このレビューはネタバレを含みます
相手の声に耳を傾けて、
相手を受け入れる。
そして、自分自身も変わっていく。
そんなことを二人の関係性や、インタビューする姿を見て感じた。(あえてモノクロにした意図も、台詞に集中させたいから?)>>続きを読む
前作は暗過ぎて好みではなかったけど、今回は可愛い動物が沢山出てくるし、ラブロマンスもあり楽しめた。
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ずっと感情を抑え込んでた主人公が、彼と別れた後に母親の肩で“もっと生きたい”と咽び泣く場面は思わず涙が出た。
あと、付き合うまでが長く感じた。病気を気にして付き合えなかった気持ちはわかるが、付き合って>>続きを読む
このシリーズは“ダー子たちが標的をどう欺いているのか”を楽しみに観る映画だと思っている。
しかし、今回はそこに興味が湧かなかった。沢山の登場人物が色んな思惑で物語に絡んでくるので、観客側のピントが合わ>>続きを読む
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好きな松居監督作品は『私たちのハァハァ』『アイスと雨音』。どちらも初期衝動の塊みたいにエネルギッシュで、映画よりは舞台を観ている気分になれる。
一方、本作はとっても映画らしい雰囲気。うまく言語化できな>>続きを読む
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作品全体から“人に対する尊厳”を感じない。例えば、佐藤二郎の役どころは普通だったら犯罪に加担した罪の意識に苛まれ、葛藤するのではないか。だからか、人の生死を軽く扱ってるように見えてしまう(実際はそんな>>続きを読む
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ホームシリーズではなく、全スパイダーマンシリーズの見事な幕引き。アメイジングのピーターがMJ助けたくだりは泣けた。
マルチバースってとんでもない反則技!!良い意味で!笑
ジム・ジャームッシュのような絶妙な空気感のシティ系会話劇。日常会話なんだけどどれもウェットに富んでいて、ホンが何気にすごい。
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クリエイター界隈でこんな話はよくありそうで、それ以上でもそれ以下でもなく、特に何も残らない。性根腐った人間しか出てこないので、胸糞悪さだけはあるが。
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とんでもないメンヘラカップルの純愛ストーリー。
鬼滅、呪術とジャンプ原作の映画化が二連続メガヒットで必勝パターンを見出したように感じる。アクション、ちょいグロ、最愛の人との別れ…みたいな。
作品としての面白さよりも、メッセージ性が先行していた。しかも、そのメッセージ=テーマも、世襲制に関する家族の話と、個性の話がどちらも中途半端で、うまく相互作用しているようには思えなかった。
サイコホラー要素がやや強めな『ミッドナイト・イン・パリ』かと思っていたら、色々なオマージュを織り込みながら『ビューティフル・マインド』みたいな展開に。そして、『プロミシング・ヤング・ウーマン』に通じる>>続きを読む
潔いくらい“間”がなくて、体感1.5倍速のジェットコースタームービー。
「ここにいる全員にお前を自慢したいよ」
…なんてキュンとするセリフ!
池田屋事件からが本番。
激動の時代で信念を貫き通した土方の生き様に、胸が暑くなる。