じゃりさんの映画レビュー・感想・評価

じゃり

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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

チェーホフの言葉とともに、盛りだくさんのメッセージ。
掴みどころのないタバコの煙のように、自分の中の名前の付いてない感覚にふわふわと包まれる。あえてそれに名前を付けないようにしながら、ひと駅を歩く帰り
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

すべての出演俳優と丁寧なつくりに見惚れた。

友人は「めちゃくちゃ泣いた」と言っていたが、私は、最後、ほっとしてしまった。

この物語がどこへ向かうのか。
観る側として、彼が更生を重ねるにつれ「ドラマ
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.2

新宿ピカデリーにて。
ずっと一定の距離感を保ったまま、淡々と進んだ感。最後、一緒に慟哭したかったけど、そうじゃない仕組み。
脚本3名が男性だから?というのは関係あるのかどうなのか。共感させない距離感は
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ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

4.0

光の使い方の美しさ。多くを語らず、物語に引き込んでゆく。
最後の階段のシーンでの振り向きに驚愕。別のココシャネルの物語も見てみたい。

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ブラッドリークーパーの出すぶっとい音に説得力があり、作品を支えている。ハッピーエンドが好きなのでヤメテ〜!ってなった。最後なにか希望があれば良かったなと思うが、あったらあったで嘘くさいし、いい線なのだ>>続きを読む

ジョッキーを夢見る子供たち(2008年製作の映画)

3.1

銀座のエルメスで鑑賞。
昔、突然暴れ出した馬から落馬した経験を思い出した。「怖い、出来ない、もう無理」とベソをかくのすごい分かる…。最後に彼がレースに出たとき、ぐっときた。
芝居の世界でも「110回の
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

2.1

つまんなかった〜。
展開が想定内すぎて、驚く嬉しさがない。追い詰められてロケットでぶっ飛ぶとか、羽交い締めにされてうんこ投げつけるとか、そう来たか!ってなりたいのに来ないから笑えない。ストーリー展開の
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ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~(2018年製作の映画)

2.5

関係者へのインタビューと過去の本人映像を軸に、時系列に沿って生涯を紹介する形。インタビューそのものも少々作られた感あるが、全体に言葉数が多いので追うのに疲れる。これは…テレビのドキュメンタリーで良くな>>続きを読む

ハード・コア(2018年製作の映画)

3.6

ぶっとび!おもろかった!!
そう来るか〜!って展開に笑っちゃう。もう、日本の細かいことどーでもえーやん、いけいけー!!ってな。脳みそぱっかーんさせてくれるの、好き。

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.0

んー。「正しい」映画だった。藤井道人監督は、きっと真面目な方なんだろうな。
ストーリーや画角や編集が、あぁそれ正しいよね、っていう風にきちんと配置されている。
だけど私が一番好きだったのは、終盤の喧嘩
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夜明け(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

観た後にちゃんと主人公の体が憑依してきたやつ。柳楽優弥の顔ほんと完璧ずっと見てられる。最初布団で目覚めるときの口の半開きがもう。こちらの体をも緩ませる。

上映後、監督らの挨拶あり。私が受けたラストの
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.2

THE WIFE という秀逸な原題に対して、邦題「天才作家の妻ー40年目の真実」ってのが残念すぎる。the は、この、まさにこの彼女という限定とともに、妻というもの、と全体を指すことができるのに。
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

2回観た。
ブライアンメイだかと喧嘩してるときに、ベースがデ、デ、デ。デーデーデッデデ
ってなって、そのリフええやんってシーンが2回ともで一番好き。
音楽が人を助ける瞬間。
とにかく歌唱力が神で声で泣
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

2.6

ザ古めの邦画、感。
引き篭もりの底辺知ってる身としては、で?
てなって、あんまり残らない。残ってるとしても、明日への活力にはならない、なけなしのもやもや。
そんなボロ泣きされましても。
そんなスンとお
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

最後にりんが息を吸ったところで終わるのが好き。家族ってなんやねん。制度やろ。気の合う同士、好きに暮らしたらええやんかなぁ。映画館のスクリーンが遠い。
DVDで至近距離でガン見したい。誰ともなく、誰かの
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白雪姫(1937年製作の映画)

1.0

なんともおぞましい。
が、率直な感想。。。

時代のジェンダー意識ね。

ディズニー初の長編アニメだとか、音楽が良いとかは置いておいて、そのストーリーと白雪姫の図々しさに、驚愕。というか吐き気レベル。
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

1.0

エートこれは見に行かなくても良かったやつだった。
ジブリのパクリ損ないで底がアメリカンに薄々で子供も騙せない形相。
あー
ちゃんと仕事しよう。
久しぶりにひどい。

セッション(2014年製作の映画)

3.9

これは映画館で見たかったやつだなぁ。
自分が、映画や音楽に懐疑的になっていることを思い知らされて嫌になる。
Don't think, just feel!!
なのだに。
言葉少なな映画だから、尚更。

テッド(2012年製作の映画)

1.5

敬意を表して彼らの言葉を借りると、クソだった!
ストーリーが、チン◯すぎた。
(チンプです)

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.0

とにかく沢田研二さんの色気がすごい。
そして社会への切り込み方が良い。
突っ込みどころは数多あれど、その2点で相殺してなお余る。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

5.0

劇場を出てピカデリーのロビーで椅子に腰掛けた途端、主人公の悔しさが体から溢れ出した。
気付かぬうちに彼の悔しさ、哀しみ、そして信念が私の体に憑依していて、
知らないうちに内蔵の一部をえぐり取られたよう
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海街diary(2015年製作の映画)

2.2

是枝監督作品、広瀬すずさんの演技を初めて見た。
広瀬すずさんの大切なシーンで何度かぐっとくる。
彼女の存在なのか、監督の手腕なのか、判別付かず。
彼女の他のものも見てみたいと思った。

コヨーテ・アグリー(2000年製作の映画)

1.0

ストーリーがあまりにチープで陳腐。展開や事件が「こうしとけばいいでしょ」感満載。全体的にも、セクシーに腰を振らせとけばいいでしょ、と。
主人公の口パクがバレバレなのと、楽器の演奏してなさもバレバレを通
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

やっとこさのさ。
号泣した!めっちゃ良かった!という感想を聞いていたので、それはそれはと鑑賞。

自分の中の思春期レベルが低いためか、号泣には及ばず。

しかし、
そうやなぁ。
そういうことも、あるか
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ゆれる(2006年製作の映画)

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お恥ずかしながら、初見では理解できなかったので
一晩で2回見ました。
2回目は、お兄ちゃん目線で。
自分の鑑賞レベルが上がった数年後にまた観たい。

島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん(2009年製作の映画)

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撮影大変そうだった。
貧乏すぎるところに共感して泣ける(笑)
お祭で、「いらん」「いらん」言うところとか。
観たあと、あ〜、今の私はお金持ちだな〜と思う。