だいきさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

仕事の予定で諦めかけてたけど、なんとか公開中にIMAXフルで観れて良かった良かった。


順行と逆行を1つの映像に同時に表現する描写や、その過程で伏線を回収していく斬新さは、観ていて「ここで繋がるのか
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ドライヴ(2011年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ストーリー自体は既視感を感じるありふれた話だったものの、登場人物があまり多くを語らず、カメラカットや音楽で作る全体的な雰囲気がなんともエモい映画だった。

え、今キスすんの?無防備過ぎじゃね?とか、キ
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鋼鉄の雨(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

かなり骨太なポリティカル映画。
思っていた以上に規模のデカい話だった。

全体的に静かに話が展開していく感じやBGMの雰囲気が『ボーダーライン』っぽくて好みだった。

アメリカや日本がショボい扱いなの
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.4

エイリアン誕生の真相が明らかになっていく過程が興味深かったし、宇宙船の船内のデザインも格好良くて楽しんで観れた。

ただ、未踏の惑星に防護服一つ着ないで探索始めた結果感染するわ、「お!w何これ触ったろ
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.8

キリスト教会により組織的に長年隠蔽され続けた神父による児童性虐待事件を明らかにした、実在したボストングローブ紙の記者達の活躍を描く。

教会側による完璧な隠蔽工作により、一歩間違えば告発した側が陰謀論
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野火(2014年製作の映画)

3.6

たまたま知り合った映画好きの方に、「日本の戦争映画は反戦思想の押し付けがましいプロパガンダ映画ばかりでホント終わってる」みたいな事言ったときに、割とフラットな目線で戦争描いてますよ、って勧められたのが>>続きを読む

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.7

ほぼ図書館の1シチュエーションだけで進むのに、主人公達の会話の掛け合いが面白過ぎて全然飽きなかった!

しばしば会話に対する返しが鋭いというか真理を突いてくる中、それを受けて感情的になってぶつかったり
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ケルベロス 紅の狼(2018年製作の映画)

2.7

他のレビュアーさんと同様、『ケルベロス』って主題に『紅の狼』なんて副題まで付けてるもんだから、完全に『人狼』の実写版かと思ったんだけど、実際は怒れるハンクへと変貌した主人公が汚職に染まる悪徳政治家をバ>>続きを読む

ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~(2020年製作の映画)

3.4

主人公と幼馴染の女の子が前作と比べて大分成長しててビックリしたけど、前作って2016年公開で4年も前の映画だったって事に観てから知って二度ビックリした。

基本的に前作と同様に今回も中身はさして無くて
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ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.6

ストーリーから展開から登場人物に至るまで何から何まで全力でB級映画してたw

どこか見た事あるような展開が続くけど、気持ちいいくらいテンポ良く話進むから飽きる事もない。

それでいてコメディ要素も最近
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ただただしんどい家庭模様を観せられて、ずっと「うわ〜・・・」って言ってた 笑

無差別殺人する奴の心理状態ってほんと意味わかんないし、他人の人生めちゃくちゃにする前に一人で勝手に死ねよ、っていつも思っ
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来る(2018年製作の映画)

4.3

これの前に『怪怪怪怪物』観た後で、台湾映画突っ込んだオモロイ映画作るなー!って思ってたんだけど、この映画も負けないくらい面白い。

序盤ちゃんとホラーしてて怖いのに、途中からの霊媒師集団の最強具合には
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都市伝説物語 ひきこ(2008年製作の映画)

2.4

これでもかってくらいチープなCGで展開するショートホラームービー。

最後のどんでん返しにするにはそこまでの伏線が弱すぎるかな。
いきなりそんなん言われても…ってなる。

あと出てくる子供が軒並み血色
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

ビートルズにそんな詳しい訳でも無いけど、そんな自分でも知ってる名曲が次から次へと出てくる。

そんな名曲達が主人公の歌唱力もあってノリノリで観れるんだけど、それ以上にビビったのがエド・シーランが思って
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ゲット・デュークト !(2019年製作の映画)

4.6

薬キメた頭の中みたいな映画 笑
全てがハチャメチャでぶっ飛んでてカオス。

でもけして意味わかんない訳じゃなく、コメディとしても笑えるシーン結構あるし、軽くお菓子でも食いながら友達と観たら楽しめるんじ
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

基本的に主人公を除いたらイカれた奴らしか出てこないこの映画。そいつらに比べたら化け物の姉妹の方がよっぽど人間味溢れてた。

化け物の妹に関しては映画通して終始被害者でしかなかったしね。

ただ主人公も
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口裂け女2(2008年製作の映画)

3.6

なにコレ、こっわ!

低予算感ありながらレトロな演出がいい感じに結構ホラーしてる口裂け女誕生秘話。

映画半分ちょい位までは、ネチネチした感じの奴ばっかのクソみたいな街に住んでる主人公一家のただただ可
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#生きている(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

韓国産ゾンビ映画って言えば『新感染』だと思うけど、面白かった1作目の続編がまさかの劣化しててガックシ来てた所でのこの映画。

同じ韓国産だし、予告編面白そうだったし、Netflixだしで観てみたけど、
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コリアタウン殺人事件(2020年製作の映画)

1.3

ホラーファン界隈で少し前に話題になったこの映画。

ディレクターもキャストも一切の情報が不明の状態で突如としてアマゾンプライムに登場した終始ビデオカメラ映像で進行するモキュメンタリー。

映画は、自宅
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.3

実在した大阪2児餓死事件を基に、ある家庭が幸福な家庭から事件が起きる所まで落ちていく過程を描く。

映画とはいえ、子供が虐待されたりネグレクトされていく様子は見ていてしんどい物があるけど、この映画の場
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.6

今時なEDMっぽいBGMやスタイリッシュなアクションシーンなど、ストーリーとは裏腹にシリアスに寄り過ぎない感じが意外とライトに観れて楽しかった。

そういう意味では全体的にバランスが取れてる良い映画だ
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下女(1960年製作の映画)

3.8

『パラサイト』に影響を与えた映画って事らしいけど、それよりもジャケットの気持ち悪さが気になって観た映画。

いや、このジャケットの字体や構図はほんと凄い気持ち悪さとか不気味さとか出ててセンス溢れてませ
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ルーム(2015年製作の映画)

3.9

高校生の頃に拉致監禁された女性が、やがて犯人の子供を産んで息子と一緒に監禁されている状態から無事救出されたその後までを描く、実在の事件を基にした映画。

思っていたよりも序盤に事件は解決するので、それ
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アス(2019年製作の映画)

1.8

ホラー映画って恐怖の対象が物理的に接触可能であればあるだけ一歩間違えばギャグになりがちな面があると思うけど、この映画についても所々ただ笑えるシーンになってしまってるところがあって何を意図していたのか分>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

最後までどう話が展開していくのか予想つかない映画だった。

それでいて飽きたり意味わかんなくなったりすること無く最後まで観れたのは演出が上手かったからかな。

所々ホラーに近いような音楽やカメラワーク
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セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

4.0

話の展開がグダる事なくちょうどいいスピードで進むから飽きることなく楽しめた。

ドウェイン·ジョンソンが気の弱い役を演じる事自体も笑えるけど、それが違和感感じなかったのがまた笑えた 笑

主人公達二人
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

原作の韓国映画の方を観てないからどこまで原作と同じかは分からないけど、途中の無音で緊張感高めていく表現とか、うるさ過ぎない中での緩急つけたBGMとか、目が見えない中での音から拾う視界の表現とか、新鮮な>>続きを読む

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーなのに話の展開が映画的過ぎて、この映画自体やらせなんじゃないかと議論を呼んでるのもなんとなく納得。

それでも間違いなくMBWは実在するし、中身無いのに売れてるのも事実だしで、アートっ
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ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

2.9

盛り上がりらしい盛り上がりは特にあんまないんだけど、そんな中でも「お、ようやく来たか!?」と思ったらそのまま終わった映画 笑

一見すると無謀だし、リスキーだし、超安牌人生歩んでる自分からしたら絶対あ
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.2

最初の方は、引きから段々寄りになっていくカメラアングルや、なんとなく後ろに写っている人物が幽霊なんじゃないかとかハラハラしながら観てたけど、友人と一緒に観てて意外と物理攻撃が有効な相手に二人で爆笑しな>>続きを読む

PMC ザ・バンカー(2018年製作の映画)

2.1

多少冗長なシーンもあったものの、TVゲームを思い出すようなストーリー展開やスタイリッシュな音楽、スピード感のある編集など全体的に好きな要素が多々あった。
ただ一つ、臨場感狙い過ぎてくっそ見辛くなったと
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

昼と夜を対比させる演出だったり、壮大な景色にオーケストラ調のダイナミックな音楽を合わせた映像だったりと、総じてセンスが全部自分好みだった。

主人公目線で見た正義も、結局何かを守る為に法を犯すという点
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

2.9

この作品って原作もそうだったけど、なんか不思議な感じがするんだよね。

ただのグロいだけのリベンジムービーってだけじゃなくて、終始悲壮感が漂ってて、どう転んでもハッピーエンドになりそうな雰囲気が1ミリ
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.6

虐待問題における加害側である親だとか、学級問題を認知しておきながら特に対応出来ていない教師だとか、普段テレビのニュースなどの一面的な情報だけでは批判される事の多い立場を、リアルな環境と心情描写で描く事>>続きを読む

アイスと雨音(2017年製作の映画)

4.2

かなり挑戦的な映画。
最初こそ混乱する構成だけど、「ここでこことここをシームレスに繋ぐのか!」と思ったら、そのライブ感というか、カメラ越しなのにリアルタイムで舞台劇を観ている様な不思議な感じがとても楽
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ハングマンズ・ノット(2017年製作の映画)

1.0

どうしてこの映画思いついたんだろう、とか
何を思って撮り続けたんだろう、とか
何を伝えたかったんだろう、とか
1mmも理解出来なくてただただ考えてる内に終わった映画。

最終的には何でこの映画観ようと
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