かじやんさんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

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言えない秘密(2007年製作の映画)

3.3

とにかくグイ・ルンメイが可愛い。高校生役には多少無理があったかも知れないが、彼女は泣いた後の目が印象的。ストーリーは途中で読めちゃうし、韓国映画のようなひねりもないが、ナルホドね、と思える。劇中、ピア>>続きを読む

ザ・トライブ(2014年製作の映画)

3.1

会話が手話だけという珍しいウクライナの映画。少し前にキム・ギドク監督の「メビウス」という会話が殆どない韓国映画もあったが、この「The Tribe」は出演者がほぼ聾唖者という設定であり、「メビウス」の>>続きを読む

トリハダ 劇場版(2012年製作の映画)

2.9

谷村美月が主役の話を軸に、オムニバス形式で現実にも起こりそうな怖い話を繋げている。それだけに背筋にゾクっと来る話もあり、特に背の小さい女性の執着が怖かった。美月ちゃんのソフトだけれどもラブシーンは珍し>>続きを読む

イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

3.1

モキュメンタリー映像というか最近ではPOV映像というのか、竜巻の目に自ら入って撮影しようという山っ気のある命知らずたちを主観的に撮っている。米国のディザスターものはよく色恋話や家族の絆話を絡めるが本作>>続きを読む

7DAYS リベンジ(2009年製作の映画)

3.2

幼い娘を暴行・殺害された外科医の父親が、移送途中の犯人を拉致監禁し、ハンニバル並みにリンチする。色んな意味で観ていて痛々しかった。外科医なのでやる事が半端ない。

ハサミ男(2004年製作の映画)

2.4

麻生久美子演じる主人公が、研いだハサミで女子高生を連続殺害、そこに類似の事件も発生し、飛び降り自殺したトヨエツ演じる父親や阿部演じる犯罪心理分析官が絡んでくる。場末感のあるサックスの音色が退廃的。麻生>>続きを読む

ブラック・シー(2014年製作の映画)

3.5

黒海に沈むナチスのUボートに眠る金塊を奪取し、一攫千金を夢見た男達の話。古びたロシア製のディーゼル潜水艦、乗組員同士の仲間割れ、エンジントラブルや水漏れ、はたまた殺人と、海底の閉ざされた鉄の檻の中で次>>続きを読む

ラビット・ホラー3D(2011年製作の映画)

2.0

緒川たまきファンなので観たが。ホラーなのかサスペンスなのか。

楽園追放 - Expelled from Paradise -(2014年製作の映画)

3.5

人物の動きがしなやかで、戦闘シーンはスピード感があり、物語もしっかりしている。アニメのSFでもここまでやれるのか。女性キャラが皆かわいくて、スタイルが良すぎるのと、コスチュームがサービスし過ぎか。戦闘>>続きを読む

KITE LIBERATOR(2008年製作の映画)

2.7

何か中途半端な感じが拭えない。萌えを出したかったのだろうか。もう少し時間を長くして、見せ場を加え、物語に厚みや深みを出したら良かったのに。

A KITE~INTERNATIONALバージョン~(2000年製作の映画)

2.9

先に実写版を観ていたので、アニメInt'l版はエログロバイオレンスが炸裂し過ぎていた。短時間でまとめているがやはり内容は薄く、近未来にしては絵が昭和臭い。ジャズっぽいBGMが中々よい。銃だけが未来的か>>続きを読む

カイト/KITE(2014年製作の映画)

2.5

小顔でまだ幼さが残るインディア・アイズリー演じるSAWAが復讐鬼と化して両親を殺した犯人を追い詰めるのだが、もっとエログロでバイオレンスかと思っていたが違っていた。制作費もあまりかけてなさそう。ただ、>>続きを読む

攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone(2014年製作の映画)

2.8

一気にBorder1-4を観た。『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』実写版はハリウッドでスカーレット・ヨハンソンが主演とのこと。さてさてどう仕上がるかしら。

攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears(2014年製作の映画)

3.0

アンドロイドの草薙素子も恋をするのだとBorder3で知った。クルツの乗るクルマはポルシェパナメーラをストレッチリムジンにしたような感じ。

攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers(2013年製作の映画)

2.8

イシカワが草薙を「ゴリラ女」と言い、「プロなら報酬の多い方に付け」とバトー。言い得て妙だ。草薙を背負ったロジコマがスパイダーマンのようにビルやハイウェイを飛び交う。

攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain(2013年製作の映画)

2.5

ロジコマがかわいいね。アラマキの紫の車が日産のブタっ鼻エンブレムでINFINITYって拘りがいい。

誰がために(2005年製作の映画)

2.3

エリカという女優は知らなかったが、目もとがくっきりとした美人さんだ。エリカ演じる身重の妻亜弥子を小池演じる少年に扼殺されたのに、浅野演じる写真館の主人タミオは悲しみよりも怒りの方が強く、ドラマの流れも>>続きを読む

誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

3.8

スパイというと痩身のイメージがあるがフィリップ・シーモア・ホフマン演じるスパイの長、バハマンはメタボな中年オヤジだが何とも言えない魅力があった。これが遺作となるとは残念だ。諜報戦の末、トンビに油揚げを>>続きを読む

1984(1984年製作の映画)

3.1

昨年暮、この映画をポール・グリーングラス監督がリメイクする話もあったので久々に再視。双方向スクリーンを通して国家の監視化に置かれた社会、恋愛や思想すら自由にできない管理社会。モノクロで重い雰囲気の中で>>続きを読む

海燕ホテル・ブルー(2011年製作の映画)

2.1

若松監督作品にしてはエログロバイオレンスが少なめ。場末のバーにでもいそうなアンニュイな雰囲気の女優片山瞳は美人ではないが気になる存在だ。

六月の蛇(2002年製作の映画)

2.8

「冷たい熱帯魚」にも熱帯魚屋の女房役で出ていた黒沢あすかが主演。撮影当時は三十路になった位だろうか、ショートカットの黒眼鏡姿もいい。官能小説にでもありそうな話だったが、全編モノクロ調で、外はいつも雨が>>続きを読む

殺人の疑惑(2013年製作の映画)

2.8

「消しゴム」のソン・イェジンが出てるとあって、久々に銀幕の彼女を視てみたくなった。当時の面影はあるものの、石野真子みたいになっていて、演技もそれほどでもなかったかな。それよりも父親役のキム・ガプスが怪>>続きを読む

犯人に告ぐ(2007年製作の映画)

3.3

雫井脩介の原作を読んでいて、映画も一度視ていたが再視聴。子供が犠牲になる事件を扱っているので痛ましいが、警察組織内の権力闘争、TV局の視聴率争いなども複雑に絡み合い、メディアを使った公開捜査、犯人との>>続きを読む

パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT(2010年製作の映画)

2.0

家見だからか怖さは今ひとつ。毎度おなじみのパターンだからいけないんだろう。そう言えば最近はモキュメンタリー系のホラー映画が少ない気がする。

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.6

続編の話もチラホラし出しており、久々に視たくなったので視聴。1982年の制作で2019年の設定だったが、今は2015年、あと4年であそこまでは行きそうにないね。それにしてもハリソンが若過ぎる。スコット>>続きを読む

監視者たち(2013年製作の映画)

3.3

物語はスピード感があって最後まで一気に見させてくれる。盗賊グループのリーダ役のチョン・ウソンが強すぎてクールだった。新入りデカ役のハン・ヒョジュが中森明菜の若い頃に似ていて可愛いかったな。韓国の人でも>>続きを読む

ハイヒールの男(2014年製作の映画)

3.2

チャ・スンウォンは背が高いね。あれでヒール履くから大変なことになる。BLやトランスジェンダーの話をうまく取り入れている所など時勢に乗っている。最後20分の死闘がなかなかの見せ場だが、実はタクシー運転手>>続きを読む

不安の種(2013年製作の映画)

2.0

漫画では読んでいたが、なるほど、そう実写化しちゃったか。石橋杏奈が可愛いのと、変な調子っぱずれな子供の歌う唄の気味が悪いのとが印象的。

愛の棘(2014年製作の映画)

3.4

高校の体育教師と女生徒との禁断の愛なのだが、芦名星に似た身重の女房や同僚の女教師がそこに絡んでくる。女子高生役のチョ・ボアが白石美帆の若い頃に似ていて、非常に小悪魔的。あれでは教師は落ちちゃうな。よく>>続きを読む

真幸くあらば(2009年製作の映画)

3.0

20代後半の清楚な尾野真千子が見れた。今とは目や眉が少し違ってたかな。テーマは重めだが、やっぱりそうなっちゃうのかという方向へ行ってしまった。女優さんは若いうちの一番いい時に裸身を撮って作品として残し>>続きを読む

傷だらけのふたり/恋に落ちた男(2014年製作の映画)

3.6

韓国映画ではよくある展開だったが、ハン・ヘジンが若い頃の松たか子風でキリッとした美人さんだったので許そう。主役のファン・ジョンミンは後半泣いてばかりだった。アボジ役の俳優さんがいい味を出していた。通夜>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.5

エディ・レッドメインがホーキング博士に似ていて驚き。「マリリン〜」の時とはイメージが異なる。お決まりの眼鏡や車椅子など小道具のせいかもしれないが首の傾げ方などが特に似てたかな。また博士が徐々にALSの>>続きを読む

日輪の遺産(2010年製作の映画)

3.5

ずっと観ようと思っていた作品。堺雅人、福士誠治、特に中村獅童がいい役を演じていた。20名の女学生らの演技もいい。中には女優もいたのだろうが、一般のオーディションを経てきた娘もいたんだろうね。麻生久美子>>続きを読む

太陽の坐る場所(2014年製作の映画)

2.0

原作を読んでいないが映画は全くミステリーではなかったな。相変わらず木村文乃は綺麗ではあるがどんな役でも代わり映えせず。ただエンディングで流れるレミオロメンの曲が良かったかな。でも女子は怖いというのを再>>続きを読む

風に立つライオン(2015年製作の映画)

4.0

ホワイトデーの返礼を兼ねて愚妻と視た。普段はエログロバイオレンスと言って三池監督を忌避していた彼女も涙を流して視ていた。大沢たかおがいい役をさらっていったね。石原さとみもかわいい。ケニアの子供達の目や>>続きを読む

シグナル(2014年製作の映画)

3.1

かのUSA TODAYがD.リンチ監督やS.キューブリック監督の再来とまで言うW.ユーバンク監督の作品。次の場面展開が読めないという点でとても面白かった。描き方や説明が足りない部分があると思うけれども>>続きを読む