akinaさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

さらば!2020年(2020年製作の映画)

3.8

やっと観た

こうやってみると2020年は歴史的に観ても
破壊的な年だったんだなと
価値観や体制、自然や生命そして
当たり前だった暮らし

欧米ならではのブラックジョークで
真面目なのか不真面目なのか
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.7

かつてのハリウッドの話って、
お金と権力とか、薬やお酒
昼ドラみたいに色んな闇があったのは、いくつかの作品からなんとなくは知っていたけれど
時代背景やマンクの人物像など、名作が生まれた背景を知るとなお
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリー版"ノートリアスRBG"を観たので、次はこちらを。

よりドラマチックに描かれているのだとは思いますが、ドキュメンタリー版よりも、最初の裁判の詳細や、娘のジェーンとの関係も描かれていて
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

4.3

公営住宅から、わずか3年ほどでネブワースに25万人を集めるほどの、英国一のバンド

違う才能と性格を持つが故の兄弟喧嘩
口を開けば大口を叩き、クスリにも手を出す
普通に考えたら眉を顰めてしまうようなこ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.7

スタジオA24、アリ・アスター監督の怖いと噂の作品をついに

あらゆる点で色々とヤバい
トニ・コレットのイカレていく表情や行動も、娘・チャーリーのなんとも言えない表情と、上顎を舌で鳴らすあの音、ことの
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RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

4.0

歴史上、価値観に変化は起こるし、闘い権利を勝ち取り、また時代が変化していく

長きにわたってアメリカの法律、性差別と闘ってきたルース・ベイダー・ギンズバーグ最高裁判事のドキュメンタリー

とてもパワフ
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.5

評価はあまり高くないようですが、私は好きでした

ジョージ・クルーニー演ずる博士は末期癌を患いながらディストピアと化した天文台に1人残る
言葉を発しない謎の少女と過ごし、徐々に博士が1人残った理由が明
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

3.0

映画館で鑑賞して、本編終わった後に
前の列のおじさんが
"ラブアンドピース" って言ったのと
エンドロールが終わって
"ロッケンロール"
って言ったのがハイライトになってしまったくらいには、イマイチだ
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鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

3.5

家族ってややこしいけど
愛おしいもの
なんだなって思った

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.5

ラース・フォントリアーの作品て
決して気持ちの良いものではないけど
その芸術性の高さに
確認しておきたくなるのですが
これは…サイコパスなシリアルキラー・ジャックの行いがキッツい

建築家に憧れ、芸術
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.7

生きるため、お金を稼ぐために
女達だって闘う。
女に騙されたことを恥として通報しないウォール街の男達のプライドの高さが皮肉。
アメリカの実話っぽい、華やかさと苦難とのジェットコースター感。
ジェニロペ
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.5

ギャンブル中毒の主人公をはじめ、ずっとファッキュー言ってて、会話があまり頭に入らなかったのだけど
一世一代のギャンブルのシーンは謎の高揚感とエンディングへの疾走感が凄かった
OPNの音楽と、冒頭と最後
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127時間(2010年製作の映画)

3.7

身勝手な男が岸壁で岩に腕を挟まれて127時間。ダニー・ボイル監督っぽい魅せ方の映像と音。ちょっと気狂いっぽい役の似合うジェームズ・フランコ様。
生きるか死ぬかの、その瞬間、後悔ばかり見る人生にはしたく
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.4

以前観ていたらしいが、記憶になかった、、、

NYって夢を持つ若者が集まる街、というイメージだけど、不穏なサウンドと、Over The Rainbowがこんなにも希望なく聴こえるもんかね、っていうエン
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ANIMA(2019年製作の映画)

3.8

年越し映画、新年1本目

Thom Yorke と Paul Thomas Anderson監督による、ワンリーラー(フィルム1本分の長さの映画)。長編MVとも言っても過言ではないアート性。
同じよう
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.9

ずっとハイテンション

大事なものってなんでしょうね
宗教とか体裁とか(よくわからない)決まりとか、名声とか評価とか?

自分の心に素直になること
周りもそれを否定することなく受容すること

プロム開
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ザ・コール(2020年製作の映画)

-

シグナルのホラー版てとこでしょうか

とある家に住んでいた時代の異なる2人の女性がとある電話で繋がる
過去を変えれば、未来はもちろん変わる
特に人の生死に関わる部分なんて変えてしまったら、厄介だ
例え
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落下の王国(2006年製作の映画)

3.8

スタントなしの演技で橋から"落下"し、足を怪我した上に俳優仲間に恋人を取られ失意の中、同じ病院に入院する手を骨折した少女・アレクサンドリアにお話を聞かせるようになった俳優・ロイ

実は生きる気力すら失
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

勉強一筋、納得した進路
あれ、周りのみんなは勉強以外も楽しんでるし、私が欲しいものを手に入れている(様に見える)...
なんだか身に覚えがあるぞ、と途中から思ったりもしたけれど

主人公の女の子2人の
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ブルックリンの片隅で(2017年製作の映画)

3.4

なかなか見進められず、
見終えるのに時間がかかってしまった

10代特有の息苦しさを持った少年は
現実から逃げるように
悪友と連んでみたり
彼女と過ごしてみたり
夜な夜なチャットでやり取りした男性と落
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.8

沈んだ夫婦、何がそうさせるのかが徐々に分かる…
たった13分のアニメーションでも、銃社会の怖さや、大切な人を失う恐ろしさは十分伝わる

何が起こっても、愛している

想うだけじゃなくて、伝えておかなき
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.7

小さな町で起こった連続殺人事件、その犯人は隣人で警官のマッキーだと睨む少年たち。

STAND BY MEのような少年たちのひと夏の冒険譚のフォーマットだけどちゃんと事件に巻き込まれていてしっかりサス
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.6

予告トレーラーがめちゃくちゃ面白そうだったから期待していたけど、期待していたそれとはちょっと違った

人はいつか死ぬから、うだつが上がらない毎日を少し変えたいから、何かデカいことを成し遂げたいと、願う
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

4.0

中世アイルランドの町キルケニー。
ケルト地域のオオカミに纏わる伝説の話で、オススメしてもらって鑑賞。

アニメーションはあまりみないのだけど、めちゃくちゃ絵が綺麗で、お話もとても良かった。
自然と人間
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ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

3.3

出たー、最高に意味わからない
さすがデヴィッド・リンチ

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

ずっと見たかったスタジオA24の作品

音楽家の夫Cを事故で亡くした妻M
落胆するMを、ハロウィンの子供のような幽霊の姿で現れ静かに見守るC…
セリフもかなり少なく、長回しのシーンが多用され、心情がと
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ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

3.5

どちらが理想的な結婚式を挙げるのか
アン・ハサウェイとケイト・ハドソンがバトル。

クリス・プラットが出てたな。

コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団(2016年製作の映画)

3.0

小難しい感想を書く気分じゃなかったから、何も考えなくて良さそうなのと思い…

一体何だったのかな、っていうくらいしょうもない内容で…
よくよく考えたらデップ親子が出てるんだった、と後から思い出したけど
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.1

ベトナム戦争の反対運動に端を発し、抗議デモを企て扇動したとして逮捕、起訴された7人の裁判を描いた実話に基づく映画。

政治家の思想と権力ひとつでこんなにも不条理な裁判が繰り広げられたことをエンターテイ
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レベッカ(2020年製作の映画)

3.7

大富豪のマキシムと、リリー・ジェームス演じる主人公の素敵な展開から一転
大豪邸と、亡くなった前妻の"亡霊"に囚われた人たちによって追い詰められていく主人公

思ってなかった展開で、強欲さや傲慢さ、そし
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.8

マーゴット・ロビー好きだな〜
破天荒具合(というかイカれてる)と絶妙なアクションと、ハーレクイン以外着れない衣装と…いろんな魅力があちこちに

今作はガールズパワー炸裂で、男社会で生きる女子たちの強さ
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.8

リリー・コリンズも、サム・クラフリンも、2人でいる時が1番いい表情してるのに、ずーっとすれ違って、観ているとあーもぅってなる

想いはちゃんと伝えないと
タイミングがずれたらずっとそのままになっちゃう