JTKの映画メモさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

JTKの映画メモ

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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.2

カウリスマキ最初期の作品ながらその世界は既に確立されとるね。後年に至ってもっと完成度上がるにしても。
やはり、その眼差しはぶっきらぼうでいて限りなくやさしい。
めちゃ好きだわ、カウリスマキ。
いつもか
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メイン・テーマ(1984年製作の映画)

3.0

森田芳光が遊びすぎて映画として破綻寸前。
でも逆にそれが少し面白かった。

戸川純。相原勇。財津和夫。ひさうちみちお。時代だわ。

主題歌は南佳孝と松本隆。
南佳孝は、同じく角川映画「スローなブギにし
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Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

3.6

ピシャッとした終わり方は良かったな。

全体まあまあ。

探偵物語(1983年製作の映画)

3.0

当時も思った記憶があるが、松田優作はミスキャストのような。
頼りない探偵設定でしょ。どうしてもそう見えんから。
全体イマイチ。
でも、ラスト主題歌がかかるとこはグッときたな。曲がいいから。大瀧詠一・松
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スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

2.9

役者は揃っとるけど、なーんかイマイチ。
なーんでか。
途中少し寝てまった。

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.2

【過去鑑賞】

観た記憶全く無いが、嫁に「これ観よう」言ったら「観た!」言われた。(苦笑)

温泉女医(1964年製作の映画)

3.7

大映得意の文芸ものでなくて軽めの人情喜劇。
タイトルからくるイメージよりは余程良かった。気持ちがホッコリとした。
文子様のナースコスプレは「赤い天使」以来か。ちんぴく。
庶民的な作品には文子様ではゴー
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キリエのうた(2023年製作の映画)

5.0

今観終わった。

アイナ・ジ・エンドの顔が好きだし歌もいいので観てみた。

観る前は、アイナ・ジ・エンドの壮大なPV映画であっても良かったんだが(ある意味そうでもあった)。広瀬すずも出とるし。がしかし
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オットーという男(2022年製作の映画)

5.0

"生きる性善説"トム・ハンクス主演及びプロデュースなんで、まあ、そういう映画なんだが。
今の自分にはめちゃめちゃ刺さった。刺さりまくった。泣けた泣けた。若い時じゃなくて今観て良かった。
思えば、こうい
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次元大介(2023年製作の映画)

3.2

まあまあ。

しかし、90歳にして尚元気に役者稼業を続けておられる草笛光子さんには頭が下がる思い。
今作の主役は明らかに草笛光子さんだな。
尊いわ。

バレリーナ(2023年製作の映画)

5.0

韓国映画を積極的に観ない理由は、日本映画より余程ヒット率が高かったり面白い場合が多く、日本映画の凋落っぷりを認めざるをえない現実を目の当たりにして、悔しくて悲しい気分になるからだ。

そして今作。
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

5.0

めちゃ良かった!
続編としては非の打ち所がないんでないかな。
エンタメ映画の楽しさが高いレベルで実現出来てる。
初見でも楽しめるように巧く作られてはいるが、やはりシリーズ全作観た方がいいし、観てて良か
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.0

西野七瀬目当てに観てみた。
映画はまあまあだったが、西野七瀬の富山弁はめちゃ可愛かった。

かくも長き不在(1960年製作の映画)

4.6

ラストで全てが明かされるんだが、それが巧いことこの上ない。コトバではなく最も映画的な手法で。同時に戦争の非道さも一瞬で伝える。
名画だわ。
アニダ・ヴァリ、名優だわ。
思い通りに行かん切なさも良き。
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

2.8

カメラの在り方が映画として破綻してるのを、この圧倒的な臨場感を前にしてさえも、目を瞑ることは出来なんだ。
勿体無い。
それは置いといて。
この映画で描かれることは、痛ましい。痛まし過ぎる。
そんな折、
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M(1931年製作の映画)

3.6

1931年作品だとトーキー始まって間もない頃か。知らんけど。

既に、脚本や音や映像、その他諸々。映画を成立させる様々な要素が高い次元で確率されとるね。

客観的に、この作品が後世に与えた役割や影響力
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リバイバル69 ~伝説のロックフェス~(2022年製作の映画)

5.0

めちゃめちゃ面白かった!
急遽決まったんで飛行機の中でリハしたことと、ジョンがステージ直前に緊張のあまりゲロ吐いたことは、クラウスの本か「ビートルズ革命」を読んで知ってたが、開催するまでがこんなに綱渡
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スマイル(2022年製作の映画)

3.7

こわ。こーわ。こわっ。

神経を逆撫でるダウナーなキチガイ系ホラー。
怖さの演出は巧く感じたが、惜しむらくは後半出てきたトラウマを実体化させたようなモノノケの造型。アレは無い方が良かった。実体化させな
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.6

国民の税金使ってのプライベートジェットでの逢瀬はいかがなものかとチラッと思ったが、軽めのBL映画でなかなか良かったよ。
ありえない設定の絵空事だけど、大統領がユマ・サーマンだったりするとそれなりに説得
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.5

設定がシンプル過ぎるんで単調なのは否めなかったが、なかなか良かったよ。
母強し。よー頑張った。

Wの悲劇(1984年製作の映画)

5.0

超久しぶりの再鑑賞。
1984年の作品なんで、話も陳腐でセリフもクサイしファッションを始め何もかも古めかしく観ていて気恥ずかしい。
「けっ。クサいセリフ」とか思いながら観ていたが、だんだんとのめり込ん
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.4

タランティーノの「ワンス・アポン〜」を観るまではディカプリオ嫌いだったし金融の話なんで敬遠しとったんだが、流石スコセッシ。薬中クソ男の成り上がりエンタメとしてめちゃ面白く経済わからんでも3時間ずっと楽>>続きを読む

美女と野獣(1946年製作の映画)

5.0

久しぶりの再鑑賞。
こんなに良かったっけ。めちゃめちゃいい。
冒頭のコクトー自身出演のタイトルバックからラストまで白黒だからこそ立ち出でる幽玄の美。その美術。美術。美術。
典型的な御伽話もコクトーの魔
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レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

4.0

ストーリー自体は有り体だが、終始途切れない不穏なムードと緊張感。わし好みのダークな音楽と映像。面白かった。
必要最低限で抑え気味の脚本や演出もGOOD。
ベニチオ・デル・トロの不穏顔もナイスキャスティ
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バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.7

内容がそこはかとなく伝わるポスターのビジュアルや邦題が良き。
不思議や謎がラストで見事に回収される脚本もGOOD。
少女が果敢に困難に立ち向かう姿も、それを後押しする友情にも、ホロっとしたな。
なかな
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(2023年製作の映画)

2.8

「白鳥」と「ネズミ捕りの男」は週末の疲れが溜まったコンディション悪い時に観たんでウトウトしてしまったが。
かといって、これも別段それほど感銘は無し。悪くはないが。
ウェス・アンダーソンは大好きな監督の
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

2.4

ウェス・アンダーソンだからって何でも褒めんぞ、わしは。
尺短い中に台詞詰めすぎ。
眠くなった。

白鳥(2023年製作の映画)

2.4

ウェス・アンダーソンだからって何でも褒めんぞ、わしは。
尺短い中に台詞詰めすぎ。
眠くなった。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.9

ウェス節全開。まさしく絵本みたいで良かったよ。
ウェスさん、ボウイも好きみたいだけど、当然ジョンも好きなのかしら。
ジョン・ウィンストン・レノン。

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.9

「俺のブタを返せ。」

てっきりケイジ版B級「ジョン・ウィック」かと思いきや、いい意味で裏切られた。

"本物は清貧"みたいな臭みはあるものの、典型的アクションものとは程遠い静謐なドラマとなっていた。
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

5.0

初めての映画に怖気づく息子に母親は言う。
「映画は観終わっても忘れない素敵な夢よ」

サメとか宇宙人とかではないスピルバーグのヒューマン(人間)ドラマ部門ではわし的にはベストかも。
「シンドラーのリス
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