マテさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.3

いい話にしようとした感が強すぎて冷める。前作に比べたらトリックは派手だが、華麗さがなく、全体的にフラストレーションがたまる。
突然加入した女の子がホースマンとしてのあり方について語り出すし。前の子の方
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.4

面白かった! 喋り倒すジェシーもめちゃくちゃかわいい。ひしひしと感じたのは、マジックの謎解きなんて野暮だということ。魔法は魔法。妙技は妙技。それで十分なんだ。

ELI/イーライ(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

割と好きなタイプのホラーだった。怨霊より、こういう正体の方が、なるほど...という感じで、楽しく観れる。
しかし「まだ何もしていない」のに連れてこられたということは、何かしらかの予兆があったはず。その
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.5

ファンタジー冒険映画としてはそこそこ。でも、世界を救う系のゲームの世界に入り込んでしまった人たちがゲームシステムの中で頑張る話としては、結構面白かった。というか、そもそもそういう話なんだし。

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.7

前作の二番煎じか、面白くもない謎解きになってしまうのか...と心配しながらの視聴だったが、本当に面白かった! やっぱり主人公は、こうでないと。
前作のキャラのその後が見られたのも嬉しかったし、ぽろっと
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.6

なんというハピエン映画。殺されても殺されてもめげない主人公のおかげで、薄暗い気持ちにならずに楽しく観れた。明るく元気なサバイバル映画って感じ。ホラーっぽくはないので、ジャンルやポスターに騙されないよう>>続きを読む

ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

すごく面白かった。ただ、料理に対してジュリーが感じてるハードルが高すぎる感じがして、違和感も。普段あまり凝った料理をしないアメリカ人だからなのかもしれない。

終盤にあるジュリアとの、ほんのわずかな交
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イノセンス(2004年製作の映画)

3.2

本編未視聴で見るものではなかった。おかげで良くわからなかった。てっきり世界観を共有するサブストーリーか何かかと...。
映像がとても綺麗だったのは印象的。

ラ(ブ)(2015年製作の映画)

3.0

全体的にハラハラして見続けるのが怖かった。最後も、なんというか、悲しいし。

THE LAST -NARUTO THE MOVIE-(2014年製作の映画)

3.0

宇宙とか地球とか、隕石とか、チャクラ砲とか...世界観の崩壊が甚だしい。そして、ビジュアルがいい敵は、最終的に姿を変えてビミョーな見た目になるのはお決まりなのだろうか。

劇場版 NARUTO-ナルト- ブラッド・プリズン(2011年製作の映画)

3.4

中村悠一、ほんといい演技するよなぁ...。しかし、敵のキャラデザとか見ると、NARUTOの世界観崩壊を招いている気が。どうみても西洋系の悪魔だし、なんかまどマギに出てきそう。草の里は洋風な設定なのかし>>続きを読む

ROAD TO NINJA(ロード・トゥ・ニンジャ) NARUTO THE MOVIE(2012年製作の映画)

4.2

何度観ても、九尾に貫かれた後の、親子の別れシーンで泣ける。ミナトさんとクシナさんの愛情がいとおしい。

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.2

完成された一つの世界の秩序を崩すことの危険性を侮ってはいけない。甘く見れば必ず、手酷い仕打ちを受ける...みたいな話なのだろうか。

ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.2

今後一切、ピーターラビットを可愛いとか思えなくなりそう。悪辣すぎる。うさぎにイラつきすぎて、かなり本気のため息が何度も溢れた。真っ茶色のベンジャミンだけはかわいいが。
何かと不器用なマクレガー青年を応
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死霊のはらわた(2013年製作の映画)

2.6

吹替。中村悠一を目当てに観るにはグロすぎる。中村悠一の「極限に追い詰められた男」の演技を目当てに観るには悪くない。とは言え、とにかくほんとにグロいので、終盤は直視できなかった。

中村悠一の追い詰めら
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スーパーマリオ/魔界帝国の女神(1993年製作の映画)

3.0

特別面白いわけではない。
だが、ゲームの世界感と実写の世界観を上手く融合して、自然な雰囲気に仕上げていたのは見事だと思う。
マリオは幼い頃に少しやっただけだが、それでもゲームのステージが懐かしく思い起
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

これほど終わらないことが怖いと思った映画は、はじめてだった。

初めは何もかも順調に。中盤からは、大小さまざまな危機を薄氷を踏むように切り抜けていく。おそらく必ず訪れるであろう破局の予感が恐ろしく、い
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.5

マーゴット・ロビー目当てに、予習ゼロで観たのは、失敗だったかも。きっと人間関係とか政党の力関係、大統領選挙...などなど、もっと詳しければもっと楽しめた気がする。もったいないことをした。

「沈黙の意
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

3.2

何度観ても、初ドレスの入場シーンで何故か涙ぐんでしまう。私の心に、何かが刺さっているのだろうか。
ゲイルが良い人すぎて辛い。完全にそっちを推していたが、初めてピータも格好いいなぁと思えた。大好きなセバ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

2.9

この手の作品は「一体何が起こっている?」となっている場面のワクワク感が最高潮なのは仕方がないのだろうか。この家、なんか変だ...というあたりは本当にぞわぞわして続きが気になった。
動機や種明かしに至る
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

5.0

怖いなんてもんじゃない。自分はスコフィールドと一緒に、そこにいたと思う。

いろいろな人のレビューで言われていることが全て。映画鑑賞というより、もはや体験だし、なるべく大きなスクリーンで見て欲しい。
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キャビン(2011年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ホラーと言えばホラーだけど、怖過ぎず、謎めいた部分があって面白かった。
終盤のエレベーターパニックは観ていて楽しすぎる。不思議な爽快感。「ラテン語の呪文は唱えるな」は真理すぎて笑う。スーパーナチュラル
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親友のカミングアウト(2015年製作の映画)

4.6

泣けてくるほどの優しさと戸惑いと愛情が溢れていて、すごくよかった。衝撃から空気が変になってしまうところは、胸が痛くなる。でもみんな、友愛にしろ家族愛にしろ、愛情をもっていて、それを惜しみなく注いでくれ>>続きを読む

ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.3

ナタリーが現実世界にいる間は面白かった。つまり、始めと最後だけが。ラブコメ(仮)のあいだは微妙。
あとリアム、お兄さんに似てるなぁとしみじみ。「きれいなニューヨーク」は、きれい過ぎて気持ち悪い。ナタリ
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運命の元カレ(2011年製作の映画)

4.4

すっごく好きだった!
主人公がぶっ飛んでる。それなのに一生懸命ですごく頑張っていて、キュンとする。クリスもかわいい...。お父さんの言葉に胸が暖かくなって、歌のシーンで笑ってしまった。あれは字幕の表記
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ピザボーイ 史上最凶のご注文(2011年製作の映画)

3.3

なんか楽しそうで良かった。最終的にはみんな幸せっぽいし。あと、ジェシーがかわいい。

ラブリーボーン(2009年製作の映画)

4.3

愛に溢れていて、暖かくて、悲しくて、憎くて、ボロボロ泣いた。スージーの1番最後の言葉が、とても辛い。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.0

翻訳家とは。その矜恃の先には。
みたいな話を勝手に想像してたので、勝手に拍子抜けしてしまった。
でもそもそもミステリーって書いてあるんだからミステリーであって、職業を掘り下げる物語を期待した私が悪かっ
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

2.1

色々と魅力に欠ける。

アクション系アニメの魅力は、美しい戦闘シーンや、感情を目や顔で誇張と思われるほどに示すところだと思うのだが、そのどちらもない。
例えば、3DCGのせいなのか、キャラクターは表情
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ランサムは「芝居の小道具と本物のナイフの見分けもつかない」って言われてたもんな...と、なんか切なくなった。幸せになって欲しい。逮捕されたけど。がんばれ。まだやれる。

ずっと面白いと言うよりは、突如
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.3

いろんなことがブッ込まれすぎてる。
でもその勢いと唐突さが、面白かった気がする。

デスビリヤード(2013年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

いや、どっちよ⁈

「中村悠一の追い詰められてる演技っていいよね」を再確認した。観ているこっちまで息苦しくなる。

しかし結局どっちなのさ。おじいちゃん超怖いし。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

キャプテン...!!格好いいよ!!

心温まるシーン、笑えるシーンでホッと微笑んでいると、次の瞬間に襲って来る現実にゾッとする。そうだ、戦争中なんだ。

個人的にはキャプテンKが心にぶっ刺さった。超格
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.2

メイが何を考えて、何をしたいと思っているのかよくわからなかった。最後のあれは復讐なのだろうけれど、エスカレートしていく途中が謎。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

政府が、メディアが、というのも勿論そうなのだけれど、個人として私たち自身が、お前はどうするんだと問われているような。大きな流れに煽動されるのか、違うと思えば逆らうのか。
見て見ぬ振りするのか、リスクを
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