感想は以下に書いたので割愛。
https://pee-dog.com/review/basdevos_here_ghosttropic/
感想は以下に書いたので割愛。
https://pee-dog.com/review/basdevos_here_ghosttropic/
青春が終わること、つまり可能性が閉じることについての映画だった。あとたぶんこれ順撮りしてますよね
創作物に「わかる」なんて言葉を使うのが傲慢の極みなのは前提として、こんなにわかんない映画久しぶりだな…前段に2時間かけるのは冗長な気がする。元恋人とのやり取りにあそこまで時間を使う必然性も感じない。挙>>続きを読む
優しさの伝播を本当にさりげない描写の繰り返しで見せていく、しみじみうまい映画だなぁと感じた
IMAX GTレーザーにて鑑賞。
映像はいい。ただ別に楽曲でブチ上がる場面がほとんどなかったな…
設定からして過去作『ロブスター』っぽいな〜と思ったけどラストでモロに『ロブスター』やん!とニヤニヤしちゃった
いやマジでこれ全部実際の、しかも2019年頃の映像なんだよな……と腰を抜かすよね
疑問は尽きない。「荒廃した場所での労働をAIが肩代わりする」とあるが、荒廃したのはなぜか?や原題であるFOE=敵とは誰のことだったのか?などそのほとんどが描かれない。
ただそうしたSF的設定は実は些末>>続きを読む
まず最初に、この映画を見ている間ずっと混乱していたということを告白しなければならない。
というのも主演のソフィア・オテロが女性にしか見えず(実際そうなのだが)、中盤を少し過ぎるあたりまで「男の子になり>>続きを読む
序盤のマリオたちが抱える悩みに対してその解決でいいんか?というのはあるが、トライアンドエラーの精神含めゲーム要素をうまく盛り込んだ娯楽映画だったと思う。マリカパートのマッドマックスみには笑いました。け>>続きを読む
犯した過ちに対してあまりに過大な代償。セカンドチャンスを許さない風潮を表現したとも言えそうだが、あまりに醜悪。
「見えてるものしかわからない」という趣旨の台詞通り、ロードムービーだからといってやたらバックボーンや心情を伝えない作りが新鮮。気持ちはわからないし酒の好みも違うけど、同じテーブルにつくことはできる。2>>続きを読む
言ってしまえば事なかれ主義なのに良きことをしている風に振る舞う、なんなら本気で主人公の身を案じてるつもりではいそうな周囲。そこにジェンダーの差はない。しかしその影響で確実に届けられるべき声は潰されてい>>続きを読む
IMAX 3Dにて鑑賞。
か、軽すぎる……『ミズ・マーベル』で消化不良(というかほとんどすっ飛ばした)カマラの成長譚をなんとなく期待してしまったのでまあまあな肩透かし作品でした……まあでも「ヒーローと>>続きを読む
労働という一見すみっコにはミスマッチな題材を通じて、他者のために生きることの喜びと、他者のために生きられなくなった(と思っている)人への救済をともに描いている。しかも後者に関してはそれをすみっコだから>>続きを読む
バッチバチにキマった画面にグッダグダな手際が映える。男が唱えるマントラは今年ベスト台詞ですね……とはいえそのマントラ通りにことごとく行かないのが面白いんですが。
ティルダ・スウィントンとの会話シークエ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
IMAX 2Dにて鑑賞。IMAX画角で撮られたシーンはないので普通のスクリーンで見てもいいかも。
なんとも言えない微妙な気持ちにさせられる作品だった。
台詞の大半が説明の機能しか果たしていないこと、>>続きを読む
ルーマニア版『福田村事件』といった趣だが、迫害される側にも突かれたくない負い目があり、重層的だった。
たったひとつの小さな願いすら、他人の政治的な思惑や宗教観によってなかなか果たされない。人と人が交わることで生じるままならなさが、中心に遺灰を据えることでおかしくどこか愛らしいテイストに消化されている。>>続きを読む
アテレコこそしないものの明らかに主人公であるロバ、EO(!)に寄り添った作りをしており、話の展開のみならず、ちょっとしたショットやアクションで心情もある程度は把握できてしまう。ただこの誘導が曲者で、ひ>>続きを読む
DOLBY CINEMAにて鑑賞。
概ね1時間ごとに話のフェイズが変わるので見るのは苦ではないけど(それもすごいんだけど)でも3時間半は長い!私は『3時間くらい経ったか』というタイミングでチラッと時計>>続きを読む
IMAX 2Dにて鑑賞。
とにかく絵面がフレッシュ!人型ロボットやアンドロイド、AIが人間社会に溶け込む場面でアジアが用いられることは幾度となくあったが、舞台が途上国寄りになるだけでこれほど新鮮な場面>>続きを読む
音楽製作を通して、親と子、先生と生徒といった社会的な立場が融解していき、お互いの真の理解に一歩近付くという、いつものジョン・カーニー的な物語ではある。親である以上にただのどうしようもないいち人間である>>続きを読む
『キリング・オブ・ケネス・チェンバレン』と比較すると、各登場人物の思想・信条に揺らぎや変化がさほど見られず(ゼロではない)、白は白、黒は黒のまま物語が進行していく印象を受けた。またそれに関連して、特に>>続きを読む
ケネス本人や親類、ライフガードの職員のみならず、警官側にも今やっている行為への葛藤や逡巡があった、そういう人がいたということ。帰結は許されるものではないが、物事の単純でなさやグラデーションの違いをちゃ>>続きを読む
シンプルに私の勉強不足!登場人物がそれぞれ歴史上の誰なのか、どういった背景を持っているのかがわからないままだったので、結局テーマも出来事の意義も掴めずじまいだった。知ったいまもう一度見たい
見たことない絵面が毎秒更新されるので飽きこそしないものの、その実験的な手法ばかりが先に立ち、本来はグロテスクなはずの出来事すら美化されてしまっており、それはこの物語にとって逆効果なのでは?と思うなど。>>続きを読む
あまりにも『童夢』に似ているという話を耳にするので逆に元ネタ見たくなってきたな?
あの作品でモヤモヤできるのにも一定の知性が要求されるよなぁと思う。私はそこそこ悲観的なので「男社会うまくいってないの?」と問うたケンにビジネスマンが返した言葉が刺さらないどころか、ベタに肯定的に受け取>>続きを読む
なんだかんだ「居場所」があって(築いてきて)それを欲してる人の映画か〜と思って白けてしまった。PDCAなんてクソ食らえ!私はDDDDだ!と言わんばかりの(若さゆえの)無鉄砲さを、矢継ぎ早に行動のみ切り>>続きを読む
誰が同じ画面に収まっているか、どこを見ていてどう移動したか……人物の動きがそのまま心情を反映している。銃乱射事件の被害者遺族と加害者遺族が2時間対話するだけの作品が全く飽きないのは役者の演技だけが理由>>続きを読む