Redick4さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

Redick4

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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.8

高所の撮り方はとても良い。けど人間ドラマが下手。そこ全部切って80分の作品にしたらとても迫力あるものになったのでは。最後にあの塔が真っ二つになれば100点だったのに。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.3

台詞と台詞がぶつかり合う、戯曲的要素の強い映画。島の場所の位置関係が分かりやすく、情報の見せ方が秀逸。

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

4.4

日本版のポスターくそダサいけど、本編の映像はとてもかっこいい。編集がきまってて尺はあるけど飽きずに観られた。IMAXで観たい映画。

ゴーストライター(2010年製作の映画)

4.1

基本地味な画作りなんだけど、なんでもないことを異常に上手く撮るのがさすがポランスキー。

ニューオーダー(2020年製作の映画)

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『炎628』級の地獄へようこそ映画。こんなに救いのない映画は久々に観た。台詞ではなく映像で伝える演出力の高さに、色彩豊かな画作りととにかくクオリティが高い。冒頭に登場する絵画のタイトル、そしてそれがあ>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.9

小説じゃないと色々無理がある設定だとは思うけど、頑張ってた。

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.0

子役の演出はもうひとつだけど、後半は泣ける。マスクがころころ変わるのはレザーフェイスへのリスペクトなのか。

スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.9

悪くはないけどプロットの無さをカバーするだけの演出力は感じなかった。クリステン・スチュアートはめちゃくちゃ頑張っていて、演技の力で大分作品を底上げしてる。ただ、映画全体としては『ファントムスレッド』の>>続きを読む

レディ アサシン(2007年製作の映画)

4.0

アサイヤスポイントは高めで素晴らしい。
だけど、内容のためかあまりに陰鬱で観ていて辛い。

バッド・エデュケーション(2019年製作の映画)

3.6

アダム・マッケイの作品や『スポットライト』のように、近年のジャーナリズムをテーマにしたものと比較すると本作は凡庸。物語のサスペンスとなるところが全部抜け落ちていて、全ては役者の芝居頼みという体たらく。

ホワイト・アイズ/隠れた狂気(1987年製作の映画)

3.7

『血を吸うカメラ』とか、『シャウト』とか、イギリス人らしいオマージュが多いアメリカで撮られた映画。その捩れがちょっと複雑で興味をそそられるが、あまり面白さに直結してはない。

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.5

撮影には品も工夫もない。特に後半から。アメリカの映画学校で教わることをただ馬鹿真面目にこなしてるだけ。もっと上手い人が撮ってたら傑作だったかもしれない。

(2006年製作の映画)

4.8

本作はとにかくロケーションが素晴らしい。『CURE』と精神的な繋がりを感じる。伊原剛志の吸い込まれはどうやって撮ったのか気になる。

検察官/勾留(1981年製作の映画)

4.2

しっかりと過程を描いていく作品。一見すると地味な作品だが、尋問する警察側の心理に観客が乗っかれる親切設計であるため、飽きずに観ていられる。最後の捻りも効いていて、しっかりエンタメで落とすところも巧い。

ドリームデーモン(1988年製作の映画)

4.1

オープニングシーンだけは絶対に忘れない。もう少し脚本と演出が冴えてたら傑作になったはずだが、残念なことに特殊効果が主役になってしまっていて上手くストーリーに入っていけない。ただ、異様な魅力を持った作品>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

ステレオタイプ全開でも面白ければ問題ない。いい意味で丁度いい娯楽映画。

悪魔の毒々映画をカンヌで売る方法!(2004年製作の映画)

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アホの極み。だけど、大手映画会社の腐ったビジネス精神にはない本物の映画愛を彼らは持っている。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.5

今までジョーダン・ピールの作品は作りが真面目すぎて飛躍的なロジックが逆に醒めてしまうところがあったが、本作は正真正銘の傑作。前半はUFO発見のSFモノとしての緊張感で引っ張り、後半には大作西部劇を観て>>続きを読む