chanさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

かつてはヒーロー映画で
スターに上り詰めた俳優
現在は名声と家族を失い
過去の栄光に取り憑かれ
エゴを手放せない中年男

もういちど愛されるため
再起をかけて闘った男に
舞い降りた予期せぬ奇跡

ワン
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.5

脳裏に刻み込まれる
神業的オープニング

犯罪組織が育て上げた
最強無敵の女アサシン

銃、刀、斧、飛び散る血
運命に翻弄された美しき
女の壮絶に狂った復讐劇

斬新で狂気全開の
アクションシーン
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.0

縁した人々を豊かな
気持ちにしてくれる
横道世之介の生き方

平凡な日常のなかの
ささやかなしあわせ

人生、あったかくて
いいもんだと思える
泣いて笑える感動作

何度も観たくなる

チェイサー(2008年製作の映画)

4.0

韓国で実際に発生した
連続殺人事件を題材に
描く傑作犯罪スリラー

次々と消えていくデリヘル嬢
警察の無能さに終始腹が立つ

容赦のない展開
鬼気迫る演技に
息詰まる緊迫感

常軌を逸した犯罪心理
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

グレタ・ガーウィグ監督
自身の体験に着想を得て
描いた少女の葛藤と成長

閉塞感から抜け出そうと
焦りもがき空回った日々
何もわからなかったけど
喪失を経験して大人へと

青春の痛みと輝きを愛と
ユー
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.5

抑圧された女性の解放を
美しく、力強く、緻密に
描き出す官能ミステリー

絶妙な笑いと芸術性で保った
欲望と変態性が渦巻く世界観

これは完全に飲み込まれた
脳裏に残る衝撃的映画体験

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.5

自分のことを誰も知らない
土地への引越しを繰り返す
生きづらさを抱える女の子

苦笑いで凌ぎながら
人との距離感を保ち
面倒くさくなるから
関わりを避け生きる

逃げ続けて自分だけの
生き方を見つけて
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.5

無人島での孤独な
4年間の漂流生活
極限状況の人間が
もつ生命力と知恵

いかなる強靭な意思も
歯痛には敵わない現実

辛く苦しく希望が
もてない日々でも
明日も日はのぼる
新しい何かを求め
ただ息を
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息もできない(2008年製作の映画)

4.0

胸に渦巻く憎悪怒り愛
このクソったれの人生
行き場を失った感情は
狂気と化し暴力を生む

抱えすぎた孤独と孤独
何を話さずとも共鳴し
打ち解け合った魂と魂

暴力の連鎖、そして希望
ヤン・イクチュン監
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天然コケッコー(2007年製作の映画)

3.5

鳥のさえずり、虫の鳴き声
海、山、空、広がる田んぼ
心地よく流れる静かな時間

自然に囲まれた田舎町を舞台に
描く子ども達の日常と淡い初恋

青春を思い起こさせる
ノスタルジックな世界
初々しい夏帆の
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.5

大胆不敵なカリスマ性に
秀でた天才少年詐欺師を
若きディカプリオが熱演

華やかさを追い求めても
唯一欺けなかった孤独に
寄り添うカールを演じる
トム・ハンクスの良心が
本作でも馴染みでている

実在
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.0

這い蹲りのたうちまわる
血みどろのバイオレンス
極限状態を超えた人の姿

チェ・ミンシクの
迫真の怪演に唖然

巌窟王もびっくりの
常軌を逸した復讐劇
胸クソ悪さは一級品

カン・ヘジョンも美しい..
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リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

3.5

女子高生ガールズバンド
4人組を中心に描き出す
一生に一度の青春の輝き
少女たちの高校最後の夏

緩い感じが素朴でリアル
人との距離感が初々しく
繊細で、どこか懐かしい

圧倒的な存在感を放つ
ペ・ド
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.0

近未来のロサンゼルス
孤独を抱えた男と人工
知能OSのSF恋愛映画

すべてを受け入れるサマンサ
すべてをさらけ出すセオドア
繊細で哲学的な二人の会話劇

多様な生き方が進む社会で
他者との関わりや繋
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初恋(2020年製作の映画)

3.5

キャラ立ち抜群の
俳優陣が織りなす
濃厚バイオレンス
血まみれの群像劇

鮮烈に描き出した
狂気とユーモアの
極上のハーモニー

天涯孤独な男と薬中の女
混沌に咲く純情な恋物語

脳裏に深くこびりつく
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.0

パリ郊外に位置する
犯罪多発地区の一部
モンフェルメイユを
舞台に描き出される
抑圧される人々の怒

貧困、格差、差別、横暴な権力
充満する憎しみと不信が些細な
出来事で爆発しかねない緊張感

無関心
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.5

緊迫感漂う不穏な空気
二転三転していく展開

笑うところなのか
怖いところなのか
何を疑い信じるか
まさに混沌と混乱

考えれば考えるほど
訳がわからなくなる
信じるものの違いで
変わる物事の見え方
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渇き。(2013年製作の映画)

3.0

スタイリッシュにテンポ良く
描き出す濃厚なバイオレンス
最後まで強烈なエネルギーで
疾走し続ける共感度0の世界

天使なのか悪魔なのか
美しさの奥に潜む狂気
得体の知れない魅力を
放つ小松菜奈ちゃんに
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

4.0

主人公の女の子ドロシーと
ユニークな3人の仲間達が
願いを叶えてもらうために
繰広げる危険で愉快な冒険

80年も前とは思えない
手の込んだ衣装、セット
魔法の国を彩る映像演出
色褪せないメッセージ性
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.5

泣き笑いぶつかり合った
高校時代の仲良し7人組

時は流れ再会を果たした
彼女達が抱える現実の壁

何かに追われる日々を過ごす
大人達に、あの頃の強い絆と
輝かしい日々が鮮やかに蘇る

懐かしむだけじ
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舟を編む(2013年製作の映画)

4.0

辞書の編集に身を捧げ
言葉の意味と奥深さを
探究し続ける人たちの
奮闘を丁寧に描く秀作

"今を生きる" 辞書を
完成させるとの情熱
言葉への溢れる愛情
地道な作業の果てに
紡ぎ出される言葉達

この
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

人類滅亡の危機に瀕した近未来の
地球を救済する為のプロジェクト
"ラザロ計画" ワームホールを通り
ほかの銀河系で居住可能な新たな
地球を探し求める壮大な宇宙の旅

圧倒的な映像美で描かれる
宇宙の果
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復讐者に憐れみを(2002年製作の映画)

3.5

復讐の連鎖が招く悲劇を
容赦ないバイオレンスで
描いた復讐三部作第1弾

障害を持つ優しき青年がとった
ひとつの行動で狂い始める運命
翻弄され狂気に染まっていく姿
一筋の光も見出せないノワール

体当
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下妻物語(2004年製作の映画)

3.5

ロリータとヤンキー
交わるはずなかった
全く正反対な二人の
少女に芽生えた友情

信じた道を突進む桃子
義理人情に厚いイチゴ
近すぎず、遠すぎない
二人の距離が心地よい

笑いとゆるさの中に
散りばめ
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セブン(1995年製作の映画)

3.5

キリスト教の七つの大罪を
モチーフに起こる連続殺人
それを追う刑事たちを描く
サイコ・サスペンスの傑作

罪を見て見ぬふりをする
腐敗した社会への怒りが
生出した緻密なシナリオ

謎の凶悪犯に迫るなか
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

真実を追うドイツ人記者と
彼を乗せたタクシー運転手
実在した人物をモチーフに
光州事件の悲劇をコミカル
かつシリアスに描いた秀作

言論統制と弾圧の中を
掻い潜り世界に実情を
伝えるとの信念を貫く
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五億円のじんせい(2019年製作の映画)

3.5

幼少時代に5億円の募金の
お陰で心臓の手術に成功し
命を救われた17歳の少年は
周囲の過度な期待に苦しむ

立派な自分を装うことでしか
生きるすべを見出せなかった
少年が自分と向き合う一人旅

自分の
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.5

実在の元株式ブローカーを
モデルに金SEXドラッグに
溺れた男達の成り上がりと
転落の半生を描いた衝撃作

果てない欲望に支配された
愚かで滑稽な人間の側面を
圧倒的なパワーとド派手さ
半端ない演技で
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

二つの恋の狭間で葛藤し
揺れ動くこじらせ女子の
ドタバタ暴走劇を演じる
松岡茉優ちゃんに惚れる

妄想の世界に安住する
不器用で繊細な彼女が
抱える孤独と心の痛み

共感できる部分もあり
現実に向き合
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.0

韓国最大の犯罪組織に
潜入する警官の生き様
駆引き裏切り保身報復
切迫した混沌の世界で
何を信じ、選択するか

立ち止まることは
許されない運命に
翻弄され葛藤する
男の哀愁と覚悟が
胸迫る人間ドラマ
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.5

作り話ばかりをする親父の
言動への理解に苦しむ息子
確執を抱えた父と子が絆を
取り戻すまでを描く感動作

事実と真実は違うこと
物事の表面だけでなく
真意に寄り添うことで
見えた温かくて美しい
ファン
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

3.5

若くして家族と生き別れ
一家の主となった長男が
背負う重圧、家族の為に
己の人生を捧げて激動の
時代を生き抜いた人生録

韓国戦後史に描かれる
生きてく大変さと辛さ
父子の約束と家族愛に
感動が押し寄
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

4.0

人生悟りました感
溢れる少女たちの
憂鬱で退屈な日常

狭い世界から抜け出す術も
知らないし未来も見えない
不安や苛立ちを抱え生きる
ボーントゥービーゾンビな
彼女達の今を楽しむ創造力

閉塞感の中を
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.0

誘拐犯と誘拐された少女、その母親、それぞれが抱える境遇に胸が締め付けられる。かつて母と慕った女性との逃亡劇を辿る旅。八日目の蝉にしか見えない景色、分からない淋しさ。沁み入る主題歌。胸を揺さぶる演技。号>>続きを読む