ここにーるさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

バスケット・ケース(1982年製作の映画)

4.0

誰が気の毒かって例の双子兄弟に宿泊キー7番を渡してしまった宿屋の主人だろう。絶叫が響き渡る度に様子を見に階上に上り「ここは精神病院か?」とヤケっぱちにボヤく姿に激しく納得そして爆笑。挙げ句泣くという。>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

スゲェ…しか出て来ない。

*実は公開初日の満席のレイトショーで観たのだがコンディションが悪く爆睡、序盤のマックスがエンブレムみたいに車の鼻っ端にくくられてたとことエンドロールしか覚えていない。ショッ
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

ワンスアポンアタイムって付ければ長くしてもいいってわけじゃなく、ラストはまたやりやがった…という思いは拭えずも、序盤から中盤までは最高に楽しめた。特にマックィーンが爆似で嬉しかったし、ブルース・リーの>>続きを読む

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

2.5

ファンには申し訳ないけどハマらず。サブリナののっけからブルジョアパーティーに向ける目が卑しいのに引いたなぁ。パリで学んだことの薄っぺらいこと。結局三人とも人を見る目が節穴だったってことを露呈している。>>続きを読む

グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.0

来るべく昆虫食時代に備えて。

息子(ら)はただ母親におやすみなさいを言いたいだけなのだ。

武器人間(2013年製作の映画)

2.5

ハッキリ言ってボスボロットのオンパレードで使えそうなのは一台もない。

バニシングIN TURBO(1976年製作の映画)

3.5

古田が「代打オレ!」って言うのとはワケが違うロン・ハワード、監督でガッツリ主演だから。とはいえコーマン親分に思い切り忖度したハチャメチャぶりだ。

チェリー2000(1986年製作の映画)

3.5

時は近未来2017年。主人公の愛するダッチワイフがぶっ壊れ、女回収屋(案内人)と新しいボディを買い求め荒野を目指す旅に出るー。1986年製作時にまさかスマホはおろかケータイが普及し、Amazonでポチ>>続きを読む

九月の冗談クラブバンド(1982年製作の映画)

1.5

暴走族映画なのに疾走感がまるでなくて若い人にこれが昭和の人たち?と思われたらちょっと立つ瀬がないほど酷い出来だった。主人公を蚊帳の外に置き、オカマ姿の火炎瓶投げにボーガンで対抗って少しだけフューリーロ>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

頭の隅の普段使っていないスイッチをポチる必要があるけど、その鈍い明かりも目に段々馴染んでくるものだ。ぶっそうな事の連続だけど本当に銭湯のスタッフに見えてくるし、主人公に光を灯すヒロインが一気に可愛く見>>続きを読む

哀しみのトリスターナ(1970年製作の映画)

3.0

画家の彼氏もおっしゃってましたが、あの老いぼれ豚め!この言葉に尽きますね。貧すれば鈍するのはまだ分かるのですが、金が入った途端優しくしてくれてもトリスターナの積年の恨みを逆撫でするばかりで。この映画、>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5

あの子舌でやってくれるのよ。このセリフが一番の"お気に入り"。一気にボールポゼッションがエマ側に渡った瞬間だった。〈大奥〉とか〈お嬢さん〉とかどことなく既視感を覚えるが、とにかく男なんぞの出る幕のない>>続きを読む

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.0

脳内では既に直太朗の♪夏の終わりが流れていたというのに足先は盛夏を味わうべく池袋新文芸坐へ。思えばジョーズをスクリーンで観るのは初めてで、当然だがやはり家の21型で観るのとは迫力が雲泥の差。音もズーズ>>続きを読む

バハールの涙(2018年製作の映画)

3.5

静寂であることがかえって奇態だと、迫り来る危機を予見してしまう女戦士バハールの動物的な嗅覚。夫を目の前で射殺され、囚われの身となって性奴隷に堪えられず自死した妹を天に見送り、引き離された最愛の幼い息子>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

4.5

F.マーキュリーと同じように孤独しょんぼりシーン多めだったけど同情無用、もうそのテは食わん。ロケット打ち上げられた時の華々しいシーン。タロン・エガートン、抜群にうめぇ。

ヤングガン2(1990年製作の映画)

3.5

ビリー・ザ・キッド=エミリオ・エステベス。こっちで言うところのキムタク。で、どのキャラが好きかって話だけど黒猫の様にクールでしなやかな身のこなしがイカすチャベス一択。ちなみにヤングガン1は観たかどうか>>続きを読む

「エロ事師たち」より 人類学入門(1966年製作の映画)

3.0

近藤正臣が柔道一直線で"足ピアノ"を披露したのはこの3年後。

お前らみんな民主主義を履き違うとる!

フェノミナ(1985年製作の映画)

3.5

チンパンジーの飼い主は刃物はとても危険だとその子に諭します。序盤のシーンのこの伏線だけは見逃してはなりません。あとはジェニファー・コネリーのPVです。

ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

1.5

完全な自打球。これchayいなかったら大惨事だった。

理由なき反抗(1955年製作の映画)

4.0

壮絶な校風というか。仲間やライバルが命を落としても喪に服す暇もなく(笑)ボスの女はジムに寝返り、その子分ら(若き日のデニス・ホッパー含む)に付け回され気の休まることはなく。チキンレースや指まじない、オ>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.5

主役の俳優は噂にたがわぬスウィートデビルな顔をお持ちで。デビュー当時の原田真二を思わせる(ゴメン、古くて)。話が尻すぼんでったのは想定外だったけどまあ合格点。友人(のちの相棒)の家に招かれたらリビング>>続きを読む

ディーン、君がいた瞬間(2015年製作の映画)

3.5

ディーン、君がいた瞬間(1955年)、僕は自分の父親のキャン玉袋にでさえいなかったわけだが。小学校の高学年のころに愛用していたのはジミーの顔写真入り缶ペンケースだったのは確かだ。野郎みんなが彼の生まれ>>続きを読む

愛を積むひと(2015年製作の映画)

2.5

悪いんだがわざとらしさしか感じない。樋口可南子は例のCMのイメージを壊したくないのか菩薩の様な役をやっていた。良心を履き違えてる。杉咲花が伸び伸びやっているのが救いだけど、北川景子は相変わらず判で押し>>続きを読む

女が眠る時(2016年製作の映画)

2.5

忽那汐里はジム・ジャームッシュのとこで揉まれた方がいいんじゃないか。『ミステリートレイン』の工藤夕貴に少しくらい近付けると思うけど。

スタンドアップ(2005年製作の映画)

4.0

なんかとりあえず謝りたい。男らがもれなく一斉にクズ過ぎてスンマセンと。でもジェレミー・レナーが糞中の糞で笑う。久々の再鑑賞だったけどよくよく見渡すと名優がズラリ。まあなんだかんだで『エリン・ブロコビッ>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

1.0

中島哲也監督で面白いと思ったのは『下妻物語』くらいで、他は胸くそ悪いのばっかだ。特にこれ。告白するが小さな子を不幸な目にあわす映画は許さないことにしている。ちなみに縞模様のパジャマのなんちゃらも…

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

1.5

ヒロインがカワイイのは分かるけど。俺、心の病気か何かなの?1㍉も刺さってこないんだが…(困惑)7並べでもパス3までだ。

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

2.0

前例が無いんだよなぁ。人間より頭の悪い宇宙人。〈概念〉くらい地元で学んで襲来してほしかった。長澤「侵略はじまったの?」龍平「いや、あれはただの夕陽だよ」←唯一面白いやりとりがこれ。まさみちゃんとの疑似>>続きを読む

バンブルビー(2018年製作の映画)

4.0

よろしくメカドックしてるヘイリー・スタインフェルド、やっぱりカワイイのな。バンブルビーがロボ根性見せるのも分かる気がした。でも一番はリック・アストリーのカセット瞬殺したシーン♪

ナインハーフ(1985年製作の映画)

3.5

僕がどんなに君のために氷を口に含んで愛撫するエロテクを駆使して悦ばせるのを好きだったか君は知らない。

今ではTSUTAYAのエロ棚に。

危険な情事(1987年製作の映画)

4.0

ナインハーフもある意味フラッシュダンスさえ変態映画だからなぁ。監督エイドリアン・ラインの真骨頂とも言えるのが本作。ウサギをあれするのは論外だけど、グレンクローズをT-800化させたアイデアは天才的だ。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

2.0

ウェス・アンダーソンてこっちで言うところの三谷幸喜なのか?有名俳優陣の集結ぶりが半端ないスね。私はそれがかえって鼻についてあまり好きになれないんだなぁ。大の大人らがトムとジェリーみたいな追いかけっこし>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

2.5

なんでこんなに評価が高いのかさっぱり分からないんだけど、素手で食べ物を丸めて出される文化(おにぎり)に馴染めない人もいると思うんだよなぁ。そのコーヒー、ジャコウネコの糞って言われたら引くのと同じように>>続きを読む

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.5

『北の国から』みたいなことなんだろうけど、ただこれは12年間ひけらかしてなかった分スタッフ、スポンサー、キャストのモチベーションの維持が相当難しかったであろうと。企画の勝利というか。ただ問題なのは、そ>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.0

『ねじまき鳥クロニクル』(1994年)を最後に訣別している身としては、数年前の映画『ノルウェイの森』に続いてのスケベ根性丸出しを恥じるところだが。あんな短編を韓国でこんなに長々とね、こんな凡庸な話だっ>>続きを読む