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そもそも男はつらいよで本当の幸せなのはフーテン暮らしの寅ではなくヒロシたちの様に真面目に働き暮らすカタギの方だった。しかし時代が変わり、真面目に働けば幸せになれる時代ではなくなってしまった。それだけ長>>続きを読む
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困難にぶつかったり悲しい事があった時にどうすればいいのかをちゃんと筋道通して考えれれる様になるために勉強をする。
映画においてメッセージ性というのはとても大事なのは知ってるが、だからといって作り手の>>続きを読む
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ドラマ版を見た時に感じた「変なのは表面だけで中は意外と普通」は間違いじゃなかったことが映画版を見て分かった。家を追い出された一家、就職先を探す母親、堕落する父といい、笑ってしまう程の平凡さ(そう言うお>>続きを読む
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これは寅さん哲学に大きく関わる重要な一作。恋愛要素こそ少なめだが寅さんの寅さんたる所以が存分に映し出されている。
前作に引き続きオープニングで導入が入るようになっていて初見に優しい仕様になってる。>>続きを読む
二人の人間が同じ妄想を持つということは実際にあるらしく、それを感応精神病または「フォリー・ア・ドゥ」(二人での狂気)という。
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男はつらいよはコメディでもあり恋愛映画でもありロードムービーでもある。寅さんが毎度旅する先々の街は何処もとても美しい。その映像の美しさといい、本当に良いロードムービー。
おじさんがおばさんに大声で告>>続きを読む
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源ちゃん…
ご冥福をお祈りします。
いつの間にか時は過ぎ、いつの間にか満男はモテ男になって、工場では社員の利夫が実家に帰るため工場をやめて、いつの間にかあの旅役者の座長さんは死んでいた。
いつまで経>>続きを読む
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冒頭のアナウンサーしてた松井直美が可愛かった。
おばちゃんが「あーゾッとした。鶴亀鶴亀…」と言っていた。不吉なことを見たり聞いたり言ったりした時に縁起直しに言う言葉らしい。
空気が読める娘
なぜ>>続きを読む
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寅次郎恋愛を説く
笑った笑った。男はつらいよがコメディ映画なのを忘れてた。一番笑ったかもな。うーん良かったぁ。
寅さんはしばしば恋のキューピットとして恋に不器用な男に協力して恋がなんたるかを説くが>>続きを読む
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これが100分か…濃い100分だったな
ジェーンがドアをノックすると部屋の中の男が顔をあげドアを開ける。しかしそこに立っているのはジェーンではなく殺された少女。
このシーンの移り変わりの仕方は『羊た>>続きを読む
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良かった
何が良かったかと言うと、最近の日本の映画にありがちな“くどさ”がなかった。ここで感動させよう泣かそうというポイントはあるのだけど、どこかでサッパリしているので感動を押し付けられてる感覚があ>>続きを読む
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私は私よで始まり私の青空で終わる。
いせやってもうないんだ…残念一度行って見たかったのに。
でも、バックで流れる私の青空と共に取り壊されていくいせやの映像は、物悲しさに溢れていてとても素敵だった。>>続きを読む
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寅次郎、己の醜さを知る
新たなとらやファミリーの一員となったあけみがとらやにとても良い風を吹かせている。
2024/02/16
さくらが寅のカバンをかたしその奥で工場からひろしが出てくるシーン。本>>続きを読む
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初期作品だから新しい3作みたいのではなく下妻物語の様なものを期待したのだけど、いっちゃんエグかった。救いようが無さすぎる。まさかの同監督作品比べたら話の救い用の無さだと『来る』がまだマシな方だった。>>続きを読む
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話は流石に覚えているけど今見るとほんとに細かいディテールにこだわっているのがよくわかる。特に人(ソフィー、ハウル、荒地の魔女)の見た目とそれ以外の変化が、特にソフィーは若くなったりお婆ちゃんに戻ったり>>続きを読む
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登の再登場から始まった男はつらいよシリーズ永遠のテーマである渡世人の世界とカタギの世界。果たして幸せがあるのは何方の世界なのか。
風子。人呼んでフーテンのフーコ
名前が良い。シリーズのヒロインの中で>>続きを読む
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つまりアンナが見ていたのは過去におばあちゃんから聞かされ潜在的に脳に記憶されていたマーニーの話で、だからアンナを和彦と呼ぶのはそれがアンナの作り出した妄想の人でも幽霊でもなく単なる昔話の再現だったから>>続きを読む
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ザ・男はつらいよ
冒頭のらしくない始まり方で少し不安だったが、まるで初期に戻ったかの様な王道の男はつらいよだった。
だからか同時に一番終わりを感じた作品でもあった。これでシリーズを終わらせる気もあった>>続きを読む