ここにーるさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

3.5

悪いことは言わない。脇目も振らず医学の道に突き進みたまえ。GReeeeNみたいにあとでいくらでも歌えるから。あと父親経営のレコードショップにはボニーMの『グレイテストヒッツ』とか映画『コットンクラブ』>>続きを読む

幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.5

彼が真に人の子だったとしたらあの性格にあのルックス、とっくに村のオバサンネエチャン連中にいたずらされてたに決まってるんだわ。"労働犬の一生"に置き換えれば合点がいく。気の毒に時空のねじれでパトラッシュ>>続きを読む

ビッチ・ホリデイ(2018年製作の映画)

2.0

惚れた腫れたじゃご飯は食べられないからね。この場合女を責められない。浜省の🎵丘の上の愛でも聴いて寝よ💤

アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

3.0

ミュージカルとホラーの相性の良さはM・ジャクソンの『スリラー』でとうの昔に証明されてるはずなんだけど。どっちにも振り切れてないのが残念、実に惜しい。

瞳の奥の秘密(2009年製作の映画)

4.5

スゲェ面白かった。ツッコミ所なくはないけど多層性に富んだシナリオがいい。上手く言えないけど『プリズナーズ』の数倍上のサスペンスで、そこはかとない大人の"愛と友情"が激渋でファンタスティコ!だった。

女は女である(1961年製作の映画)

2.5

どうやらそうらしい。女は女であると。

う~ん。何がなんだかさっぱり。

「早くしてくれ、テレビで『勝手にしやがれ』見たいんだ!」とベルモンド。

ラーメン食いてぇ!(2018年製作の映画)

3.0

ラーメン映画なんてこの体で充分。葵わかなが出してくれるラーメン飲み干さないわけないじゃないか。石橋蓮司のパット・モリタ感。キルギスロケが無駄に贅沢。腹減った。

ヒロシマモナムール/二十四時間の情事(1959年製作の映画)

3.5

フランス人がビール飲む珍しいシーンあったり"シロシマ"の街中を歩いたりもするんだけど、要は不倫カップルのピロートークの様な映画で、そこがフランス映画らしさというかね。面白いのは反戦映像を挿し込みつつ、>>続きを読む

どうしようもない恋の唄(2018年製作の映画)

2.5

どうしようもない田舎芝居。ヒロインの"100年に1人"の凄いカラダに前のめりになるも、実は脇の佐々木心音がタイプ。今回は脱がず。ヌキ目の方は序盤で果たすべし。

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

4.0

いつアイルビーバック言うのか思たら吹替じゃん。グレイスに全部持ってかれた。オモロイ‼️

みうらじゅん&いとうせいこう 20th anniversary ザ・スライドショーがやってくる!「レジェンド仲良し」の秘密(2017年製作の映画)

3.0

みうらじゅん氏の面白さって「小学〇年生からスクラップしてるんですけどね…」ってとこのあの言い方というか"おもむろさ"だな。だからギャグセンや中身はどうでもよくそのスクラップブックの表紙見せるまでが真骨>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

タクラマカンにダマクラカサレた女の話。ほぼポルノっす。"伏線回収劇"の御手本的作品と言える。最後の最後でへんてこりんなタイトルがしっくり来たが、やっぱりちゃんとは覚えられそうにない。

フローズン・ブレイク(2019年製作の映画)

3.0

パッケージ見以上に語るあらすじ特になく『フローズン』のロシア版ってとこ。熱々の蕎麦&珈琲啜りながらの鑑賞を悪いねってほどには酷寒演出が甘くミスマッチな劇伴にも苦笑しかない。ただしロシアンビューティーの>>続きを読む

さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.5

唐突なぶっこみだったけど、デュオの右の方の子が言い放つ『自然と調和してる』ってセリフ、あれは笑ったなぁ。NO MUSIC,NO LIFEって枠の人間じゃない私には何だかケツの座りの悪さは否めないけど、>>続きを読む

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.5

オールフォーワン、ワンフォーオールのちにノーサイド。一言で言うならラグビーっす。踊る➰海猿➰亡国のイージス➰ザ・ロックとかで飽きちゃってる面もありつつ、序盤のサクサク感に中盤の電撃イライラ棒っぽいスリ>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.5

"KKKをブッこわーす(←スゲェ言いたかった)"的設定がまず面白い。黒人警官が白人警官を敵陣へ潜入させる主導権のリバーシもさすがリー監督、新しい試み。名優デンゼル・ワシントンの七光りを利して息子氏美味>>続きを読む

映画 賭ケグルイ(2019年製作の映画)

2.0

ティーン向けの映画にいちいち噛み付いてもなぁていうね。キャラ名は全く入ってこないので前半流し見、実際賭場でベットが始まるまでは苦痛よ。あとは高校演劇でも見るような温かい心で。大人出演者ゼロなので。〈一>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

2.5

格差社会の現実を訴えたいのか何だか言いたいことが良く分からない作品だった。子供の眼を侮ってはいけない。昨日まで親友だったのに頑として会わせてもらえなくなる謎を放ったらかすほどバカじゃないから。自分の親>>続きを読む

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

2.5

対岸の火事と侮るなかれ、ってことなんだろうけど啓蒙的な主張強目なわりにエンタメ調のオチ用意するのはちょっと違う気がするな。死ぬまでにしたい10のことを言い合うあんぽんたんなシーンあるけど、熱いお風呂よ>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.5

僕の中のバードマンは宮内洋さんかなぁ。仮面ライダーV3、青レンジャー、怪傑ズバット、Gメン75。憧れのナイスガイ。上京して間もない頃一度中野坂上あたりの丸ノ内線内で遭遇した時は既に"あの人は今"状態だ>>続きを読む

エルヴィス&ニクソン/エルヴィスとニクソン 写真に隠された真実(2016年製作の映画)

3.0

やっぱりプレスリーは生きていた。というかどことなく小沢仁志に見えてくるんやが。ニクソンはどうでもいい。

ベン(1972年製作の映画)

3.5

ウイラードの続編。見方によっちゃヤクザ映画だな。スーパー1軒ぶっ潰してたから。心臓病を患った少年と軍団を引き連れた親分ベンとの温かい交流。マイケル・ジャクソンが主題歌ベンのテーマを歌ったのが14才だっ>>続きを読む

ウイラード(1971年製作の映画)

3.5

窮鼠"人"すらも噛む。子供の頃大好きだった動物パニック映画をおよそ40年ぶりに観る。描かれるのは出会い友情と裏切りと別れ。そしてアーネスト・ボーグナインの見事な窓突き破り芸。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

1.0

メチャクチャ笑うかひたすら沈黙かに別れると思う。残念後者で。

山田うどんは好きですよ。

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

3.5

ビートルズが語られる時は必ず観客席の絶叫と失神(失禁)がセットだ。流血していた女子は今頃どんな婆さんになってるんだろう?。スターなんかになるもんじゃねぇな、と来日した〈1966.6.29〉彼らを見てそ>>続きを読む

クリープショー(1982年製作の映画)

3.0

ジョージ・A・ロメロ×スティーヴン・キングのオムニバス映画。こんなもの観て喜んでた中高生の頃、ある意味健康的と言える。続けてYouTubeで森高千里の『ザ・バスターズ・ブルース』を久しぶり視聴。🎵やっ>>続きを読む

ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

1.0

クヒオ大佐かよ。あの至近距離で脱走兵(主人公)を撃ち逃すマヌケな出だしからもう駄目だった。テレビごと火炎放射器浴びせてやればよかったと後悔している。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

発想はドリフのもしもシリーズに毛が生えたようなさ。だけどイギリス人ならではの"設定勝ち"みたいなところあって。人のふんどしで相撲とりやがってコノヤロなんだけど、まぁビートルズを歌い演奏出来るヤツへの嫉>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

ショッカーの一員になるには十分な理由だけど、天下のジョーカーになるにはまだまだ動機が弱く、もっとケチョンケチョンに虐め抜いてもよかったんじゃないか。と、バットマン関係全く観てない不埒な私の意見はスルー>>続きを読む

オーヴァーロード(2018年製作の映画)

4.0

これオモれぇじゃん。最初の輸送機の中のシーンからワクワクする。イーライ・ロスのグリーンインフェルノ方式で地獄に放り込まれるのな。ちょっとワルそうなヤツが最後はいいヤツになるっていう王道もあるし。あの血>>続きを読む

まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

4.0

またしても4Kデジタル修復の威力。『二百三髙地』の新沼謙治みたいなちょっと役立たずっぽい主人公の伝書鳩通信兵って何か憧れるよなぁ。60年代の公開当時にこれ観た人、インテリジェンスちっく溢れてると思うね>>続きを読む

狼の死刑宣告(2007年製作の映画)

3.0

法が裁かぬなら俺がこの手で…。いわゆる私刑モノで悪党に粛清をって意見には大賛成なんだが。性格の悪い長男に育てた父親(ベーコン)に感情移入がいまいち出来ないのと、悪党がマジ街のただのゴミで小物感がどうも>>続きを読む

マイ・ファニー・レディ(2014年製作の映画)

3.0

『ペーパームーン』の監督だけど正直ちっとも面白くない、ただ。カンバーバッチやアナデ・アルマスらに並ぶ珍名さん大集合の一人イモージェン・プーツ略してイモプーのヒロインぶりがめちゃくちゃカワイイ。ラストシ>>続きを読む

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.5

起こりそうで起こらないでも起こる何だか根気の要るスリラー映画だった。長男ジャックには昔観たジョニデ演じるギルバート・グレイプと同じ面影を垣間見るのだった。好青年。

ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~(2018年製作の映画)

3.0

欲しいの分かってるわよ、でもまだよまだでニヤリ。〈溜めて溜めて〉いい?いくわよ、からのエンダーイヤー。この客席との愉しげなコンタクトこそが歌姫としての真骨頂だったはず。それだけに場末のスナックママ風の>>続きを読む

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

3.0

母親自慢なら俺もリリーに2万倍負けん自信あるとばってん、心にしまっとくタイプやけん(笑)。オトン、結構いいヤツやん。この映画で一番の親孝行は、当たり前やけどオカンの若い頃ばそっくりに演じた娘内田也哉子>>続きを読む