Hiromasaさんの映画レビュー・感想・評価

Hiromasa

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大学生です。

映画(373)
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ルパン三世 ルパンVS複製人間(1978年製作の映画)

4.0

空虚な存在であるルパンというキャラクターを描いた映画で、その意味でアクションシーンすべてが面白いと言っていい。エンディングも見事。

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

1.0

カルロ・カルレイのロミジュリでもそうだったが、瀕死のジュリエットが目覚めたロミオと見つめ合いながら死んでいく、という結末の原作からの改変は、端的に通俗化である。見つめあって死ねたら最高じゃないか。どこ>>続きを読む

天井桟敷の人々 第一部:犯罪大通り 第二部:白い男(1945年製作の映画)

2.5

中三のとき、寺山修司の本にこの映画のことが書いてあったので見た。退屈した。しかしあのときは、一度見てよくわからないのでもう一度見たのだった。それでもわからなかったのはもちろん俺がバカだったからで、今見>>続きを読む

ユンボギの日記(1965年製作の映画)

3.5

この形式がぴったり合っていて、「実験的」だとも思わない。
韓国の貧富の差を批判したもので、ナレーションがとてもエモーショナルであった。

パリ空港の人々(1993年製作の映画)

3.0

大学の授業で見た。空港に無国籍者として軟禁=放置された人たちの話で、面白かった。
ただ、ギニアの少年がパリの夜景に憧れるというのと、もう1人のアフリカ人が消滅したはずの古代語をしゃべっていた!というあ
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流星課長(2002年製作の映画)

4.0

満員電車を奇妙キテレツな祝祭空間に変えてしまう。だがそれは「後にも先にも一回だけであった…」。
漫画は傑作だが、こちらもよい。蛍光灯の光をうつした映像には魅力的な質感がある。

ところで、満員電車と言
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川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

1.5

ずいぶん前に見たきりなのでいい加減なことを書くが、満島ひかりの美貌が作品のリアリズムを崩壊させている映画だったと思う。しかし別に面白くないし、「中の下」を励ます映画など最悪だ。

幕間(1924年製作の映画)

3.5

サティの音楽と共に、ちょっと奇妙なイメージが断片的に並べられて、それでどうなるというわけでもない。
ただ後ろに行くほど面白くなってきて、ジェットコースターの昇降の反復とかいいし、ラストもなんかかわいい
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

4.0

パロディと見せかけて結局プリンセスストーリー(「真実のキス」!)の王道を行く映画で、ちゃちな仕掛けではあるのだけど、俺は個人的な状況と重ね合わせて感動しちゃったりした。バカですね。
でも、やっぱり部屋
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イザベル・アジャーニの惑い(2002年製作の映画)

3.0

コンスタンの「アドルフ」は面白いんだけど、映画は退屈。だが、このやりきれなさこそが重要なのだろう。直視しないといけない。
でも、この映画ではセックスと死だけが救いなのである……(それも大した救いではな
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婚前特急(2011年製作の映画)

5.0

スクリューボールコメディの大傑作。
吉高由里子最高。この残酷さ!

エンディングで流れる歌が「東京恋愛専科」だったらよかったのにな〜。

さらば、愛の言葉よ(2014年製作の映画)

3.5

宇野維正が『ゼロ・グラビティ』とこれの両極端で3D映画は終わり、と言っていたけど、それはコマーシャリズムの言葉で、この映画はそんなにコンセプチュアルなものではないと思う。もちろんゴダール個人として「や>>続きを読む

アメリカ消防夫の生活(1903年製作の映画)

3.5

あ、これはひょっとして『華氏451』の元ネタ?
まあそれはそれとして、猛スピードで駆ける消防馬車たちにじっくり見入ってしまった。

写真会議委員の上陸(1895年製作の映画)

3.5

帽子!
ここに写ってる人たちはリュミエール兄弟とどのくらい面識があったのかなー。

工場の出口(1895年製作の映画)

5.0

これも書いておくか。

不遜な言い方だけど、俺がシネマトグラフを発明したとしてもやっぱりこれを撮ろうと思ったと思う。

紅葉狩(1899年製作の映画)

3.5

これも授業で見た。
公開された時には役者の一人は死に、一人は病床に伏していたそうで、映画によってこの舞台が現前したことの原初的な感動を想像させられる。

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

4.0

目玉のところだけ知ってて、わざとらしい「悪夢」を描いたものかと思ってた(ダリが好きじゃないし)。
が、実はとても親しみのもてる感覚で作られた映画だった。服を窓の外に捨てられちゃうところとか、海辺を歩く
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豪傑児雷也(1921年製作の映画)

3.0

大学の授業で知った。
フィルムが一部しか残ってないし、弁士がつくのを前提としていると思われ、よくわからないところがあるが、まあ、どうせどうでもいい話だろう。

「ガマ」の造形、これに尽きる。

キートンの警官騒動(1922年製作の映画)

3.5

こんなデタラメな車で街を移動したら面白いだろうなー。
ネズミ捕りに金を取られたことのある人なら絶対楽しめる。

月世界旅行(1902年製作の映画)

4.0

これはユーモアがあって面白かった。「そんなとこで寝ちゃうんだ」みたいな。
月人殺すの、楽しそう。

大列車強盗(1903年製作の映画)

3.0

走る列車の上で人を殴り殺して放り投げるところと、列車から客がたくさんぞろぞろ出てくるところでゾクっとした。
ラストも、別に批評性はないけど効果的。

東風(1969年製作の映画)

4.0

ゴダールは映画の中でたくさん説明してくれるので、「難解」ではない。
しかし、映画製作についての自問自答をそのまま映画にしているようでありながら、観客もそこに参加させられ、考えることになる。
この作品自
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マダム・サタン(1930年製作の映画)

3.0

けっこう前に見た。
飛行船のイメージが記憶に残ってる。

女優霊(1995年製作の映画)

2.5

映画内映画という構造で画面に何かが映るんじゃないかという緊張を維持していたり。「なるほどな〜」と思ってしまうホラー映画だった。
主人公の「既視感」を描く恐怖演出はいいと思った。

極楽交通渋滞(1928年製作の映画)

4.0

笑えない。
渋滞の中のケンカ、「ウイークエンド」のそれよりも陰惨。
汽車がトンネルから何台もの車を押し出すイメージは記憶に焼きつく。

ウイークエンド(1967年製作の映画)

5.0

凡庸なブルジョワ批判を超えて破滅的な映画。徹底的に観客を巻き込む。
もうこんなの見たら他の映画を見る気持ちになれないな。

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

4.5

困窮して売春をする、悲しみの深いアンナ・カリーナである。身長を測るところ、すごくかわいい。
しかしそのようにアンナ・カリーナを撮ることを自己批判した映画でもあって、ポーの「楕円形の肖像」の引用のあとに
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彼女について私が知っている二、三の事柄(1966年製作の映画)

4.0

資本主義批判というテーマははっきり述べられているが、一度見ただけでは終わらない映画である。最後にナレーションが言うように我々は最初から考えなくてはならない。

接吻(2006年製作の映画)

3.0

最初、スキャンダリズムの映画かと思ってうんざりしたが、そんなことはなく、真面目で、よかった。
「ありません」という声を聴いて小池栄子がうれしがるところは、トヨエツの声だから成立するすばらしさ。

ライラの冒険 黄金の羅針盤(2007年製作の映画)

2.5

日本公開は2008年3月だから、俺は9歳の時に見たわけだ。スリルを感じて面白かったが、結末では宙吊りにされてしまったのだった。
ここのレビューを見ると「続編が…」と言っている人ばかりなので、笑ってしま
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ダンボ(2019年製作の映画)

4.0

ダンボが空を飛ぶのを見て、ほとんど涙が出るほど感動した。
例の「悪夢(ピンクエレファント)」に続く飛翔のシーンなど、魅力的なスペクタクルをただ見せるだけの映画で、映画館に行ってよかった、と心から思った
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メイド・イン・USA(1967年製作の映画)

4.0

『小さな兵隊』と同じような話だが、アメリカ映画を撤退的にパロディ化していて、とにかく楽しいし、悲しい。

アンナ・カリーナがすばらしく魅力的に撮られていることに感動して、自分もこんな映画を作れたら、な
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