バリカタさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

バリカタ

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ジャン=ポール・ベルモンドの 恐怖に襲われた街(1973年製作の映画)

4.0

傑作選で鑑賞。
ベルモンドの作品は初めて。ワクワク満載でトライ!

一言、、、すげ〜!!!おもしれー!!

いやいや。ストーリーは脇甘々です。
オープニングのエピソードから
「うそ〜ん(笑)」
って感
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不夜城の男(2020年製作の映画)

2.5

のむコレ2020にて鑑賞。
うーむ、なんだろなー。
入り組んだようでいて、
様々な人間が絡んでいるようでいて、
斜め上の展開をしそうでいて、

韓国エンタメ映画あるある(ファンの皆様すみません)感がた
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罪の声(2020年製作の映画)

4.0

原作未読で鑑賞。
素晴らしい映画でした。
この物語の濃密感、凝縮感、そして充実。
点と点が線に、線と線が面に、
面が幾重にも重なり見事なヒューマンドラマに仕上がってます。

凄く入り組んでいます、スト
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粛清裁判(2018年製作の映画)

3.7

群衆シリーズで鑑賞。

茶番恐るべし。
茶番に乗せられる群衆恐るべし。
で、この茶番を作った人間がいたのである。
人間恐るべし。

独裁が作られていく過程の映像なのだろうか?
曇天に包まれた旧ソ連の冬
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

潜入捜査モノとして秀逸な作品でした。
実話ベースと言うことですが、原作未読なので、どの程度脚色されているかは不明です。
ですが、まずKKKに黒人が挑む、それも間接的にバーディでって設定がまぁワクワクし
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.0

あー、面白かった!!!
きっと低予算。
ヒラリースワンク以外は無名の役者さん
(間違えてたらすみません)。
そんなことカンケーないっ!カンケー無しっ!
なんだよー、めちゃめちゃ充実!

オープニングか
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ホテルローヤル(2020年製作の映画)

1.5

原作未読で鑑賞。
うーむ、原作ってこーいうお話なのかな?
どーなのかな?

結局この物語は何を語りたいのか?わからずに終了。
あるホテルにまつわる、様々なエピソードの羅列に過ぎないんですよね、そういう
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ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

2.7

ようやく観れました。
期待は下回ったかなー、残念ながら。

その期待はひとえにニコールキッドマンに対してなんですが。
見たことがないニコールキッドマン、、、うーむ、確かに今までになかった役どころっすよ
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HOKUSAI(2020年製作の映画)

2.5

TIFF2020クロージング作品として鑑賞。
柳楽さん田中さん瑛太さんの熱演良かったです。

けど、申し訳ないですが、それだけでした。

あまり資料が無い中の物語作りは凄くご苦労されたとおもいますが、
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荒れ地(2020年製作の映画)

4.0

TIFF2020で鑑賞。
すごーく悩んだけど、モノクロ、長回し、イラン映画のワードに惹かれて。

いやいやこの映像好きっ!
なんなんだ?なぜなんだ?カメラがゆっくりゆっくりパンしながら、止まると絵がキ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.6

TIFFにて鑑賞。前評判が良いので、早く観たかったんです。

まず、この作品は劇場の大画面と音響で観て頂きたいですね。
演技、映像の迫力は素晴らしいです。
大画面に負けてません。熱量。眼力。すげーです
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マリアの旅(2020年製作の映画)

4.5

TIFFにて鑑賞。
当初は選択外でしたが、ラジオ「あと6」で矢田部さんがオススメされていたので。

正解!大正解でした。
あー面白かった。

マリアさんが放つ、慈愛に満ちた癒しの温かい雰囲気はなんだろ
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リトル・ガール(2020年製作の映画)

4.5

TIFFにて鑑賞。

観てよかった。選んだ自分を誉めたい。
この作品には我々が知らなくては、理解を深めなくてはならない事実が描かれてます。

初めて専門医を前にした時のサシャの瞳と表情が忘れられません
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デリート・ヒストリー(2020年製作の映画)

3.8

TIFFで鑑賞。
やっぱり、フランスの風刺コメディはよいですねー。
笑いっぱなしです。
中にはブラック過ぎたり、お笑いに寄り過ぎて引いちゃうときもありますが、
本作品は、ちょうど良いです。

一癖も二
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スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)

3.3

TIFFで鑑賞。
不勉強でアレですが、三部作なんですね。
全く知らなくて、TIFFのサイトで作品の
画像、、、女性とエイリアンらしき生き物が楽しげに会話してるっぽい、、、を見て
面白そー!って。

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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.5

原作未読、TIFFで鑑賞。
お話としては面白いし、会話部分はセリフも間も楽しい、コント見てる感じで
ゲラゲラ笑っちゃいました。
ギャンブル芸人の岡野さん、よかった。

この作品、ただの恋愛映画ではない
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COME & GO カム・アンド・ゴー(2020年製作の映画)

3.8

TIFFにて鑑賞。

アジアの国の方々の日本における
エピソードを散りばめ、今を描く、
浮き彫りにすることに成功してるん
じゃないかな?
エピソードがバラバラのようで
うまく繋がっている。

そして、
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ノー・チョイス(2020年製作の映画)

3.7

TIFFにて鑑賞。
イランにおける女性の位置付けがわかります。まじか?ってくらいに男がありえないっす。日本人の僕げ見ると。

なるほど、女性には選択できない
今ある男世界の中で生きろということか?
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兎たちの暴走(2020年製作の映画)

3.7

TIFFにて鑑賞。
主人公含めて3人の女子の演技がまず素晴らしい。
皆の背景、事情がよくわかります。

結構みなハードなんですよね。

特に主人公の子の表情演技が素晴らしい。
子犬のような、諦め切った
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皮膚を売った男(2020年製作の映画)

4.2

TIFFにて鑑賞。理由はわからないけど題名に惹かれました。

正解でした。

オドロオドロした不気味かつ、社会派映画?って思ってましたが、
なんとまぁエンタメ映画でした。

設定がメチャクチャ面白い!
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アラヤ(2020年製作の映画)

1.5

TIFFで鑑賞。
中国の驚愕の新人監督と言うことなので
楽しみにしてました。

結果、僕には合いませんでした、残念。

映像自体はとってもとっても魅力的で
風景など含めてイメージショット、
カット割り
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.5

TIFFにて鑑賞。
2003年の実写版。リアルタイムで観た世代です。
あの作品は大好きな作品ですから、本作品、観たいような観たくないような、、。
でも、好きな女優さんがジョゼ役ってのもあり(笑)観ます
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.5

原作未読でTIFFにて鑑賞。
そりゃー、門脇麦さんですもん!
高良さんですもん!観ますよ、はい。

いやー、女優さんって本当すごい。
門脇さん、いいとこのお嬢さんにしか
見えない。(ハルです、レオです
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ファン・ガール(2020年製作の映画)

4.0

TIFFで鑑賞。
大ファンのタレントの実像を知ってどんなことになるんだろ?と期待して鑑賞。

なかなか想像を超える展開でかなり楽しめました。

母の彼氏も出てきますが、
その彼氏や、彼氏についてる母を
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国境の夜想曲(2020年製作の映画)

2.3

ドキュメンタリー、かつ通常触れる事ができない映像だろう、、、と推測し、TIFFにて鑑賞。

全体的に緩慢な作り。
重要な映像もあるのだろうが、
どーにも訴えてこない。
映像として流れているだけ。

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赦し(2020年製作の映画)

3.5

あー、肩凝った、力入りまくって観ました。作品の終わり方もありしばし放心。

この緊張感はなんなんだろう?
きっと、息子の気持ちになってしまった
んだろう。

悪気はない
事故である
でも、許されること
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悪は存在せず(2020年製作の映画)

3.7

イラン映画、声高らかに政府の処刑制度反対映画。勇気ある短編4つ。

まー、一編目からすごいパンチもらった。
ラストが衝撃。
冷めやらぬまま次編へ。

この作品、余韻が素晴らしい。
衝撃の余韻
絶望感の
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スレイト(2020年製作の映画)

2.6

コミカルテイストのアクションエンタメ。
楽しい映画でした。

なんて言うんだろ?
よく見る感じの緩急おりまぜ、ちょいシリアスな感じのストーリー。
で!いい塩梅のB級テイスト。
一捻りきいている遊び心あ
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滑走路(2020年製作の映画)

4.3

モチーフの歌集未読、TIFFにて鑑賞。

なんだかわからないけど気になってた
作品。観て良かった。本当。
より多くの方に届いて欲しい。

作品内セリフで
「生きていれば傷つくものだ」
というのがある。
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.7

原作未読でTIFFにて鑑賞。

田中裕子さん、やはり恐るべしなわけです。
終始、高齢の母の毎日を見ている気分に
なりました。すごいな。
それに、あんな表情できるなんて!
あの頃の恋を思い出す目、めちゃ
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

2.7

実話です。
まじめに作られた、奇をてらうことも、
大きく脚色することもない、、、と思われるくらいにストレートなストーリー。

あんまり悪い人でてこないです。
あと、あんまり葛藤するシーンがないんだよな
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アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

2.7

TIFFにて前後編一気観です。
感想まとめて。

ボクシングの試合シーン、練習シーン、とってもとっても良いです!
痛い!キツい!熱い!辛い!疲れる!
でも、でもっ!前に出る!放つ!立つ!
立ち上がる!
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

1.3

親がクズすぎてストーリーが重いのは承知の上なんですが、メインの登場人物の動機、心情、そこに至った背景などが全く描かれていない(ストーリーとしても、映像描写としても)ため、ただのクズ親とその子供達の「エ>>続きを読む

コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.0

法廷物ですが、ドイツの悲しい歴史に繋がっていくサスペンスとしても上質な物語だと思います。

まさかね・・の展開とあまりに悲しい動機と、消すことができない過去へのやるせない想い。

そして暴かれていく事
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.5

原作未読で鑑賞。最初の方のセリフを聞いたら「君の脾臓〜」系なの?と思ったら大違いでした。
人間の本質をぐいぐい浮き彫りにしていく、
それも高卒間もない二十歳前の男女の成長中の本質をぐいぐいと・・・。
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.3

ドキュメンタリーとしてよくできている映画だと思いました。
題名から推測すると夢見がちな政治家をシニカルに見せるのか?と
思いましたが、いえいえ、志を変えない、人民のために動き回る(回っているであろう)
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