主役の男の心情が揺れまくるので少しモヤッとする。マルセイユの風景がとても美しかった。
我々とは比べものにならないプレッシャーや葛藤を抱えて日々奮闘してるんやろうなぁ。
成功者だけが得をし続けるクソ社会ではなく、普通に実直に生きている人が当然のように安心して生きていける社会であってほしいと切に思う。
生きていることが一番の苦行なんかなぁ、真意は掴みきれないけど不穏な空気が意外と心地よくて、もっと観ていたかった。
若いって儚いなぁ、しかも函館の夏。。
主役の3人はめちゃくちゃ良いし、特に石橋静河がはちゃめちゃに良い!
1発目ほどのインパクトはないけど、ポピーランドでの戦闘シーンメチャかっこいい。彼女役はなんであの人なんやろう。
スタイリングとか、武器とかいちいちイケてるし、笑えるし、見せ場だらけで最高。特に終盤のシーンに度肝抜かれた。
ダラダラガールズトークからのバカバカしさ満載のカーアクションが痛快で、これぞタランティーノ的な一作。
滑稽なショーではあるけどビリージーンにとってはアイデンティティをかける闘いであっただろうし、実際の試合は結構一方的だったというのも面白い。
ピンチの時こそ自然に逆らわず、観察と分析でじっくり乗り越えられれば必ずチャンスに変わる。その姿勢が本当によかった。
ある意味日本に一番活気があった時代に熱く生きた人達の姿が眩しくて儚い!
役者陣がみんな良かった。
ジョン・F・ドノヴァンのエピソードは実在した人のようにリアリティがある一方、子供のエピソードは少しファンタジックで、途中から不思議な感覚にさせられた。寄りアングルとナイスマザコンっぷりは健在でグッとき>>続きを読む
大きな失望の連続で観ていて本当に苦しかったけど、そんな状況でもささやかな希望に大喜びしたり、決して諦めない人々の姿が胸に突き刺さった。
「郷に入りては郷に従えだ!」と役員を叱っていた会長が結果的には全然郷に従う事はなく、あくまで中国的なやり方を押し通す姿とアメリカ人労働者のコントラストが印象的で面白かった。
途中からかなりアクション要素が強くなるけど、そこまでの流れによって嘘臭さが全然ない。
本当の敵は映画では描かれていないところにいるんだろう(たぶん)。
手目線の映像がスリリングで、途中から一気に引き込まれた。
手と本体それぞれの物語の見せ方も良かった。
アニメでやる意味がすごくありそうな作品。
久々にすごいもん観た。
登場人物と同じように軽い好奇心でフラッと観れば、いつの間にか後戻りできない衝撃の世界に引き込まれること間違いなし。
心身共に調子の良い時に観るべし。
着地がすごく良くて、それまでの細かいモヤモヤは吹き飛んだ。
空ちゃん役の子の演技がとてもいい。
宮沢氷魚は雰囲気あるなー。
前半に比べると後半はやや普通になってしまったけど、チャレンジングで自省的にも考えさせられる映画でした。
主人公と同じ時間、状況を終始緊張しっぱなしでどっぷり体感した。
バーーーンっていう効果音がちょっとやりすぎな気がしないでもない。
実際にあった事件をモチーフにしていることを観終わるまで知らず、愕然とした。
観る前にそこそこ覚悟は必要。
研二のキャラクターや余裕のある間がめっちゃよくてどんどんクセになる。じわじわくる高揚感が後を引きまくり!
クルマからベイルから、何から何までかっこよすぎ!
浪漫と迫力に胸アツの連続です。
ただ、ほぼフォードvsフォードです。
ジウ役のキムヒャンギの真っ直ぐな演技は素晴らしい。
チョンウソン主演ということもあってか、年配の女性客が多かった。
どれぐらい脚色してるかわからんけど、FBIえぐいなー。
一番ヤバいのはメディアやけど。
画の美しさはもちろんのこと、時折入る空撮も効いてるし、なんせ構成と伏線回収がうますぎる。
松たか子の人を惹き込む演技は言うまでもなく素晴らしく、森七菜はたぶん天才。
ジョジョの妄想するヒトラーの存在がどうしても邪魔に感じてしまった。
美術や衣裳はイケていて、ヨーキーのキャラはめっちゃいい。
2人の会話がニヤッとさせられたり核心をついてたりで非常に素敵。ラストのまとめ方にウルっときた。
ここまでコミカルにスリリングに社会の不条理と虚無を描くことができるとは!
なるべく情報入れずに、ハードルだけ上げて観るべし!
決して重くなることなく、でもグッとくるメッセージも入っていて、さすが。
ガレージにいるやつらが妙にいいやつなのがちょっと癒される。
レイの能力が凄すぎて途中乗り切れないところもあったけど、いろいろ大目に見ると最後はバシッとしまっててまぁ良かったと思う。終盤の空中戦のシーンはわかってても涙が出た。改めて音楽が最高。
自己責任論が蔓延る今の社会に強烈に突き刺さり、終わった後ずどーんと来てしばらく動けなくなる。
人生との向き合い方について深く考えるきっかけにならざるを得ない素晴らしい映画。
夫婦って、好きとか嫌いとかもはやそんなんじゃなくて、些細な行動にやたらイラッとしたり、自然と思いやったり、そういうの全部含めた家族なんだということを改めて考えさせてくれる。まぁ妻いないけど。
アダムド>>続きを読む
デニーロの若いときの動きが妙にコミカルで、後半のデニーロとパチーノの哀愁さがたまらない。アメリカ人好きそー。