闇(2017年製作の映画)

3.6

原題"Super Dark Time"なだけあって、少年の闇が深すぎて、わりとシンドい展開になるわけですが、主人公・ザックがよわっちそうなキャラなのに感が良くて正義感ある子で、だんだん頼もしくなってい>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

なんだろう、すごく良かったんだけど、切なさがジワジワくる…
アメフトの選手でタコス屋を手伝うポールのラブレターの代筆をすることになったエリー。その相手のアスターに実はほのかに想いを寄せていたエリー。
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アポストル 復讐の掟(2018年製作の映画)

3.2

なぜこの作品を観ようとリストにいれていたのか忘れてしまったけど、偉く恐ろしい映画だった。

カルト集団に誘拐され行方不明の妹を探しにとある島にやってきた主人公。
頭のおかしい奴が島を牛耳ってるし、残虐
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バスターの壊れた心(2016年製作の映画)

3.3

クイーンじゃないラミ・マレックを観たくて気になっていた作品。
タイトル通り心が壊れてしまった男の話。

夜勤続きと鬱陶しい姑、なかなかうまく回らない家計などストレスは溜まり、いよいよ宗教的な話に心が持
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レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

3.2

"悪魔のいけにえ"の前日譚、だそうだけど、悪魔のいけにえをろくに見てないものだから、
5歳の誕生日にチェーンソーをプレゼントし、家族で猟奇殺人するような家庭で育ったのだから、こうなるよね…という感じだ
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アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.5

ウイルス感染パニック映画。
気にも留めないような接触からどんどん24時間以内の発症、致死率100%という脅威をふるうウイルスが広がっていく恐怖。

猿を密輸したのが、"グレイズアナトミー"などでお馴染
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エクスプロラーズ(1985年製作の映画)

3.5

少年の宇宙への憧れや好奇心、ロマンが詰まったB級(セットとCGが。ディスりではなく、この表現の方がイメージつきやすいと思う)SF。
グーニーズのスペース版な感じ。
若かりし、というか、幼き日のイーサン
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シックス・バルーン(2018年製作の映画)

3.8

ジェームズ・フランコではなく弟のデイブ・フランコが出演。
ヘロイン中毒の弟と向き合う心中を、桟橋から操縦のできないボートに乗り溺れる様と重ね合わせながら物語は進んでいく

姉のケイティは、心情として溺
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その住人たちは(2020年製作の映画)

3.0

あー胸糞悪い
虚栄心の塊で自己中のおっさん
一人勝ちの意味がわからん

この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

3.6

主人公ルースは盗みに入られるわ、警察は動いてくれないわ、盗品取り返しに行ったら人殴ってしまうわで、もうにっちもさっちもで、そりゃあヤケクソになるよねっていう状況の中、どんどんめちゃくちゃなことに巻き込>>続きを読む

アイ・アム・マイケル(原題)(2015年製作の映画)

3.0

ジェームズ・フランコ祭りを地味にまだやっている。
彼は一体何をポイントに手掛けたり出演する作品を選ぶのだろうか。

実話を基にしたという、元ゲイの活動家・マイケルのお話。LGBTの話のようで、実際のと
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ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

4.0

不眠症の男が訪れた"ジュデット・ホテル"

怪しげな従業員達と、怪しげな宿泊客達。
なんらかの理由で、解放を求めてやってきた彼らが、スッキリとしたその理由とは…

ショートフィルムならではなテンポ感の
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.6

昨日観たグリーンインフェルノよりもある意味怖い。

虐待によってレッドドラゴンに取り憑かれたモンスターな犯人、それを追うエドワード・ノートン演ずるウィルと、かつて捕まえた天才的な狂人、ハンニバル・レク
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リム・オブ・ザ・ワールド(2019年製作の映画)

3.5

エイリアンと戦い世界を救う為に少年少女が奮闘する、よくある話ではあるけれど、

それぞれのキャラクターとか、アディダス着たり自転車に乗るとか、スタンドバイミーのオマージュかなっていう語らいのシーンとか
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.5

ついに禁断のヤツを観てしまった…

やはりだいぶ惨殺シーンは多いし、グロ耐性ないとシンドいレベル。
未開の地なのに、自然の緑と民族の赤、黄が鮮明で色彩的にはすごくエッジを効かせてるのが面白いのと、
"
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.7

ロビイストって何者なのかレベルの私ですが、いわゆる金でモノを言わす訳ではないし、綿密な戦略で政治活動するっていう、ある意味政治家よりも脅威なんじゃないか、って思うくらい、
主人公の敏腕ロビイスト・スロ
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フラットライナーズ(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

死後の脳の記録を取ろうと危険な臨死実験を行った医学生たちに起こる奇妙な出来事。
後悔していることが、復讐しにくる恐怖。
謝ればすむこともあれば、取り返しがつかないこともあるけど、
嘘をつかないで正直に
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ザ・サイレンス 闇のハンター(2019年製作の映画)

3.5

クワイエット・プレイス、BIRDBOX系の音をたてたらダメホラー。
主人公の女の子が耳が聴こえなくなってしまった事で、手話でのコミュニケーションが家族が生き残る術のひとつだったわけですが、
クリーチャ
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スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

2.5

ジェームズ・フランコ祭り、のつもりだったんだけど、全然意味が分からなかったうえに、私は、どうしてジェームズ・フランコが良いと思ったのか疑問に思うくらい、ヘンテコな役だった…
ある意味名優なんだろうけど
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クルーレス(1995年製作の映画)

3.3

3/4くらいは、実際の可愛さ以上に、自分の可愛さと恵まれてることを武器にしてるのが鼻について、どちらかというとイライラしてしまってたのだけど、
ポール・ラッド扮するジョシュだけがまともな人だと思ってた
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.4

便利さや完全性と
コミュニケーションによる人生の豊かさ
つい前者に傾倒してしまう節のある人類だけど、
何事もバランスが必要。
友人アニーのように働きすぎてもいけないし。
あと、強要も良くないね、自分に
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.6

妹が出来たことで、どことなく寂しさを感じるお兄ちゃんのくんちゃん。
上の子ってこうなるよね、たしかに。
"愛されてない"ってしきりに言うのが、なんだか印象的。

いきなりお伽話になって、飼い犬のゆっこ
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.6

ボーイスカウトの少年たちがゾンビと戦う🧟‍♂️んだけど、ホームセンターで武器を調達して、ボーイスカウトの知識を遺憾なく発揮して(笑)しっかり生き残る。
気楽に楽しめるゾンビ映画でした〜

イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019年製作の映画)

3.3

背の高い草むらに入ったら最後…
これが一体何だったのかはイマイチよくわからないままなんだけど、
何が怖いかって、"何かによって変わってしまう人間"ていうところなのが、スティーブン・キングならではという
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.8

信仰心の強いインドの少年とベンガルトラが漂流する話が、フィクションなのかノンフィクションなのかはさておき、
海や島などとにかく映像が美しい。
特に漂流が中盤になってくると、どこかから想像なのかと錯覚さ
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.7

デイン・デハーン好きながら、なんだか邦題が微妙な気がしてなかなか観てなかった作品だったけど、ストーリーもわりとシンプルだし、映像の綺麗なSF作品だった。

基本的には宇宙人と人間も共存してるし、過去の
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ディザスター・アーティスト(2017年製作の映画)

3.2

史上最高の駄作にしてカルト的人気を誇るという映画"ザ・ルーム"を製作した謎多き男、トミー・ウィソーの実話をジェームズ・フランコが監督・主演を務めた作品。

これ、実話って相当ヤバい。
役者を目指し、財
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.7

ジェームズ・フランコ祭りも兼ねて、コーエン兄弟のオムニバス西部劇。

コーエン兄弟らしい、ちょっとクスッとさせながら、ひりっとくるメッセージをしたためていて、
人の"死"ってたしかに、このくらい呆気な
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.8

主人公ロニーはしょうもない男だけど、生きることに必死で、同じく生きることに必死な人には優しさも持っていたし、そうする為の頭も持ち合わせていた

実話であることを踏まえると、
何をもって正義とするかは、
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.8

大切な人を亡くした悲しみの淵にいたヴァイオレットを、世界は素晴らしいと気付かせようとするフィンチ。
でも、そのフィンチも変人と呼ばれ、空虚な気持ちを抱えていた…

エンディングのヴァイオレットのスピー
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.5

東京オリンピック開催の予知やら、様々なところでのクリエイターへの影響をみるにつけ、これは見ておかねばならない案件かと思い鑑賞。

ストーリーは正直あんまりようわからないんだけど、劇中曲のリズム感とレー
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.5

ダニー・ボイル監督作品を観ようと思い、今更ながら鑑賞。

実際のスラムの子供達を起用しているということで賛否両論あったそうだけど、本物だからこそ訴えかけるものは確実にそこにあったと思う。

スラム出身
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

ジム・ジャームッシュのおふざけがすぎる作品ですが、私は好きです。

メッセージみたいなものは、世捨て人ボブのセリフにあるように思いますが、今のご時世だからこそ、ちょっと心に留めておこうかなと思うくらい
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.5

映画好きなイギリス人から、"パラサイト"みたいな偽物家族の話があるぞ、と教えられたので鑑賞したけど、悪い奴の悪さの度合いはもちろんのこと、色々突っ込みどころありすぎて、久しぶりに胸くそ悪い映画だった。>>続きを読む