Natsumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


前半のシャオチーは
女のすべてを捨てて
自暴自棄に走るアラサー。
部屋も汚くて職場でも
下ネタを吐く姿は目を瞑りたくなる。


「自分を愛そう、
誰も愛してくれないから」


荒んでる心がよく出てた
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.7

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評価を見て中身のないスカスカ映画なのか?と思っていたら、そんなことはない。

私がこの映画から感じたのは、

・くんちゃんが見た世界
=どこかで私も見たような気がする

・家族全員に、自分が主人公の
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.5

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主人公の生き様は「人間的」
を通り越して自分を不快にした。



彼の「永い言い訳」は読みたくないなぁ。

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.4

ロバートレッドフォードをあまり
知らないからかもしれないが、
彼の強盗姿に魅了されず。。


魅了されている周りの人間たちが
台本どおりにみえてしまって
どこか入り込めなかった。


スティングを見て
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街の上で(2019年製作の映画)

4.3

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「誰も見ることはないけれど、
たしかにここに存在してる」

最初に俳優陣の読書のカットとあわせて、冬子が口にすることば。
この一行がまさにこの映画を物語っています。

姪に恋をしてるお巡りさん

映画
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いちごの唄(2019年製作の映画)

4.0

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高円寺の商店街
石橋静河の女神
野方と中野坂上の別れ道
電子レンジと冷凍食品
無垢な古舘佑太郎
パートのおばちゃんと外国人労働者
自由に猫が行き来するアパート
岸井ゆきののパンクな隣人
⚪︎が増えた
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.6

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きれいだったけど。

あぁ。眠ってしまった。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

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恋人の存在の尊さと、それに触れたことで見える景色、時間、ことば…の光がスクリーンの中で溢れかえってる。

●好きだったシーン

・居酒屋にて。絹が席を離れて戻ってきたら、麦が大学の女の子も含めたグルー
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.3

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好きなシーン三選(時系列)

●三上とチンピラの喧嘩が撮れなくなって思いっきり逃げ出す津乃田のシーン。
→一般的な価値観の人はものすごく共感するまず最初のシーン。追いかけた長澤まさみが「上品ぶって。あ
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天気の子(2019年製作の映画)

3.4

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あくまでも主観だけれど、秒速5センチメートル、君の名は、天気の子…すべてにおいて、見てて恥ずかしくなってしまう。

この物語のメッセージは、風景とか、表情とか、ストーリーラインとか、そういうたくさんの
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サイドカーに犬(2007年製作の映画)

4.0

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小さい時に出会う20代後半のお姉さんの魅力は異常。自分の住む世界とは全然違うところにいる自由さと経験から出る深みに圧倒されてしまう。


ましてや、自分のお父さんにゾッコンで見返りを求めず尽くしている
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劇場(2020年製作の映画)

3.7

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幸せいっぱいそうに笑うのにどこか寂しさが宿る、優しいけど客観的にみたら信じがたい自己犠牲に走る、その無垢さと色っぽさの絶妙なバランスが出せたのは松岡茉優のもともと持っている魅力にも近いからなのかも…と>>続きを読む

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.2

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善良と優しさで満ち満ちたコメディ映画の傑作。どこかで間違えていたら不謹慎になっていたところを、最後の回収で見てる人を不快にしない、軽やかなのに緻密な配慮があった。


場所もキャストも衣装もぜんぶ、贅
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ボクの妻と結婚してください。(2016年製作の映画)

3.4

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主人公は織田裕二よりお笑いを専門にしてる人に、本気で相手を笑わそうとしてセリフを言って欲しかった。セリフが全て台本通りという感じ。
原作の主人公が持っていた青さと底抜けの明るさみたいなものが欠けていた
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

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ジブリ作品には、
子どもから見たらその世界観にやられ、
大人から見たらその内容の深みにやられ…がつきもののような気がします。僭越ながら。。


またも魅力的なヒロインに心を洗われたのでした。

(2017年製作の映画)

3.8

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戻れなくなったときにふと純情だった頃の偉大さに気づくのかなぁ、、


たとえば不倫相手は携帯越しにしか出てこないところとか、過去のふたりを子役が演じたりしないところとか。余白がちょうど良い心地よい映画
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.0

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好きだけどどうしても一緒にいれない相手の幸せを、遠くから心から願う。
シンプルな純愛ストーリーがハサミと雪で描かれる。

こんなことが思いつく大人になれたらいいのに…

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

よく、女の友情は上っ面と言われる。

いやいやちがう!
そうだった、
何が楽しいのかわからないけどひたすら笑ってるあの楽しさと深み!


楽しかった!
最高に幸せな気持ち👍🏻



小池栄子ファンが増
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

答えがない毎日と、どこか懐かしい綺麗な景色と、ダメだけど憎めない男と、強いがゆえの苦労を背負った良い女と、、

日本映画はこういうものがあるから魅了されると、勝手ながら思います。

樹木希林、内田也哉
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アフタースクール(2008年製作の映画)

4.0

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頭のいい伏線回収と人情物語。

この監督らしさ全開。

見た後の幸福感がはんぱない😊

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.0

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彼の最期の1日はこんなもの。

そのリアルさが実に良かった。


最期の1日とわかって
勇気を振り絞って家族に会いに行く。



空白の12年間と、彼はどうして家を出たのかは具体的に描かれてないんだけ
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.7

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暗いけど、どこか綺麗で、でも暗い。

原作佐藤泰志って感じだな〜

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

3.9

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誰だって、ほんとうにいいことをしたら、いちばん幸せなんだねえ。


寂しいけどかわいいジョバンニと、カンパネルラとの2人の友情と、宇宙の中で起きるお別れと。


最後見上げた銀河の神秘と音楽に痺れます
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37セカンズ(2019年製作の映画)

4.1

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ヒロインのズーム、ラスト清々しかった。


エロ本の編集長の一言が、夜のお姉さんの出会いが、自分の意識をガラッとかえて、いつのまにか子供が大人になる。


不器用だけど、おしゃれをしたり歌舞伎町で失敗
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.6

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悪くない!ちゃんと哲学のある映画。

音楽(2019年製作の映画)

4.1

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こだわりぬいた70分。

リコーダーを投げて時が止まるシーンは芸術作品として残したい。
動かない背景も大好き。


不良の3人が全然住む世界が違う軽音のメガネくんから音楽の世界を分けてもらっているとこ
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

Life is like a box of chocolates. You never know what you are going to get.


…壮大だ!