Ikeさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

水の中のナイフ(1962年製作の映画)

3.6

割とコメディ成分高めでした.
指を顔の前に置いて右目と左目を片方ずつ交互に開ける、人間であれば誰しもがやったことがあるはずのアレを私は初めて映画で観た.

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.3

画作りが大分凝ってて、あとなんの前触れもなく随所に挟まれるパプキンの理想のようなもの. 良かった.

殺しが静かにやって来る(1968年製作の映画)

3.7

予想をあっさりと裏切られました.
キンスキーの声がアフレコなのが残念.

あ、あと背景が一面雪景色な西部劇はタランティーノをやっぱり想起させます.

アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.6

本筋は置いといて

・反物質を操れるまでの技術を抱いていながら、人類が太陽系を十分に脱出できていないことがあるか、ましてや太陽系付近に知的生命体がいるなんてことを考えるだろうか.

・核爆発のシーンで
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ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)

3.9

ケビン・コスナーが監督を務めることになった経緯、バッファローの撮影がクソ大変だった話等々、興味深かったです.

殺しのドレス(1980年製作の映画)

3.5

デ・パルマは大学で物理学を専攻していたらしい.

28週後...(2007年製作の映画)

3.7

病原菌が人間より賢い話. 感染して発症させるだけでは菌は生き残れないから、菌を保存するだけの人が存在できるように自らを作ってある. そうすることで、人間として生きつつ感染力をも持つタチの悪い人が完成さ>>続きを読む

28日後...(2002年製作の映画)

3.6

走るゾンビといえばこれ. 2階から目薬のシーンはかなり印象に残っていた.

感染者の凶暴さ=過度のカット割り=見づらい

ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

4.4

全ての差別・衝突はささいな路地裏の会話の中から始まる、というのはスパイク・リーが描いてきたことであるが、この映画についても同じことが言えるだろう. 僕がスパイク・リーとこの映画との違いで強調したいのは>>続きを読む

許されざる者(1992年製作の映画)

3.9

善悪の曖昧さについて. 許されざる者とは一体誰のことを指すのか? 洗練された映画だと思います. ただ善悪が何であるかにせよ、それは全部自分に返ってくる.
相変わらず画面は暗い.

夢と狂気の王国(2013年製作の映画)

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タイトルに惹かれて観てしまった人にはアレかと思うが、言わんとしていることはわかった. つもりでいる.
思えば風立ちぬもかぐや姫も未見だった.

プラトーン(1986年製作の映画)

4.3

私にはフォレスト・ガンプのような心温まる映画は作れないと言うIWT系映画監督オリバー・ストーン. それ故にと言うべきか、この映画は戦場から始まり、一歩も出ないで終わる. とても良かった.
サミュエル
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ファム・ファタール(2002年製作の映画)

3.6

隙のない映画を撮る人だなぁとデパルマ初心者なりに感じる.
ファム・ファタール、一度は遠目に出会ってみたいものだ.

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.0

ブッチが自転車を蹴り飛ばすシーンが重要だと思っている.

荒野の七人(1960年製作の映画)

4.1

何度観ても良い. 戦闘シーンの尺が長ければ更に良いと思う.

荒野のガンマン/致命的な仲間(1961年製作の映画)

3.1

初ペキンパー. 悪名高い残虐さは特にみられない.
主人公のイエローレッグがとにかく自己中心的で無理だった.
アパッチの描き方はまぁこんなもんか.

エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.6

ショービジネスの欺瞞、異形の身体に生まれてしまった者の悲哀、などありふれた内容であるにも関わらず独特の雰囲気(つまりリンチ感)を持つ映画.

母の声に導かれるようにして心の安らぎとともに意識が星間の
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アス(2019年製作の映画)

4.3

面白くないわけがない.
"We're Americans." は直接的なヒントとして言わせたか、ジョーダン・ピールがどうしても言わせたかった台詞かのどちらかだと思っている.

エリザベス・モスは相変わ
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見えない恐怖(1971年製作の映画)

4.0

この映画のことを全く知らない人はタイトルとパッケージから、主人公たちに恐怖を与えるインビジブル的な存在がいてそれと戦う話だ、なんてことを思うかもしれない. これは「見えない」を「恐怖」の修飾語としてみ>>続きを読む

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.4

トリュフォーのビッグネーム感.
懇願してやっと出演してもらえたスピルバーグの喜びがクレジットに表れていてかわいい.

レイフ・ファンインズてトリュフォー顔なのな.

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

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この作品を以ってしてポランスキーは世界で最も成功している監督という名声を得た!
さてその美名はいかほどか. 残念ながら、ポランスキーファンの叔父が我慢できずに海外から取り寄せたBlu-rayを借りて
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