NinaSinnermanさんの映画レビュー・感想・評価

NinaSinnerman

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.2

Dolby Cinemaのプレミアシートで鑑賞したのが運の尽き。
ひたすら眠かった。
長いよ、3時間。

画としては感覚としての2/3くらいがほとんど抑揚なく、時間を前後しながらひたすらに言葉のみでの
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.8

大好きな映画の初劇場鑑賞。
地方の高校生が準新作ぐらいでレンタルして観たVHS。誰にも言わずくぁーっこいいー!と一人隠れて熱狂してたその一本が四半世紀近く経って映画館で観れる日が来ようとは。
フィルマ
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.3

設定が緩い!(笑)
映像はクリアでキレイだし寺院の僧侶も仏像?もAIロボとか色々シュールで面白いところもあったけど、プラトーンにゴールデン・キッドにアルマゲドンに、みたいななんか色々混ぜこぜにしてAI
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フィフス・ウェイブ(2016年製作の映画)

2.9

観てからレビューする気にならぬまま1週間経ち、記録の為に一応・・とレビュー画面を開いてみたものの、たった1週間で見事に何も覚えてない!笑

予告編を見直して朧げに繋がったストーリーラインは呆れるほどよ
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Sharper:騙す人(2023年製作の映画)

3.6

またまたA24。
画がキレイで音楽が洒落てるのは当たり前になってきて、アベレージ自体が上がってそこに驚きや感動が薄れもう特筆すべきものでも無くなったのか、自分の感覚が鈍ってきたのか、実際大したことない
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.0

とにかくラクな映画を観よう。
思考や考察を必要としない、テキトーな映画。
観ていられないほどの嫌悪感を催すようなヒドイ映画じゃなく、少し目を離しても何の問題もなく理解できるくらいに内容は薄く、でも飽き
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.6

なんにも知らないまま観たけど、電話越しのワンシチュエーション、すぐにトム・ハーディの「オン・ザ・ハイウェイ」を思い出した。

こっちの方がスリラーみが強いけど、主演の穿った正義感というかエゴイズムがミ
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バービー(2023年製作の映画)

3.0

観ちゃった。
観なくていいはずのやつ、観ちゃった。
怖いもの見たさってコワイ(笑)

マーゴット・ロビー。
自分で「ワタシがバービー演りますっ」って言う(言える)気持ちってどんなだろう、と想像してみる
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コンペティション(2021年製作の映画)

3.5

ペネロペのファンキーな出立ちに魅かれて鑑賞。

凄いシュールな場面と展開が続くけど、画はひたすらカッコイイ。
そのままアートになりそうな画と、ずっと見てたいくらいカッコいいペネロペ様が連綿と繰り広げる
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ラブ・エクスペリメント(2018年製作の映画)

3.5

予告編のありそでないよなサイコロマンス感が印象に残り、観てみよう!と思い立ったものの、タイトルうろ覚えで「監禁」「ラブ」「映画」のキーワードで検索しやっと見つけて鑑賞。

箱モノスリラーというか、まあ
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.4

なんか、もう、こーゆーの、飽きた。
と、思ったらもう2年も前の作品なのか。

フェミニティ(F)とマスキュリニティ(M)をあーだこーだ言ってM下げ。
タイトルで察しきればよかったのだけど、もう少し綺麗
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プロディッジー(2019年製作の映画)

3.4

最悪。
なかなかないほど最悪。
出来が悪いんじゃなく、展開がびっくりするくらい最悪。

ホラーってマジか、こーゆーホラー?
女性にとっては全角度で恐怖。

振り切った展開に気持ちが追いつかないままエン
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.7

ずっと気になってたけどやっと観た。
ありそでなさそでホントにあった、なんとコレ実話ベースらしい。

テーマはタイトル通り、正義と秩序の意外な矛盾というか、モラルのなんたるかを問うような内容で、もちろん
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底なし…(2023年製作の映画)

3.1

予告編でJ.J.エイブラムスの名前を久々に見て観てみようかと。
まあ、予告編自体結構スリリングで、「沼(ホントは水を含んだ流砂みたいなもの)にハマる」って意外に映像で見たことないのもあり、結構唆られた
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

コレは面白い。
予告編にはそんなに食指を動かされなかったのだけど、キャストが良いので取り敢えず鑑賞してみたら斜め上いく面白さ。

中盤までは歳食ったレイフ・ファインズが演ずる不気味なシェフが昔のケビン
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.4

クリスマスに何かひと捻り効いてそうな観たことのないクリスマス映画を、と昨夜鑑賞。

まあ、タイトルが「バイオレント・ナイト」、クリスマス映画としてはストレートじゃないに決まっているが中身は捻りも何もタ
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.9

相変わらずの人生ホラー劇場。
苦界の暗喩に満ち満ちた閉鎖的なパラレルユニバース。
パラレルホラー、カウフマンもなんかここまでいくとリンチまですぐそこかも(笑)

人や物や単語や音、雰囲気、同じに見えて
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

ココノススキノのTOHOシネマズこけら落としにて。
ゴジラに大して興味ない。
主演二人まるで興味ない。
三丁目の監督ですか、そうなんですね。
だがしかし、人生初の映画館のこけら落とし、そして人生初のド
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.8

もっと穏やかな映画なのだろうと勝手に想像していたのだけれど。
穏やかで美しいのは音楽と映像のみとも言えるほど、いろんなベクトルに激しかった。。。
綺麗にまとまるのが奇跡的なほど、物語のパーツは濃い。
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To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

3.9

ホワイトトラッシュもの。
アメリカの田舎町の救いようのなさげな人々の生き様を地に足つけた目線で描く映画。
そんな括りが出来ていいのか悩むが、ここ数年やたらと本数が多いし、良作も多くて不思議と惹かれる。
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サラブレッド(2017年製作の映画)

3.6

主演2人と音が魅力的。
オリビア・クックのマイルドなサイコパスっぷりは観ていて面白かった。

音は低音が効いていてギャスパー・ノエみたい。
アルゴメーターの音聞くたび思い出してサイコな気分になりそう(
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.9

不思議な映画。
観終わっても対して何も残らないような気がするのに、130分飽きもせず観続けてしまうし。

なんでクリップしてあったかも忘れたままコレなんだっけ、と再生してみたが、無駄にイケ面なダメ男の
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

<入院中にてスマホ鑑賞>

あらすじも知らずにリストからピックアップ。

皆さん仰る通り至って硬派な、でもラストは結構エンタメ。
すぐにでも雪に掻き消されそうなスノーモービルの緩い弧や人や獣の足跡を軸
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

あまり興味がなかったけれど、夏の縁側が観れると云うので鑑賞に至りやした。

お目当ての夏の縁側は鬱蒼として手入れのされない庭木との狭い隙間で蚊取り線香もなく西瓜も団扇もなく、代わりにビールと(それもあ
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.7

「ビル・マーレイが出てるだけで評価が甘くなる病」なので。

ビルじゃなかったらものすごくどうでもいい映画だ。
いや、ビルなら舞台をロンドンにしてナイでも同じ症状が出るかもしれない。
・・失礼しました。
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.6

久々のスクリーン鑑賞。
ブラムハウスの踊るAI美少女人形ホラーなんて最高過ぎる!
と、思ってとても楽しみにしていた。

公開2日目、土曜の夕方。
人の入りは思った以上でそこまで小さくないシアターが8割
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.6

Pixer好き、Soul好き、Jon Batisteも好き、でもDisney+契約してない・・と、期待を募らせながらもずっと見送っていた本作、そうか、お試し期間で観ればいいのか!とやっと鑑賞に至りまし>>続きを読む

あるラブソング(2022年製作の映画)

4.2

コロラドのレイクサイドにキャンピングカーを停め、レトロなラジオを傍に無骨に暮らす初老の女性。
顔はしわくちゃなのに髪だけは美しく、後ろ姿はまるでまだ若い女性。
画面はわざとらしくザラついて、年代物の小
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.7

原作を知らないのでリースが買いつけた変わったタイトルの地味そうな映画(すんません・笑)とだけ認識してたけれど、やっぱりどうしてもこのタイトルが気になって蓋を開けてしまった。

結果、タイトルの意味は劇
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X エックス(2022年製作の映画)

4.1

面白かった!
てかやっぱりミア・ゴスが好きだ(笑)

純粋で良質なホラーってコメディと紙一重ってか同じものでもスイッチで切り替え可能なもんで、グレードの高いコメディってのは精錬された知力とセンス(≒ほ
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.4

ハイ。
ステップフォード・ワイフです。
フェミニズム映画です。
監督は女性です。
見どころはイケメンハリーと古き良きアメリカなファッションと造形です。
ハイ。
・・他に語るところあるだろうか(笑)
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ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

3.8

よく知らないけどなんだか玄人ウケの良いSFとしてリストに数年入れてあった本作、やっと鑑賞に至りました。

再生してまず思った。設定浅っ!(笑)
いやまあ逆にちょーあっさりで背景の把握にエネルギー不要、
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闇はささやく(2021年製作の映画)

3.4

ホラーとスリラーとファンタジーをマイルドに混ぜこぜにした感じ。
筋は割と単純だと思うんだけど原作があるせいか行間読ませるような作りに一応なってはいるので、わかりにくいという評も多いようで。

アマンダ
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.7

ウィル・スミスのあの受賞作。
映画の出来としてはどのベクトルにもはみ出さず、結果フツー(笑)
ブラックのスポ根下剋上サクセスストーリーとパパのキャラがリアルに立っていただけで、一映画としては特段の瑕疵
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

4.0

最近よくやる予備知識なし鑑賞。
ナタリー・ポートマンのSFアクション?公開以来ずっと目立つとこにあるけどなんだろねー?アナイアレイションって単語もよくわからんし暇だし観てみっか、くらいのもんで。

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堕天使のパスポート(2002年製作の映画)

3.8

え、全然知らなかった20年前の映画なんだけど何このキャストから監督、脚本まで鉄板な良作。

キウェテル・イジョフォー主演でオドレイ・トトゥと共演のロンドン舞台の社会派サスペンス、「堕天使のパスポート」
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