跳兎さんの映画レビュー・感想・評価

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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

2.0

日本のアニメや格闘漫画からの影響大の子供向けアニメ。

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

2.5

女性作家の小説が原作で、女性が脚本を担当。内容もこの社会での女性の生きにくさを描いているわけで、監督の選択に問題があったのでは?全体的にもったいなさが残る。高畑充希のヤンチャな演技は変に突飛な、浮いた>>続きを読む

お兄チャンは戦場に行った!?(2013年製作の映画)

3.0

戦場カメラマンになりたかった男が、東北へボランティアに行くという設定は新作に繋がるものなのだろう。ここでも『沈まない三つの家』に出てきた多摩川にかかる多摩水道橋が登場する。

沈まない三つの家(2013年製作の映画)

3.0

中野量太監督が繰り返し描いてる火葬と、それに伴う、人によっては不謹慎とも受け取られかねないユーモアがこの中編映画にも登場する。万引きからの事務所行き、あるいは多摩川もまた。

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.5

オープニングの掴みがまず最高。イスタンブールでド派手にスタートさせ、スコットランドの荒野で幕を降ろす。今作のボンドガールはやはりジュディ・デンチなのだろう。落ちてくる地下鉄のCGがもう少しまともなら良>>続きを読む

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.0

かっこいいジェームズ・ボンドを存分に堪能できる作品ではある。一点、ローマでのカーチェイスが車をぶつけ合うスリリングなものではなく、CMかのように車の走りを魅せるタイプのものでやや消化不良。

ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.0

観るタイミングで製作動機への印象が変わりそうな作品。BLM後の鑑賞だったので、警察にだって良い警官はいるんだというアピール映画に見えてしまったのは否めない。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

5作込みでダニエル・グレイグお疲れ様といった印象。それまで馬鹿にしていた007を彼になってから観るようになったし、毎回楽しみにしていた。

ボンドカーの大活躍や、おじさんボンドを歯牙にも掛けないキュー
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エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.0

脱出ゲーム。血を見せない点などレイティングを意識した作りにしながら、なおかつ時折現実離れするにも関わらず、展開の妙もあり、結構楽しんで鑑賞できる。続編が作られたのも納得。

ロックダウン(2021年製作の映画)

3.0

ダグ・リーマン監督らしいリアルで迫力あるアクションを求めると違った印象になるのだろうけど、物語そのままにロックダウン下でのドラマ劇として観るならば普通に面白い。アン・ハサウェイが珍しくしっかり演じてる>>続きを読む

青春とビート、そして秘密のビデオ(2012年製作の映画)

3.0

2007年とその3年後を舞台にした2012年製作の音楽ドラマ。

ロックではなく、ヒップホップに焦点を当てている点に新鮮さはあるが、10年後に鑑賞するにはいささか古過ぎる音で、ひょっとしたら2012年
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

2.5

バイオレンスが暴走する韓国映画と勝手に期待値を上げての鑑賞だったために失敗。筋だけを順番にただ映していくあらすじ映画。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.5

のんと橋本愛が共演(設定もまた泣かせる)してるだけでも尊い。

リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.0

無駄に長い。かといって、謎が巧妙であるとか、話が重厚であるとかはなく、役者たちがパッとしないオリジナル脚本に沿って演じてるだけ。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

ここ数年の高評価作品『ラ・ラ・ランド』や『美女と野獣』より全然楽しめた。サーカスとミュージカルは会う。政治的な正しさを重視したテーマは、当時の時代背景を考え眉唾なものを確かに覚えはするものの、ミュージ>>続きを読む

ジュピターズ・ムーン(2017年製作の映画)

3.5

空に浮かぶ青年の映像は印象的だとは思うけど、それよりもカーチェイスシーンに感心した。地味ながらよくできてる。この監督の前作『ホワイト・ゴッド』もそうだったが、どこまで本気で宗教を扱ってるのかイマイチ判>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.5

157分の前篇に続く147分の後篇。前篇であれだけ殺すと咆哮した相手との試合の後にまだ続く展開は予想してなかったので楽しめた。尺は取ってるものの、人物の掘り下げは弱く、意外に表層的なので、漫画的に見る>>続きを読む

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.0

157分もあるのにそれほど長さを感じさせないボクシング映画。主演の2人がしっかりボクサーの動きをできているのでボクシングシーンも見応えがある。自殺防止フェスのエピソードは、主パートとの繋がりが弱く、違>>続きを読む

屍憶 SHIOKU(2015年製作の映画)

3.5

リングや呪怨シリーズの日本人プロデューサーが台湾人監督と共に台湾で製作したホラー。伽倻子タイプの幽霊が出てくるし、全体的に画面の外に何か怖いものがあるという余韻を生かした恐怖作りもできていて、しっかり>>続きを読む

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

5.0

ドラマパートの弱さは確かにあるものの、ケレン味たっぷりのアクションパートは素晴らしくそれだけで観る価値がある。

8 Mile(2002年製作の映画)

4.0

Eminem自身が主演する自伝的な成功物語という記憶だったが、改めて鑑賞し直してみると泥沼の中でもがく白人ラッパーの様子を驚くほどストイックに描いた作品だった。

BELLY 血の銃弾(1998年製作の映画)

2.5

NasとDMX、あるいはTLCのT-Bozといったラップスターが主演として活躍するが、演技ができるかは別の話で、非常にお粗末だ。物語自体も悪行からの更生を描いてみせるものの、他のフッドムービーに比べる>>続きを読む

殺人の輪廻(2015年製作の映画)

2.0

つまらない。婚約者を殺した犯人の娘と出会ってしまった男と、殺人犯の娘を育てる刑事。設定自体は悪くないが、悲劇を強調するのか、サスペンス要素を入れたいのかどっちつかずになり、無理のあるドラマとして終わる>>続きを読む

ジュラシック・リボーン(2016年製作の映画)

1.5

全然ダメ。こうした脱力C級映画を楽しめる人もいるのかもしれないけど、アイディア演出も演技力にも乏しい作品はただただ辛いだけ。

アブノーマル・ウォッチャー(2015年製作の映画)

3.0

新婚夫婦の新居をアブノーマル・ウォッチャーこと腐った卵の臭いのする気味の悪い大家に覗かれるスリラー。低予算のためじわじわとしたゆっくりな展開にしかならず盛り上がりには欠けるものの、勝因をあげるなら大家>>続きを読む

ネイバーズ(2016年製作の映画)

3.0

田舎町に身を潜めてたカップルが隣家の副業を知ってしまい、さあ大変というサスペンス。時間の無駄とまでは言わないが、無理に鑑賞する必要もないレベル。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

-

「魂が震える」こと全くなし。主人公の毒舌キャラは小気味良い。俳優の演技力も申し分なし。残念なのはオチ。

ポケットいっぱいの涙(1993年製作の映画)

3.5

モノローグ中心の演出は安易な日本のドラマのようで残念だが、描かれてること自体は子供の頃から犯罪に手を染めざるを得ない黒人を中心とした低所得者地区で暮らす少年が直面する現実であり、ヒップホップに影響を与>>続きを読む

おとなの事情(2016年製作の映画)

4.5

「携帯電話は生活の全てが記録されたブラックボックス。互いの携帯電話を見ても別れずにいられるかしら?」と、夫婦3組+独身男性1の計7人の中年男女が揃った席でやおら始まるチキンレース。実力ある役者たちの会>>続きを読む

善惡の刃(2016年製作の映画)

3.5

実話ベースのサスペンス。俗物が正義漢になるという変身ぶりは大ヒット映画『弁護人』を彷彿させるが、基本的には崖っぷち弁護士と免罪青年のバディ物で、出会い、反発、意気投合、仲違い、和解、目的達成という基本>>続きを読む

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.0

鳴り物入りでスタートした「ダーク・ユニバース」の第1弾となる本作がいきなりコケたために、シリーズ全体の見直しを余儀なくされているというニュースを見た。なるほど、それも納得できる本作の出来ではある。シリ>>続きを読む

ダイバージェント FINAL(2016年製作の映画)

3.0

色々安直だったり粗も多かったりしょうもなくもあるけど、所詮は十代向けのSF映画なわけで、そんなに多くのものを求めずに観るならば、この3部作が無事に完結できたことを喜ぶべき。生まれによる差別に異を唱える>>続きを読む

デトロイト(2017年製作の映画)

4.5

例えば『ドリーム』や『ラビング 愛という名前のふたり』のように鑑賞することを通してその時代を学べる作品を歴史勉強映画とするならば、本作は事件のありようを座学するのではなくその時代の空気や現場の熱を肌で>>続きを読む

フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

3.0

巨大な廃工場を舞台に想定外の偶然と行き違いで始まった銃撃戦をメインに映画1本を撮ってしまうのは狙いとしては面白いけど、実際に作品として十分楽しめるほどかといえばそんなことはなく、頭でっかち感は否めない>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.5

正しくネイチャーライフを貫く自然派家族が俗世間と交わることで生まれるギャップを笑いにしたコメディ、というのが観る前の勝手な印象だったので、意外なほど真面目に物語が進み戸惑うところはある。俳優出身のマッ>>続きを読む

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