バリカタ

兎たちの暴走のバリカタのレビュー・感想・評価

兎たちの暴走(2020年製作の映画)
3.7
TIFFにて鑑賞。
主人公含めて3人の女子の演技がまず素晴らしい。
皆の背景、事情がよくわかります。

結構みなハードなんですよね。

特に主人公の子の表情演技が素晴らしい。
子犬のような、諦め切った大人なような
年相応の女の子の無邪気さ、などなど。
そして追い込まれた時の狂気。

人物の背景から、関係性。
そこが、しっかりしているから
暴走に説得力が生まれています。

なかなかの傑作でした。