未来に縛られる感じは、自分の頭の中で作っている未来という意味では現実の人生においてもあり得る話な気がして面白いなぁと思った。
ラストがなんとまぁ素晴らしくて、エンドロール中浸りまくりだった。太賀はこういう役ほんまにハマるなぁ。
いろんな感情が順繰りに込み上げてきて、最終的にはちゃんと生きようと思った。
繊細で設定も面白くてとても良かったのだけど、テレビシリーズを観てから観るべきなのだろうと強く思った。
変化に対応して変化していくことが必須の時代だとは理解しつつも、置いていかれ、はじかれる人々をただ突き放す社会ではあってほしくない。撮り方が独特で劇伴も染みるし、印象的なシーンが多い映画でした。
50年ぐらい前の話なのに今まさにタイムリーな内容で、大統領選直前のこの時期にぶつけてくることに強い意義を感じる。
韓国での女性の置かれる現状を題材にしつつも、現代社会に生きるすべての人へのメッセージが強烈に込められていてすごくいい映画だった。特に終盤のカフェのシーンでのジヨンの言葉がしびれる。
ニューヨークの日常(ちょっとハイソすぎるけど)とビルマーレイの魅力がたっぷりつまってた。ただエンドロールとフェニックスは全然合ってない。
本人が、全体が、もう少しバランス良くできれば一番よかったんやろうけど、何が起こるかわからない危うさが欅の魅力でもあったわけで、やはりこの物語に正解はないんやろうな〜。
紆余曲折を経た日向坂らしさが出た、いいドキュメンタリーでした。
最後ほっこりする感じもよかった。
半年後、また半年後と時間がたっても主人公が人としてほとんど成長しないけど、よく考えたら実際そんなもんやなと思った。
生活音を強調することでこんなにも緊張感が増すのか。
印象的でカッコいいなぁと思うシーンはちょこちょこあったけど、比較的普通めでドランに期待してる範囲は超えなかった。
ノーランのドSっぷりが際立っていた。観た後に考察を読んだり人と話すのが楽しい。
背伸びしたい思春期の少年と90年代LA感と母の愛とかっこいい演出が合わさってトータルいい映画です!
登場人物たちの置かれている状況を見ると世界は良くなっているのか悪くなっているのか全然わからなくなるけど、スケボーのシーンだけはそんなことを忘れさせてくれる。
よかったー!よくこんな話考えたなというほどやりきれない状況に、筒井真理子が本当にすごい。時間軸の使い方もシビれる!
シャイアラブーフはどんな気持ちで父親役を演じたんやろう。
バイクのシーンがカッコよかった。
ひと夏の甘いアバンチュール的な感じかと思ってたら、大麻を売りまくる話でした。
会話劇が心地よくて、笑えて、清々しい。
いろんな制約をプラスに変えてる感じがして、どうみても甲子園球場じゃないロケーションも、もはやその方がいいと思えてしまう。
歴史認識によっていろんな文句を言う人がいるやろうけど、映画としてすごく面白いし、ユ・ヘジンが素晴らしい。
母親があまりにも悪で、あそこまで救いようのない悪い母はいるもんやろうか、、でもまぁいるのか。。
最後にうまいこと全部持っていくなぁ!
まだこの先も新作は観られるんやろうか。。。
エンタメ満載やけどそれを凌駕する重いメッセージ性があってお気楽に観るわけにはいかない。いわゆるベトナム戦争のことを現地の人はアメリカ戦争と呼んでいたのが印象的だった。
差別はどう考えてもする方が悪いけど、自分の意志じゃなくそこに堕ちていく人もいるんやなぁ。主役の人がリトルダンサーの少年と知ってびっくりした。
こういう人が総理大臣になれる日本になってほしい。家族が出てくる度に涙腺が緩んだ。
原作はタイトルしか知らんかったけど、姉妹4人の個性の描き方がすごく良い。過去との切り替わりも感情を揺さぶられるし、何と言ってもシアーシャローナンがめちゃくちゃ良かった。
説明的なセリフや押し付けがましい演出が一切無くてとても良い映画やったけど、中2の主人公の繊細な心情に向き合うには自分の心身が整っていなかった。
謎を解いている気になって実は現実逃避している主人公と一緒に妄想に堕ちていくのが楽しくもあり、一方で滅入りもする。
2回観るとより面白い系やと思うけど、結構長いので気力が必要。
おもろー!ムンバイのスラムとヒップホップが絶妙にマッチしてる。
サフィナにメロメロになりました。
どういう気持ちで観たらいいのかわからないまま気づいたらクライマックスっぽいところを迎えてた。
徐々に進んでいく認知症と家族の状況の変化が丁寧に描かれていたのがよかった。こんな役をやらせたら山崎努の右に出る人はいない。
自分の生きている世界と人のそれを比べたり、自分の世界に閉じこもったり浸ったりすることはただ愚かな事なんやろうなぁ。
池脇千鶴に泣かされた。エンドロールがすごくいい。