ネックOフレックスさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ネックOフレックス

ネックOフレックス

映画(795)
ドラマ(31)
アニメ(0)

ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

4.6

ドラマのシーズン1,2を必修済じゃないとさすがに理解出来ないが、
見ていれば今まで見たリンチ作品にしては珍しく簡単な部類かと思われる。
ドナ役が交代してたのが個人的に少し悔やまれる。もう少し気の強そう
>>続きを読む

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

4.4

ジョンウィックみたいな感じかと思いきや、秀逸なアート作品で話題になった映画。

この設定でいつものC級バイオレンススリラーも観たいけど、コレはコレで本当に好きだった。

薔薇の名前(1986年製作の映画)

4.6

宗教モノだとグッと身構えてしまうけど、これはそれよりもミステリー寄りだから非常に見易かった。パッと明示されるような展開ではないけどシンプルで犯人探しもわかりやすくなっている。ラマンにも非常に似ている画>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.4

ただの黒人ヘイトを斬りたいのがテーマだけじゃ無いのがキモ。ユダヤ人、警官、などここでは様々な差別が描かれている。
パトリスでさえも、警官はずっと最後まで差別的だったし、複合的な差別が絡み合ってこんな世
>>続きを読む

苦い涙(2022年製作の映画)

4.8

今どきこんな古くさいメロドラマを作って、しっかり質の高い作品に仕上げてしまうのだから本当にオゾンは凄いと思う。
「焼け石に水」よりも更にアップデートされて、色んな人が見やすい仕上がりになっていると思っ
>>続きを読む

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

3.5

もっと血がブシャーして良かった!
フリークスアウトのほうがよりテンション高くて好きだったが、
悪役がイケメンすぎて(マーティンエデンの人)最後まで飽きなかった。

ドント・クライ プリティ・ガールズ!(1970年製作の映画)

4.5

非常に粗々しいのだが、とことんクセになる映画。
これが青春だ!と言わんばかりの疾走感をハンガリーのイケてる曲にのせていく気持ちよさを是非体感して欲しい。
女性監督ならではのメッセージ提起をこの映画はそ
>>続きを読む

フリークスアウト(2021年製作の映画)

4.7

粗々しい部分も含めてクセになるカルト名作の誕生。
感動して、泣きました。
B級映画が許せる人向けの展開ではありますが、イイ味です。
ロマンスもあり、ファンタジーもあり盛り盛りですが、いいキャラが沢山出
>>続きを読む

鳥類学者(2016年製作の映画)

4.4

途中まで最高だったのだが
最後の最後は狙い過ぎててちょっとアーン

デビッド・クローネンバーグのシーバース(1975年製作の映画)

4.3

DVD特典におそらく戦慄の絆を撮ったもっと後くらいの クローネンバーグのインタビュー映像が付いてきて、撮影期間15日で編集が2日しかなくて死にそうだったらしい。
もうこの長編で クローネンバーグは完成
>>続きを読む

波紋(2023年製作の映画)

4.3

ブラックコメディだと結構笑えない感じの作品や知的すぎてなかなかついていけないものが多かったので、観やすくて丁度良いラインをいってくれていてめっちゃ面白かった。
半額おじさんのシーンが最高

原始のマン(1992年製作の映画)

4.1

後半のテキトー具合も含めてイイ
コメディ映画の時のノリノリでやってるブレンダンフレイザーが一番好きだ

さまよう魂たち(1996年製作の映画)

4.9

フィルマークスの評価はそこまで高くないけど傑作
二転三転し、ジャンルも飛び越えながらも
王道な展開を大切にしたストーリーがまず完成度高すぎる。
エンタメ色も強くて午後ローで(もちろん吹替で)やってそう
>>続きを読む

スティルライフオブメモリーズ(2018年製作の映画)

3.6

評価が死ぬほど低いけど私は好きです。
ただあのラスト、検閲さえなければ……
勿体なさすぎる…

幻滅(2021年製作の映画)

4.1

長尺が心配だったけど、退屈な瞬間が一度も来なかった。時代背景に馴染みがなくてもナレーションで追いかけてくれるのでかなり分かりやすい作りだった。
最初から最後までドランが彩っていて、
とても豪華。

パリタクシー(2022年製作の映画)

3.8

エンドロール直前のラストが粋だった。
パリの夜景と陽が落ちてくるにつれ心を通わせていく二人が良かった。

天才ヴァイオリニストと消えた旋律(2019年製作の映画)

3.7

宗教が常に隣り合わせじゃない環境だとなかなか後半は理解が及ばず、少し納得のいかない展開かもしれない。
しかし総じて素晴らしい作品だし、ティムロスが役にめちゃくちゃ合ってた。

(1963年製作の映画)

3.4

名作ですが、サプライズで船まで借りてアポなしで突撃するヒロインに素直にイラッときてしまったため減点

独裁者たちのとき(2022年製作の映画)

4.0

これで会話が成り立っているのは凄い。
難解なので少し体力は使うかもしれません。
意図して難解にした感じではなく
ナチュラル系の難解作品なので逆に清々しい気持ちで観れる気がします。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

名優揃いだったけど一番良かったのは塚本晋也かと思われる