ヤバい。何がヤバいって、これ全然「映画」とは思えないこと。
今そこにある現実としか思えない。
「ミスト」なんか裸足で逃げ出す勢いだし、ラースフォントリアーなんてこれに比べれば子供っぽく感じてしまう。>>続きを読む
2022年ベストムービーのひとつ「codaあいのうた」に先駆ける2016年、日本人監督松井至によって製作されたcodaに着目したドキュメンタリー。
ろう者の家族と健常者の社会の狭間に生きる子どもたちの>>続きを読む
アナ・ケンドリック祭不定期開催中。
アナケンがサンタの娘を演じるファンタジーコメディ。季節はずれに過ぎるチョイス。
マーク・ローレンス監督らしい、かる〜く観れる作品。取るに足らないロマコメが多いヒトで>>続きを読む
アナケン祭不定期開催中。
所謂「トロッコ問題」を宇宙空間でやってみせるSFヒューマンドラマ。
アナ・ケンドリックに、トニ・コレット、そしてダニエル・デイ・キムの御三方がエリートたる宇宙飛行士に扮してい>>続きを読む
アナ・ケンドリック祭。不定期に開催中
玉石混淆(や、石が多いか?w)のアナケンコメディ群の中でも、今をときめく(?)マイルズ"ルースター"テラー共演作を今回はチョイス。
アリソン・ブリーちゃんとクリス>>続きを読む
突然思い立ってアナ・ケンドリック祭開催。
結婚式のテーブル分けで訳あり(または数合わせ)で相席となった"19番テーブル"の面々の巻き起こす騒動。
キャスティングは結構面白いトコ突いてるのヨ
「フレンズ>>続きを読む
ヨコハマフットボール映画祭2022。おっかけ公開千秋楽にて。
結論、サッカー映画の枠だけに収まらない広義の青春映画としても傑作だった。
17歳の誕生日を前にイタリアセリエAの名門インテルミラノにスカウ>>続きを読む
熱狂的信者も多い超ビッグタイトルなんで安易なことは言えないのだけれど、なかなかに戸惑う作品だった。
世代的にそれなりにガンダムシリーズには触れてきて、ガンプラもSDガンダムも劇場版も一通り通ってきて>>続きを読む
過酷な現実を敢えて匿名性と記号性に変換するアニメーションに映し代える事によって、その鋭利さを失うことはなくかえって普遍性を帯びて伝播してくる。
凡百のニュースの活字やSNSの小さな映像以上に、たったひ>>続きを読む
映画史上最もクールで完璧な一本。
本作に関しては、もうこれ以上アレコレ言いたくはない。というか、言葉に出来ない。
グレーと淡いブルーで統一された淡麗な画面。
モダンジャズとバッハが邂逅した様な鋭利なサ>>続きを読む
世評ほど悪くはないと思う。
もちろん、ロクにTVすら普及されておらず閉会から半年も掛からずに公開した市川崑「東京オリンピック」(1965)と、この令和の時代において、メディアの多様性や情報のスピード>>続きを読む
借金の罪で投獄された男が、拾った金貨を届け一躍善意の人と称賛を受けるのだが、小さな嘘や些細な思惑から一転して批判の渦に巻き込まれていく。
あらすじ自体は、単純で退屈に聞こえるほどだが、これが……とてつ>>続きを読む
グッドルッキンな人気俳優という枠だけにハマらない過剰なシネフィルぶりでもお馴染みの斎藤工(WOWOWのシネマ工房をこの10年毎週楽しみに生きている自分はついついタクミくんなどと馴れ馴れしくも呼んでしま>>続きを読む
ヨコハマフットボール映画祭2022にて。
サッカー小僧がそのまま選手になった様なやせっぽちの青年と、小さな新興クラブとの出会い。それは運命か奇跡か。
目まぐるしく戦術が変わり、否が応でもグローバルビジ>>続きを読む
UKロックファンにはお馴染みの滞在型録音スタジオ、ロックフィールドの歴史を追ったドキュメンタリー。
フレディがボヘミアンラプソディを作曲し、ストーンローゼズが「セカンドカミング」をダラダラ作り続け、ノ>>続きを読む
ディレクターズカット4Kリマスター版にて。
言わずと知れた世界的ディスコブームの火付け役にてジョン・トラヴォルタの大ブレイク作。
改めて観ると随分と陰鬱な物語だなぁ、と。
あのエンディングもちょっと付>>続きを読む
湯浅政明作品らしいアニメーション演出の大胆さはありつつも、明らかに作品の中に盛り込んだ要素が整理しきれておらずプロット破綻で映画が、特に後半失速していく。なかなかに最後まで観るのが大変だった。
アニメ>>続きを読む
日本アニメ界の鬼才湯浅政明監督率いるサイエンスSARUの劇場新作。
忘れられし者虐げられし者の"物語"を綴るという題材、松本大洋招聘の必然性を感じるはみ出し者の邂逅と友情の物語、大友良英のロックと古典>>続きを読む
有名ベストセラーの原作は未読。なので、どこまで忠実にアニメーションに出来ているのか、はたまた何処からが湯浅監督の脚色なのか判りませんが、わずか90分間の中に詰め込まれた世界観とイマジネーションの広がり>>続きを読む
「犬王」に向けて予習復習
観るドラッグ(アッパー系)
ひさしぶりに再見したけれど、相変わらずどうかしてるとしか思えない映画
。(めちゃくちゃ褒意です)
どんな映画?と聴かれても説明が難しい。
走馬燈の>>続きを読む
素晴らしきドキュメンタリー「クリーチャーデザイナーズ」を観て、無性に観たくなって帰宅後DVD棚から引っ張り出した。
「千夜一夜物語」を下敷きに船乗りシンドバッド船長の冒険を描いたファンタジーアクション>>続きを読む
終始、興奮しっぱなし。圧倒的なされっぱなし。至福の100分。
ハリーハウゼン、リック・ベイカー、フィル・ティペット、ロブ・ボッティン……おおぉぉ、映画の神々よ……
メリエスの「月世界旅行」を皮切りに映>>続きを読む
最高だよね、コレ。
タイカ・ワイティティの国際的ブレイク作。
現代のニュージーランド、ウェリントン。そこで闇に隠れてひっそりと生きる吸血鬼たちの生活を追ったモキュメンタリー。
思えば、いろいろ不便なヴ>>続きを読む
公開初日IMAXレーザー鑑賞。
covidで伸びに伸びた公開日。しかし待たされた観客の期待に違わない、いや期待通りのものにしっかり応えてくる優等生な36年ぶりの続編。
トム・クルーズを魅力的に描くこ>>続きを読む
マーヴェリックのために復習。結構内容忘れてるなぁ〜と思ったのだけれど、当然で、そんなに中身のある作品でもない。
ノーテンキだな!オイ!って突っ込みながら観た。一応、褒めてます。
本作との出会いは、本>>続きを読む
タイカ・ワイティティの旧作で前からみたかったヤツ。ようやく。面白いー
お話自体は「偏屈な老人と問題児が交流を通して絆を深める」というお馴染みのヤツ。
"お約束"なだけに、いかにオリジナリティを出すかが>>続きを読む
ジェシー・アイゼンバーグ/イモージェン・プーツ共演の風刺コメディとなると、「ビバリウム」を思い出すし、実際テイストが似ている。少し先か同時期の撮影の様で。
U-NEXTのプロモコメントによればToxi>>続きを読む
2022年も沢山の素晴らしい映画作品に出会えて本当に有難く思っています。
その中でも家族や友人知人に、一本薦めるならどの作品?と聴かれたら、迷わず本作を選びたい。
たくさんの人に観て欲しい一本。
「>>続きを読む
ガガ/クーパーの「スター誕生」の時にも再見していたけれど、テアトルクラシックスでこの頃のミュージカルをまとめて観ていたので、また復習したくなり。
スチール写真などで補完した再編集版を。
ジュディのミュ>>続きを読む
テアトルクラシックスACT.1全6本。これにて完走!「観た気になっていた」文字通りのクラシック作品を映画館で観られる嬉しさ。好企画。次はポール・ニューマン特集!?期待してます。
ジュリー・アンドリュ>>続きを読む
何だか観るのに集中力の必要な映画や古い映画が続いたので、かる〜い映画を観たくて、なんとなくコレにしたのだが、違う意味で力が入っちゃう作品だったw
一見、レニー・ハーリンらしい90年代の空気感が懐かしい>>続きを読む
「トラストミー」の変奏の様なドラマ。
高校生のマリア(エイドリアン・シェリー)からは少しアダルトなふたりのヒロインには変わったが、聖と俗の狭間で揺れ動く心を例の独特な抑えたタッチで繊細に描くハートリー>>続きを読む
実際のとこ「英雄本色」シリーズではなく、時系列もキャラも連続性は無いのだが、チョウ・ユンファ/ジョン・ウーコンビのため「男たちの挽歌」冠を日本ではつけられた異色作………ながら、何を隠そう私的「男たちの>>続きを読む
男たちの挽歌4K絶賛上映中ッッ!!
……のため、せっかくなんで復習。
ベトナム戦争渦中のサイゴンに降り立ったマーク(チョウ・ユンファ)の前日譚といった体裁。
しかし、監督はジョン・ウー先生ではなくツイ>>続きを読む
ラキース・スタンフィールド主演、ラッパーのブーツライリー監督作。観たかった作品なのに日本では劇場公開されずひっそりネトフリ、アマプラとたらい回し。よーやくU-NEXTでcatch up
ぃやぁーめちゃ>>続きを読む
公開初日初回IMAXで鑑賞。
良い、と思ったポイントはいくつかあるけれど、自分でも驚くほど怒りを感じたり呆れてしまう点も多く、やがて悲しい気持ちにもなってしまって混乱が収まるの待っていたらmarksが>>続きを読む