監督が芸人ということもあり、全体として漫才のようでした。漫才の舞台、校庭を走る自転車など、似たようなシーンが幾度となく天丼されますが、そこに映し出される人と人の繋がりは少しずつ変わっていっているところ>>続きを読む
ドイツ軍に包囲されたワルシャワのレジスタンスが、地下水道を使って突破口を開こうと奮闘する話。
この監督の作品を観るのは初めてでした。全体として緩急の付け方が巧みで、防戦一方のストーリーを最後まで飽き>>続きを読む
馬の調教師が未確認飛行物体とうまいこと接触しようと試みる話。「動物は人間の論理で動いていない」という事実を未確認飛行物体と結びつけていたところが斬新だったと思います。全体として緊張感に包まれていますが>>続きを読む
フェリーニ監督は本当に巨乳・巨尻が大好きなんでしょうね。今作も含めてフェリーニ作品は4本見ましたが、そのどれもにダイナマイトバディな姉ちゃんが出てきて、誘惑的な動きをしていたような気がします。中盤に出>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
本作は非常にカメラがよく動くので、画面酔いしやすい人は注意です。また、台詞の方言がかなり激しかったです。私は地元の方言が多少広島弁と似ているので、そこまで無理なく聞き取れましたが、離れた地域にお住まい>>続きを読む
セリフの制約によって、逆に映画でしか見せられない演出の力を見せられた気がしました。聾唖の主人公以外にはもちろんセリフが与えられています。しかし、サーファーたちの中身のない会話などを聴くに、「セリフに集>>続きを読む
シーンが切り替わると場所や時間が飛ぶ。映画ではよくあることだけど、夢でもよくあることです。そうすると、映画と夢はかなり近いものなのではないかと思いました。夢も映画も、一見断片的で辻褄が合わないように思>>続きを読む
最初のニワトリが逃げ出すシーンのカメラワークからもう惹かれます。手ブレの荒々しさが、むしろスラムの雑多さを引き立てていてよかったです。ただ、全編を通して画面がものすごく揺れるので、画面酔いしやすい人は>>続きを読む
すずさんみたいに「うちはぼーっとしとるけぇ☺️」なんて言っていたら、置いていかれる映画。かなりテンポが早く、色々と物語が詰め込まれているにも関わらず、日常の作り込みが凄まじかったです。一時も目が離せま>>続きを読む
観客席からでは見えないであろう演者たちの仔細な動きまでが、カメラに追われることによって引き立てられていたところに、この「パラード」が映画でなければならなかった理由があるように思いました。作品と観客との>>続きを読む