じゃり

天才作家の妻 -40年目の真実-のじゃりのレビュー・感想・評価

3.2
THE WIFE という秀逸な原題に対して、邦題「天才作家の妻ー40年目の真実」ってのが残念すぎる。the は、この、まさにこの彼女という限定とともに、妻というもの、と全体を指すことができるのに。
それによって作品の理解度も共感も全く異なってくる。ひどい。

作品は、結婚してる方には共感性が高いだろうな。感覚で全然わかるー!!ってなる人はなるだろうな。私みたいに気ままな独り身だと日常に犠牲が少なすぎて「そうかぁ、そうなんだなー」ってなるかも。
全てを知ってからまた見返したい。難しい役だな。

大切な場面でバックに雪を降らすのは何故なの。視線が移っちゃう。

年配の方がご夫婦で見にこられてたのが良かった。
日本もこういう年配の方を主人公にした話が増えるといいな。

あの後どうなるのかなぁ、もやっとしたけど、ハッキリしたらしたで面白くないからまぁいいのかも。
じゃり

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