ヤマケンさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

やっと観れた。
映像の質感がとにかく良い。今まで観た映画の中で一番かも。
観る前まではもっと分かりやすくドラマチックなストーリーなのかと思ってたけど、良くも悪くも意外と普遍的で、主人公に若者男子特有の
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

スクリーンの中で小梅と磯辺が生きていた!
あの街が確かに存在していた!
特に磯辺役の青木くんの演技は、原作では少し遠くミステリアスな存在の磯辺を、受け手である観客達の生活に近づけていたと思います。めち
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

正直この映画をどう(どの観点から)評価していいか分からないけれど、映画全体の持つ幻想的な感じや映像美はかなり好みな感じだったのでこの点数に。
"夏至祭"に行く前から、映像の暗さや音で不穏な感じがバンバ
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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

服装、部屋、街並みが素敵すぎる。
ヘッドフォンをつけた瞬間、クラブから別世界に導かれて、海岸線やバイクなど息を呑むほど綺麗なカットが流れ続けるシーンは圧倒された。
墓の上で踊るシーンで、流れている音楽
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キネマの神様(2021年製作の映画)

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山田洋次監督らしい、あたたかさをしっかり味わえる作品でした。
何より北川景子が美しすぎる。
言い回しがさすがに古かったり、演劇っぽい話し方が気になりだすと難しいかもです。

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

バスの乗客の会話、バーで起こる出来事、散歩で出会う人、変わっていくインテリア、移り気な奥さんの興味、更新されていく詩、一見変わらない日常の中で、少しずつ変わっていく(進んでいく)ものを楽しむ映画。
1
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

この作品を全て観終わった後DVDを取り出した時、DVDに書かれている「花束みたいな恋をした」というタイトルにグッときた。
SMAP「たいせつ」は良い曲です。

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大学生から社会人になったり
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

映像美に呑まれ、作品を通して流れている静寂が心地良くなっていき、何かに包まれているような不思議な感覚に陥りました。そして気付いたら3時間が経っていました。素晴らしいです。

あの頃。(2021年製作の映画)

4.5

青春、カルチャー、個人的に映画に欲しい要素が全てある。
観始めてから観終わるまでずっと幸せな気持ちに包まれる。
登場人物の仲間に向ける笑顔、推しに向ける笑顔、色んな笑顔がずっと素敵で可愛い。
そんな最
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劇場(2020年製作の映画)

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周りを見下すことで常に自分を安全な位置に持っていく、そんな永田という人間を許容することが出来ないまま映画が終わってしまった。

「大阪人でたこ焼きって平凡すぎるでしょ」と小馬鹿にした後、沙希に「平凡っ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

悪いのは最初のゾンビを見逃した駅員と、急にドア開けたおばちゃん

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

白石和彌監督、今邦画界で一番アツいかも
続編観たいけど役所広司おらんのか、、、

音楽(2019年製作の映画)

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可愛いヤンキー達の初期衝動
吉田拓郎聴きたくなります

チェリーボーイズ(2018年製作の映画)

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普通に面白いけど、これは男友達と観るべきやつ。
ドラえもんとかシャイニングとか、急に出てくる名作のオマージュに笑ってしまった。

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

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音楽、雰囲気、インテリア、服、映像、全部最高映画。
ドライブインシアターなり、カフェなり、遊園地なり、90年代初頭のアメリカカルチャーへの憧れが詰まっています。
ここぞ!と言う時に、流れて欲しい曲が流
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ステップ(2020年製作の映画)

4.0

良い人しか出てこないし、作品を見ていて嫌な気持ちになったりストレスになったりする箇所が一つも無くて、観やすい作品でした。
亡くなった奥さんの両親や娘など、周りの人達の言動や行動などから、亡くなった奥さ
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

緊迫感と目の離せなさが段違いすぎる。
2時間が一瞬でした。
武装集団がホテルの客や従業員は平気で殺すのに、殺した女性の胸に手を入れることや豚を食べることは"ダメなこと"としっかり禁じ、自分を律している
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

5.0

 まず、俳優陣の演技と不思議な世界観にグッと引き込まる。
そしてだんだん、日々の不満から逃げるように酒を飲み、自分はもう“父”ではないという現実からも逃げ、全てから逃げ続けているたすく(仲野太賀)に少
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

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ステージング、ダンス、歌に一切の妥協を許さず、なおかつフレンドリーで謙虚。
20世紀最大のポップスター、マイケルジャクソンがこうなんだから、どんなアーティストも天狗になってはいけない。

ラストレター(2020年製作の映画)

4.0

ところどころのツッコミどころはありつつも、ストーリーも良く、岩井俊二作品で感じたいところもしっかりある。
それにしても、広瀬すずと田舎の相性があまりにも良すぎる。
田舎の風景に広瀬すずの整った顔が浮い
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TENET テネット(2020年製作の映画)

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想像以上に一回観ただけだと無理でした。
〈1回目の感想〉
エリザベス・デビッキ絶世の美女すぎる。

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.0

家族モノに弱いので、当然泣いてしまいました。
セリフがない方が、その時そのキャラが本当に思ってることが伝わってくる気がします。

三月のライオン デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

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現実世界の話なのにどこかディストピア感があって、そこが凄く曖昧な感じが観ていて心地よかった。
魅力的なカットも多くあり、どのシーンを切り取っても絵画的。
ただ全体的にセリフが少ないため、中盤にどうして
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

クリス(リヴァー・フェニックス)がひたすら魅力的な映画。これがリヴァフェニ、、、
カントリー調の音楽も、作品の持つ雰囲気も素晴らしかったです。
小学校5年生の時、林間学校に向かう車中のようなワクワクが
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

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思っていた数倍ポップな映画でした。
タイムリープや異世界モノのような映画には付き物なのかもしれないけど、さすがにツッコミどころが多かったり、最初から展開が読めてしまったりしたのが、、、
ただ、地元のホ
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海街diary(2015年製作の映画)

4.5

たまらない映像。たまらない音楽。たまらない暮らし。たまらない家族。全てにおいて素晴らしい映画でした。
僕たちが江ノ島に抱く憧れが全て詰まっています。
あと広瀬すずの透明感ヤバすぎる。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

不公平な事が度々起こって、不当な扱いを受けていても、この作品は作中ずっとあたたかい空気を纏っている。
それは3人が、人として、そして家族として素晴らしく、あたたかいからだと思う。

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.0

大根監督はその時代のカルチャーを入れ込むのがうまく、こちら側も大根監督に求めているのはその部分なので、どの作品を観てもいわゆる“ハズレ”を感じる事が全くない。

今作も90年代のカルチャーがルーズソッ
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14歳の栞(2021年製作の映画)

5.0

素晴らかったです。
35人全員が主役。
将来を想像してキラキラしている子、周りに馴染むために自分を殺すことを決めた子、夢を諦めた子、過去のトラウマから人を信じていない子、35人全員にそれぞれ違ったスト
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

2021年初映画。
津乃田(太賀)の三上さん(役所広司)に対する興味(面白がったり、呆れたり、ほっとけなくなったり)が観てる側と同時並行で進んでいくのでかなり入り込みやすかったです。
役所広司のあまり
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

5.0

年内ラストに最高映画に出会ってしまった、、、
中盤少し退屈な時間帯があったけど、中盤(机の上で踊れと言われるところ)以降作品に完全に引き込まれて全く目が離せなくなりました。そしてちょっと泣きました。
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

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話が強引すぎるが故のツッコミどころが引っかかってあんまり入り込めなかったですが、全体的にポップだし、善人しか出てこないので観終わった後の気分は良いです。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.5

タイトルを観た時からいつか観ようと決めていた「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」、やっと観れました。
ニューヨークに行ったらこんなことをしたい、こんな所に行きたい、こんな雰囲気を味わいたい、そんなニュ
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

テンポ感がとても良くて、あっという間に映画を観終えた印象。
服装、音楽、街並み全てが素晴らしく、映像の質感などからも60年代のアメリカの空気感が凄く伝わってくる。
人にオススメ出来る映画。

いちごの唄(2019年製作の映画)

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真っ直ぐすぎて盲目になる人危うすぎてちょっと怖いといつも思う。ニューヨークの結婚式のコントみたいな。
ぽあだむ良い曲〜という感じです