Atsushiさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

Atsushi

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MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

4.3

ほとんど説明がないまま始まるが、観ているうちにどんどん引き込まれていき、状況がなんとなく飲み込めた時には作品世界にどっぷりはまっていた。コロンビア内戦についてはよく知らなかったが、それが余計に興味を引>>続きを読む

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

ダメ刑事たちの奮闘を応援し、最後は胸が熱くなった。チキンがめちゃくちゃ食べたくなる。

空白(2021年製作の映画)

4.4

思わず顔を背けたくなる強烈シーンから始まり、古田新太の狂気に引き込まれていく。それぞれが気持ちの捌け口を探してもがき、少しずつ着地点を探していくのを苦しい気持ちで、時に笑ってしまいながら見届けた。
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.1

ストイックな宇宙船などのデザインや色を抑えた映像がかっこいい。SFなのにとにかく上品で、それにティモシーシャラメが輪をかける。
音楽もさすがの重厚さで痺れます。

ミッドナイト・トラベラー(2019年製作の映画)

4.0

当事者がスマホでありのままを撮影しているだけあり、難民が新たな住居を求める過程が生々しく伝わる。
かすかな希望と多大な困難を抱えながら、それでも無邪気さを見せてくれる子どもや夫に嫉妬をぶつける奥さんの
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ヘルムート・ニュートンと12人の女たち(2020年製作の映画)

3.4

主に関係の深かった人たちの述懐で構成されているが、もう少し当時の映像や本人の語りが観たかった気がする。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.2

決闘裁判というメチャクチャな事が実際に行われていた時代があったことに歴史の深さを感じるけど、主題になる人権問題は600年以上経った現代でも相変わらず蔓延っている。
1つの事実をそれぞれの立場での真実と
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テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

4.1

父親の作った店をその教えの通りに守ってきた男が、自ら考え行動を起こして人生を切り拓いていく様に感動した。
過去の成功に縛られず、庶民のウェディングドレス作りを通して失っていた熱意をどんどん取り戻すその
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マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

3.8

自らは前に出ず作品で語ることに徹する姿勢がかっこいい。詭弁師みたいな声の大きい人達がありがたがられる今の世において、この職人的気質は本当に眩しく映る。

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.4

自分が信じたい、信じようとしている事は真実なのか、どこを妥協してどこを闘うのか、その思慮に疲れ果てた。メディア、社会へのカウンター精神は新聞記者を凌ぐ。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.2

誰よりも鈴木亮平が狐狼だった。
迫力と恐怖が画面を飛び越えてきて、絶対こんな人と関わりたくないと思わせる怪演。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.8

知らず知らずにかけている自分へのブレーキを少し外したり、他人事感を無くすことが人生に彩りを与えるんやなぁ、わかっているけど難しい。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.7

観た時の心境にも重なって、数日にわたって余韻を引きずりました。
いつの間にか引き込まれる、全編を覆う独特のリズム感。三浦透子の醸しだす存在感は素晴らしいし、西島秀俊もとても良いですが、何と言ってもサー
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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

4.1

イスラム文化における女性の生き方が丁寧に伝わってくる。
窓から部屋に差し込む光が絵画のように美しく、少女は未来への希望の象徴のように愛らしい。

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

4.2

あまりに無垢な演技や淡い演出に最初は戸惑うけど、作品の世界に入り込むのにそんなに時間はかからない。
途中2回の休憩が整理と醸成にちょうど良かった。

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.2

根深い差別社会の中で喜びを忘れずに強く生きるヒスパニック系の人々への賛歌。観終わった後めちゃくちゃ幸せな気分になった。

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.1

ちょっと変わった設定もさることながら、何より主演をはじめとする出演者たちの爽やかな演技がとてもいい!
夏にぴったりの青春ムービー。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

最初はその世界観におおっ!っと引き込まれたのだが、終わってみればそこがピークだった。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.3

しょっぱなからフルスロットルで引き込まれるし、最後はゾクゾクするし痛快やし、面白い!

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.9

すごく見づらい画面や全く落ち着かない音に次第に引き込まれていく。2人の関係性がいろんな意味で仕事のパートナーを超えた境地に達していく様が面白い。

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

スクリーン越しでも十分いいのだけど、実際に現場で体感するともっともっといいんやろうなぁ…
ストイックな舞台構成がかっこいい。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.3

じんわり泣ける渋めの映画と思って観たが全くそんな事はなくて、すごく新鮮で不安な擬似体験をさせてくれるアバンギャルドな作品だった。

心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

3.7

言葉は人を傷つけることの方が多いかもしれないけど、伝えるべきことは心で叫ぶだけではなく声に出すことで前に進めるんだと勇気づけられる作品でした。

アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

4.2

途中さすがに若干だれたけど、試合シーンの迫力がすごい。森山未來はスターやなぁ。