CHIOさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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情婦(1957年製作の映画)

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アガサ・クリスティ×ビリー・ワイルダー

原題「検察側の証人」、
今ならこっちを邦題にしただろうな…

ほぼ弁護士事務所と法廷だけの映像なのに、脚本でみせちゃうのがすごい。最後10分のどんでん返しが有
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

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夜眠れないからと、ビリーワイルダーを
み始めたら、最後まで。

ジャック・レモンの主人公。出世のために、上司の不倫用にアパートを提供し、自分は閉め出されちゃったりと、どうしようもないお人好し。
三谷幸
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

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「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」の50年も眠っていた映像を修復したライブ映画、すごくいい!

「キング牧師暗殺後の混沌とした社会背景」+「ブラックミュージックの圧巻のステージ」で、ドキュメン
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コロンバス(2017年製作の映画)

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インディアナ州コロンバス。
モダニズム建築の美しい小さな街。

主人公は、家族や土地に縛られる二人。倒れた父のもとにかけつけるも、親子の確執から早くコロンバスを離れたいジン。元依存症の母を支えるため、
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

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「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」
終了間際の滑り込み。

メンフィスのホテルでおこる3つのオムニバス。1話目が、音楽の聖地巡りの永瀬さん・工藤さんの日本人旅行者。クス
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

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苦笑してみてたら、うっかり泣いちゃう感じに。BOOKSMART(=ガリ勉)の女の子が主人公って新しい。

学校生活を勉強に捧げて、アイビーリーグへの道を手に入れたら、パーティ三昧の子たちもいい進路で呆
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ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン(2019年製作の映画)

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ピエール・カルダン

プレタポルテ、メンズファッション、多国籍モデル起用の先駆者。映画はそう面白くはないけれど、挑み続ける仕事が面白かった。

松本弘子さんが着ていたアバンギャルドなワンピースがとても
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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近くでロケがあったので、家が映ってるかみてみた。(→映ってなかった)

いろんな共通点が奇跡みたいに感じる恋の始まりと、時とともにずれていく終わりがリアル。

大人になったから、ノスタルジーに浸れるか
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

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疲れた週末にちょうどいい、「現実味はないけれど、優しい世界」のロードムービー。ダウン症のザックに、タイラーが対等な関係を築こうとするのが、心地よい。

タイトルは、プロレスラーになりたいザックのリング
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

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こちらはもう少し幅広い、音響の世界。「セリフ」「効果音」「音楽」が合わさって映画が作り出されていく。

音響の大切さに、いち早く気づいた、J・ルーカス、B・ストライサンド、F・コッポラ、S・キューブリ
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

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映画音楽がどう作られるかを、作曲家のインタビューや映画のシーンで語られて、楽しい。

無音なら「サイコ」も「JAWS」もあの怖さはないはず。音楽も、観客の感情を引き出す演出の一部。作曲家自身が鳥肌が立
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運動靴と赤い金魚(1997年製作の映画)

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主人公アリは、妹の運動靴を無くしてしまい、1足を交互に履いて登校する毎日。そんな中、マラソン大会の3等賞が運動靴だとわかるが、がんばりすぎて1等に。苦笑

傷心のアリの傷ついた足に、赤い金魚がくっつい
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アラジン(2019年製作の映画)

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息子がトルコに旅立つ前に、アラジン。

2019年に映画館でみて、
2020年に劇団四季でみて、
2021年、また配信でみて、
歌も映像も好き。

ウィル・スミスの歌、ワクワクする。

本当のムスリム
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

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みんな大絶賛なのに、
私には、しっくりこず。

ミュージカル好きだし、
中南米の感じもすぎだけど、
なんでかな。

セリフがほぼ全部歌かラップなのが、
ダメだったのかな。

ノマドランド(2020年製作の映画)

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自由なようで、不自由
孤独なようで、温かいつながりのある
遊牧民(ノマド)という生き方。

ノマドと定住、どちらの生活にも、
捨てきれない何かを感じさせ、
肯定も否定もしない映画のスタンスは
いいなと
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クルエラ(2021年製作の映画)

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「101匹わんちゃん」の悪役
クルエラ誕生のダークファンタジー。
ロンドンのパンクファッションも満喫。

ニーナ・シモン「Feeling Good」
アイク&ティナ・ターナー「Come Togethe
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

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曲がったことをやり過ごせない三上を
役所さんが好演。

枠からはみ出た人に不寛容な社会で、
「素晴らしき世界」は
逆説的な意味と思わせつつ、
後半、温かい人にも支えられて、
この世界も捨てたものじゃな
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

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"ROAD TO NOWHERE"が、脳内リピートの帰り道。

Spike Lee × David Byrne の熱いメッセージは受け止めたけれど、ライブや舞台を、映像で見るのは苦手だと今さら気づく。
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

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「ブラックミラー」や、星新一の「ショートショート」に出てきそうなSF映画。低予算でも、面白かった。

話し相手はAIロボットだけの、月での孤独な任務が終わろうとしていたある日、もう1人の自分に出会い、
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

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いくつでも楽しく人生をはじめられることを、優しく伝えてくれる映画。

75歳でゲイをカミングアウトし、癌になっても人生を謳歌するクリストファー・プラマー演じるお父さん。

そんな父を見て、ゆっくり人生
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ゆれる(2006年製作の映画)

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吊り橋とともに、危うくゆれる真実、みてる側の心もゆれて、なるほどなタイトル。

香川照之もオダギリジョーもハマり役なうえに、西川美和さん当時32歳の監督作品だなんて、すごい。

インターステラー(2014年製作の映画)

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『オッペンハイマー』を見た後、
『メメント』『インターステラー』と
ノーラン監督作品を再度チェック。

ノーベル学者キップ・ソーン博士監修で、
ブラックホールやワームホールは、
科学に忠実とのこと。
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

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ある夫婦の終焉を綺麗ごとだけでなく、リアルに描き、あー、喧嘩ってこうやって熱くなり、第三者が入り溝が深くなるんたよなーと共感。

家族のありようはいろいろ、
少しだけ愛を残して別れるぐらいが
よい選択
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

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子どものいる映画 その1

誰かの愛情に包まれたくなる映画🎞

誰もが心に悲しい傷を負っているけれど、ここに暮らす子供たちはみんな、心優しくて繊細な少年少女ばかり。そんな彼らのひたむきな生き様を見てい
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

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子どものいる映画 その2

アナ(6歳児)の目から見た世界を通して、
子ども時代のものの感じかたや感覚を
呼び戻す映画🎞

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

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子どものいる映画 その3

偏屈な頑固ジジイのヴィンセントと、12歳の少年オリバーの交流のお話。

どっちの視点で見ていたかというと…圧倒的にヴィンセント。😊 大人子ども関係なく、認め合う関係に、さい
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

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長回しのワンカット撮影、映画館でみると、臨場感が倍増。

天才スピヴェット(2013年製作の映画)

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10才の天才少年のひとり旅。スミソニアンの授賞スピーチのため、モンタナからワシントンに向かう温かいロードムービー。

アメリのジャン・ピエール・ジュネ監督、新作、出ないかな。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

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天才数学者であり、第二次世界大戦でドイツの暗号を解読したアラン・チューリングの実話。

カンバーバッチは、天才の役が似合う。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

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音楽が好き。
切ない終わりかたが好き。



デイミアン・チャゼル、
映画を撮るためにハーバード大学を出て、
32歳で撮った映画が
アカデミー賞監督賞を取って、
なんだかスゴい才能。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

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楽しい3部作 その3
レクター博士他、サイコパスがいっぱい。

羊たちの沈黙
ハンニバル
レッドドラゴン
のアンソニー・ホプキンスが出てるとこまでを、3部作とよびたい。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

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楽しい3部作 その2

当時の現代の設定が、1980年代!

PART1は、1985年→1955年
PART2は、1985年→2015年
PART3は、1985年→1885年
に、タイムスリップ。
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ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

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楽しい3部作 その1

児童書は、全7巻。映画は3部作。
ナルニア国物語は、
息子が初めて映画館で見た映画です。

第一章 ライオンと魔女
第二章 カスピアン王子の角笛
第三章 アスラン王の魔法の島

キンキーブーツ(2018年製作の映画)

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ブロードウェイ版のミュージカルを舞台で見たので、映画でも見られて幸せ!