NinaSinnermanさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

NinaSinnerman

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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.8

..ナルホド。
そうなのね。

プロメテウスをだいぶ忘れてるので再鑑賞が必要だけれど、落としどころ(ホントに撒き"落とし"やがってた..)はわかった。

ツッコミどころは..あるねえ。
しかも多々。
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湿地(2006年製作の映画)

4.4

見事。
北欧ミステリーの語り口って閉鎖的に完璧で美しい。

明けても晴れることのない空の下、誰一人として心から笑わない。
希望の見えぬ中、誰も望まない真実だけが明るみに照らし出され、それを受け入れられ
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.3

もうちょっと軽妙にグッとくるモノを想定してたけれどそうでもなく残念。

パターソンのせいか、アダム・ドライバーが出てくると画面にグッとお洒落感が増す不思議。
ホント錆びた紺色が似合うなー。

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.2

「キス・キス・バン・バン」と作りがほとんど同じ。

こんなに似てると比べてしまうし、娘役の子は上手だったけど全体的にキャストはあっちの方が魅力がある。
ライアンよりダウニーJRのほうがシニカルなプロッ
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ホワイト・ラバーズ(2016年製作の映画)

2.9

妙な映画だったなー。
ジャケットからのイメージとは程遠い感じ。

ちょっと青臭い哲学的な純愛モノ、なんだけど、とても変わったエッセンスがそこここに注入されててちょっと奇天烈になってる。。。

恋人どう
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ストーンウォール(2015年製作の映画)

3.3

画や色味は好きだけど、にしても長い。

メインの俳優陣もみんな演技がこ慣れてなくて魅力が薄い。
NY舞台のストリートゲイ役なんて役者魂の見せ処、ノリノリで強く濃ゆくやってナンボだと思うんだけどな。
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ハーフネルソン(2006年製作の映画)

3.9

テンポが好きだ。
画ヅラも好きだ。
キャスティングも良い。

てゆーか彩プロがライアン・ゴズリング配給できるまでになったのか!!!と驚嘆してたけど2006年作なのでブレイク前の掘り出したってことね。
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スリーピング ビューティー ~眠り姫と悪魔の館~(2016年製作の映画)

2.9

びっくりするほどのブツ切り(笑)

多分お金がなかったんでしょうね。
で、できるギリギリまでやった、と。

やることはやれるスタッフに思えるからこれをこのまま公開したってことはポートフォリオ的なモノな
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フリークス・シティ(2015年製作の映画)

3.6

気楽に観れるハチャメチャおバカムービー。
全部詰め込んでルールは守りつつわちゃくちゃに混ぜました!みたいな。

USノリで根アカにオタク度下げたエドガー・ライト、もしくはキテレツ度を下げたスピエリグ兄
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デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

4.0

エメリッヒと言えば!
娯楽映画とは!
ハリウッド映画とは!
パニック映画とは!
あれ、ジェイク・ギレンホールだったんだっけ?
な、一本。

真冬のクソ寒い爆弾低気圧の最中に観ると臨場感たっぷりで良いか
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遥か群衆を離れて(2015年製作の映画)

3.4

なんだかちょこちょこ垢抜けなさが目につくなと思ったら「光の方へ」の監督なのね。
実直な題材を撮るには適した監督だ。

でもこの作品キャラクターは割と実直だけど、キャリー・マリガンは垢抜けなさとは無縁な
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ターザン:REBORN(2016年製作の映画)

3.4

何もかもがいかにもなワーナー作。
ザ・ハリウッドムービー。
故に可もなく不可もなく。

なぜかマーゴット・ロビーがミラ・クニスに見えた・・
演技のキャラとか雰囲気がなんかカブってたんだけど、でもわかり
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高慢と偏見とゾンビ(2016年製作の映画)

3.6

ノリとサービス精神が完全にB級映画!
割とイイ意味で(笑)

リリー・ジェームスの顔が役にハマっててよかったし、衣装も良かった。

音楽を下手にヒネたりポップにしなかったことや、庭や屋敷の調度品なんか
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アサシン クリード(2016年製作の映画)

3.7

ゲームベースのハリウッドアクションだけど、何せ俳優陣が硬派なので期待を裏切らない硬派な造りになっていて良し。

鷲の視点の俯瞰で広く鋭く挟まれる映像がスピード感や時代の前後、土地の移り変わりを巧く表現
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

4.0

この映画好きなんだよねー。
ゲームの画面に乗っ取ってるのかも知れないけど、画がカッチリ出来上がってて好き。

初めて観たときはフツーにホラーとしてちゃんと怖かったし、怖いもの見たさ的な好奇心も煽られて
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白い闇の女(2016年製作の映画)

2.7

ありがち。
マフィアが絡まないノワール。

切なさをもっと出すとか、画をもっとスタイリッシュにするとか、何かしらのオリジナリティを加えるべき。

あと女優に魅力が足りない。

インビテーション/不吉な招待状(2015年製作の映画)

3.3

悪かないけど、本編縮めてラストシーンからの流れに突入させていっそサバイバルアクションにしてしまえば・・パージみたいになっちゃうか。

まあこのネタ、脚本でできる限りのことをやったんじゃないでしょうか。
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.7

映画としての総合的表現力に感服した。
グザヴィエ・ドラン。
この人ホントに凄い。。。

「家族という他人の集まり」
「家族愛=血=歴史という縛り=絆」
そんなプロットとテーマだけならもっと簡単で明快な
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

3.5

ズルイよね。
グルート可愛過ぎ。
ホント可愛過ぎ...。
ほんっっっとに可愛過ぎ!!!

ほぼそんだけ(笑)

が、不満はない!
以上!

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.9

評判ビミョーだったから足が重くなってたけど、漸く観てみたらそんな悪くなかった。

しかし黄色かったなー(笑)
なんでこんなに黄色くするんだろ。
コントラストの弱い白っぽく埃っぽい画も多かった。
不思議
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誰のせいでもない(2015年製作の映画)

3.8

すごいなあ。
カットや照明がいちいちアート。
美しいのにファンタジックなワケじゃなく、リアルさは保ってるのに対象物や色味がすっぽり黄金比に収まってる。
リアルさは俳優陣の演技力と美術監督の腕の賜物でも
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.2

昔のTVの洋画劇場の定番。
子どもの頃放映される度何度観たか知れないが、あの頃放映されていた80年代の映画はホントに傑作揃いだったということを、大人になってノーカットの字幕版でフル視聴すると毎回心底思
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.8

まず、画が良い。
ちゃんと意図が伝わるカメラワークなのに上品で抑えが効いているし、色味もさりげにスタイリッシュ。
役者も良いし、台詞も良い、脚本も悪くない。

と、無機質なレビューはここまでにして、、
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

久々のジャームッシュスクリーン鑑賞。

この人の映画は映画館で観るに限る。
じっくりゆっくり外界と遮断された環境で。

さもなくば下手すると心地良くただ寝てしまう(笑)
でも、じっくり観れれば何かがじ
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サイレンサー(2005年製作の映画)

3.1

ほんっとヘンな映画!(笑)

キャストが豪華過ぎるから演技がマトモ過ぎて、ありとあらゆるアラがカバーされて本質が全っ然わかんなくなる(笑)

本来この脚本と撮影と編集なら観ていられないひっどい映画にな
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.7

観やすい。

スカッとするにはちょいと寂しいエンディングだけど、西部劇にゃ哀愁は必要だ。

バランス感覚のいいエンタメでした。

神のゆらぎ(2014年製作の映画)

3.8

落ち着いててよく出来た映画だった。
結局はやっぱり自分の信じた道を行くしかないのよね。

人はみんなひとり、縁は繋がっては切れて、いつ果ててもおかしくない生にしがみつき、束の間の逢瀬を謳歌する。

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パッセンジャー(2016年製作の映画)

2.5

うーわー。
危険な予感は若干あったけど、ひどー(笑)

JローレンスとクリスPがイチャこいてるだけじゃん!(笑)
こんな二人っきりでただひたすららぶらぶさせてたらそら浮気もするわー。
奥さんカワイソ.
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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.6

まず、男の人には薦めない。
観てもきっと意味がない。
ウディ・アレンを楽しめるなら希望はあるかもだけど。
多分時間が無駄になる。

アラサー以上で悪意なく独善的な自己中心的働くシングル女性にはイチオシ
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エンド・オブ・トンネル(2016年製作の映画)

3.3

設定や筋書きは面白い。
主演俳優も良い。

一番の問題は演出だなー。
撮影と編集がセンスない。

ハラハラ感が全然伝わらないし、主人公が履歴不明のヘタレの変態にしか見えないときが多々ある。

車イス:
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

映画館で観るべき映画。

何故ってこの映画、画と音どちらも最大限の出力で味わうべきだから。
戦争映画たるもの、と考えれば当たり前のことではあるのですけども。

ハンス・ジマー、今回の仕事は激烈だね。
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アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

3.7

ウィンターボトムみたい。
音楽の使い方も扱うテーマも。

画自体やその捌き方のテイストも似てるけど、この監督の方が軽いというかデジタル感があってアート係数は低いかな。

Science×Emotion
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

4.2

今までのレフン作品で一番好きだね。
というかこの映画好きだ。

レフンて割と嫌いだった。
アーティスティックなクール気取ってるのにベタッとしてて、美しそうで全然美しくない、カッコ良さそうで全然カッコ良
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神様の思し召し(2015年製作の映画)

3.1

軽めの良い映画が観たくてなんとなく手に取った。

まあそのまんまかな。
及第点てとこ。

前半テンポが悪く肝心の神父がなかなか出て来ず、展開も月並みのファミリークライシス。
後半まあまあ形になり、何よ
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アレックス(2002年製作の映画)

4.1

なんとも表現しがたい魅力を持った映画。
数年に一度観たくなってしまう。

と、普通に言ったらコイツアタマオカシイヘンタイダと思われるだろうことは百も承知だけれど。

エグいし、ゲスいし、グロい。
音楽
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理想の恋人.com(2005年製作の映画)

3.0

登場人物みんな都合良過ぎだし音楽のセンスもあまりに無さすぎるけど、ジョンキューザックに救われてるなあ。

彼の演技だけがしょーもない年増女のどうでもいいラブコメに瞬間のリアリティと映画感を与えてくれて
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