賭場の紅一点が絵になる女優は少ない。
札切りの音が耳に心地よい。
リスのような加賀まりこ…「生きるって退屈ね」
篠田正浩監督生誕90年祭
『夜叉ヶ池』への道
ユーロスペース
光を受け虹色に輝くちっちゃな宝石のような作品。セルゲイが サーシャをヒョイと脇に抱えて水溜りを越える一瞬が愛おしい。
タルコフスキー、精神・物資・官能
ユーロスペース
「愛しているからこそ抱けない」??
結局はムラムラしたかしないか、というシンプルなもの。
タイトルが良いね。
監督他トークイベント@ユーロスペース
よく解らない作品なのに、一緒に観た友人も私も、何故か心がスッキリするという素晴らしい体験をした。
最恐・最強の最高なラストシーン
final cut @キネカ大森
感想として「解らなかった」と言い放つのを躊躇わせるようなコダワリを感じた。
この監督とフロイトを対談させたい。
人間関係や所持品など、本格的に断捨離したいと強く思いつつも滞っていた時に、この映画を観られて本当によかった。
破壊王サノスになれそう。
地味ながら多くを訴えかけてくれた良作
「苦しみから逃れるために孤独を選んだ」
「少なくとも孤独でいれば 君ら2人を愛せる」「人は苦しみが大き過ぎたり 恐ろしい光景を目にすると 愛する余裕を失うの」>>続きを読む
肖像画を見上げる老女の表情よ…
Men & The Guns @シネマヴェーラ渋谷
もはや家庭を築くこと、いや人生それ自体が墓穴を掘り続ける作業なのかもしれない。
1人でも多くの人がこの作品を観るといい。特に、文字盤を用いた対話の場面で、自分自身が持っていた偏見を思い知った。
鏡台に座ったテレサが「これ付けにくいの」とイヤリングを渡し、オスカーが眼鏡をして付けてあげるシーンが好きだ。
ダニエルの眼が、狂った2つの満月のようだった。深い悲しみに満ちた瞳をしていた。
愛すべきカップル。
社会が閉塞感に包まれているときこそ観たい良作。
しかし上映館少なく観客も少ない。
悪魔と青年を演じたジェラール・フィリップが素晴らしい。
ジキルとハイドを演じたジャン・ルイ・バローをふと思い出した。
コメディだと思って予備知識ゼロで観たら とんでもない良作だった。喜怒哀楽全て味わうことができ、且つ様々に考えさせられる。