まっつさんの映画レビュー・感想・評価

まっつ

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ルックバック(2024年製作の映画)

3.2

自分の行為や選択を間違っていたと思いたくない全ての人の慰みものになる映画やなぁと半分引いた目で見つつ、小3でまさに4コマ漫画を描き19で出版社に投稿もしていたもう半分の自分はボロ泣きしていました。

フェラーリ(2023年製作の映画)

2.3

美学に実績が伴ってしまっていたこれまでマイケル・マン作品の主人公と違い、今回のエンツォは美学だけ一丁前で何もいいところを見せられていない。アダム・ドライバー、好演してると思います。

ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ(2023年製作の映画)

2.1

初アルモドバルだし短編だしで作家性みたいなものはまだ読み解けないけど、おっさんのわちゃわちゃ見てるだけで楽しいな……

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

2.4

展開はゆっくり。なんなら鈍重ですらある。尖ったセリフも少ない。多くはありふれたやり取りばかりだ。それでもクライマックスの会話を見ていると熱いものが込み上げる。
先生からのエールと、それに返す生徒がなん
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

2.1

まあまあ勝手にやっててくださいや、って感じの映画。I TOLD YA Tシャツの在庫が補充されたら通知もらえるようにしておいたのに「ご用意できませんでした」ってメール来ました。ライヴのチケット以外でこ>>続きを読む

ありふれた教室(2023年製作の映画)

2.7

追及する方もされる方も確たる証拠を握っておらず空中戦にしかならない争いが、空中戦にしかならないからこそ終わらない。あまりに不毛だが、世の中の争いの大概もそんなものなのかもしれない。『教室』は偏在してい>>続きを読む

ミッシング(2024年製作の映画)

2.8

大事なことに気付いたときにはもう手遅れ、みたいな作品をずっと作り続けている吉田恵輔監督ですが、本作はそうした区切りすら与えてくれないままに終わる。そんな中でも人は誰かのためにより良く在ろうとできる、と>>続きを読む

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

2.6

DOLBY CINEMAにて鑑賞。
めっちゃ完成度高いのに突き抜けないのなんでなんだろうな

ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉(2024年製作の映画)

2.8

世界初の連続写真である『動く馬』は、人生が瞬間の連なりに過ぎないことを示した。本作はその引用から始まるが、単に「ウマ娘初の劇場用作品である」といった文脈を抜きにしても象徴的。駆けたいという欲望も、それ>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

1.9

ラスト、自身の行いに見つめ返されてからのあのアクションで『アクト・オブ・キリング』を思い出したのは自分だけじゃないはず。ただどれだけ胸糞悪くなろうとも彼は豊かな寝床へ帰っていく。それはすべからく我々の>>続きを読む

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

1.4

IMAXレーザーGTにて鑑賞。
虚無プロレス映画です。GWらしいと言えばらしい。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

2.4

DOLBY CINEMAにて鑑賞。本当はIMAXレーザーGTで見たかった!

とにかく「揺れる」映画だった。自分に原爆の使い道を決めることはできないとはいえ罪悪感は残り、しかし開発することにまったく利
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

2.2

前情報ほぼなしで見に行ったらクローネンバーグの息子が監督だった回。このテーマ、この描写でやることが自分探しかい!というツッコミはありつつ、そこに男性性の要素を入れ込んでいるのが現代的。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

2.6

IMAXレーザーGTにて鑑賞。

KISS or DIEの世界と、望むと望まざるとに関わらず乗っかることを余儀なくされるシステム。心から笑う奴なんてほんの少しで、ことの全貌を知る者だってほぼいない。P
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

2.1

やっぱ「こう在らねば生きられなかった」モノ流行ってますかね??

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.2

『哀れなるものたち』とコインの裏表というか「こう在らねば生きられなかったのだ」という物語として見た。ただし本作はそこに終始「本当に?」という疑問符を突きつけてくる。当然答えは提示されない

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

2.7

感想は以下に書いたので割愛。
https://pee-dog.com/review/basdevos_here_ghosttropic/

Here(2023年製作の映画)

3.1

感想は以下に書いたので割愛。
https://pee-dog.com/review/basdevos_here_ghosttropic/

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

2.7

青春が終わること、つまり可能性が閉じることについての映画だった。あとたぶんこれ順撮りしてますよね

瞳をとじて(2023年製作の映画)

1.3

創作物に「わかる」なんて言葉を使うのが傲慢の極みなのは前提として、こんなにわかんない映画久しぶりだな…前段に2時間かけるのは冗長な気がする。元恋人とのやり取りにあそこまで時間を使う必然性も感じない。挙>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.0

優しさの伝播を本当にさりげない描写の繰り返しで見せていく、しみじみうまい映画だなぁと感じた

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

1.8

IMAX GTレーザーにて鑑賞。
映像はいい。ただ別に楽曲でブチ上がる場面がほとんどなかったな…

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

設定からして過去作『ロブスター』っぽいな〜と思ったけどラストでモロに『ロブスター』やん!とニヤニヤしちゃった

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

3.2

いやマジでこれ全部実際の、しかも2019年頃の映像なんだよな……と腰を抜かすよね

もっと遠くへ行こう。(2023年製作の映画)

2.4

疑問は尽きない。「荒廃した場所での労働をAIが肩代わりする」とあるが、荒廃したのはなぜか?や原題であるFOE=敵とは誰のことだったのか?などそのほとんどが描かれない。
ただそうしたSF的設定は実は些末
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ミツバチと私(2023年製作の映画)

2.4

まず最初に、この映画を見ている間ずっと混乱していたということを告白しなければならない。
というのも主演のソフィア・オテロが女性にしか見えず(実際そうなのだが)、中盤を少し過ぎるあたりまで「男の子になり
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

1.8

序盤のマリオたちが抱える悩みに対してその解決でいいんか?というのはあるが、トライアンドエラーの精神含めゲーム要素をうまく盛り込んだ娯楽映画だったと思う。マリカパートのマッドマックスみには笑いました。け>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

1.4

犯した過ちに対してあまりに過大な代償。セカンドチャンスを許さない風潮を表現したとも言えそうだが、あまりに醜悪。

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.1

「見えてるものしかわからない」という趣旨の台詞通り、ロードムービーだからといってやたらバックボーンや心情を伝えない作りが新鮮。気持ちはわからないし酒の好みも違うけど、同じテーブルにつくことはできる。2>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

2.3

言いなりになることを受け入れられなかった人たちの話。

(2023年製作の映画)

2.7

2023年ベストラストカット賞。あんなん"オチ"やん

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.2

同じものを見てるのにまるで通じ合えないもどかしさよ…

アシスタント(2019年製作の映画)

3.1

言ってしまえば事なかれ主義なのに良きことをしている風に振る舞う、なんなら本気で主人公の身を案じてるつもりではいそうな周囲。そこにジェンダーの差はない。しかしその影響で確実に届けられるべき声は潰されてい>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

1.6

IMAX 3Dにて鑑賞。
か、軽すぎる……『ミズ・マーベル』で消化不良(というかほとんどすっ飛ばした)カマラの成長譚をなんとなく期待してしまったのでまあまあな肩透かし作品でした……まあでも「ヒーローと
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