bluemercenaryさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

冒頭のケニー・ロギンスでテンションは余裕でマッハ10到達してた。
プロットもキャストも映像も、前作のオマージュにいたるまで全てが完璧。
王道で完全無比なエンタに立ち会えてしまった。
ホント、最後の"映
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.0

文がいたから救われ、生きられた更紗。
罪を犯す結果になったけれど、更紗を救った事実に後悔はない文。

その再会は必然だったろうし、結果的に残酷な展開になったけれど、2人にとっては救済で光は射したと思
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

或るシーンに関してのフェミ視点賛否は解りません。
元々のウルトラマンでもあったから良いと思いますけどね。

それはさておき、・・・・・超絶、面白かった。
ウルトラマンまでマルチバースかよ! とかあった
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

甥っ子とは言え、初めて子供と共同生活を送るジョニー。
叔父とは言え、初めて親意外の大人と共同生活を送るジェシー。
大人は戸惑いを隠せず、子供は興味を隠せない(笑)。

予定調和な失望と衝突の末の邂逅が
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パリ13区(2021年製作の映画)

4.0

インスタントに繋がってはみるけれど、渇望は満たされない。
相手の心情を推し量る経験も、距離感を楽しむ余裕も、募る想いを上手に表現する術も無いのが若さ故。
目新しさはないけれど楽しめたのは、これが恋愛の
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

まさに禁断の世界観だし、確かにホラーだった。
サノスを単騎で潰せるレベルで、フルスロットルなワンダの狂気と凶気に圧倒されてしまった。
後追いで「ワンダヴィジョン」鑑賞して、色々腑に落ちた。
この先、ワ
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.0

多田の一途と岬の一途に、一花もまぁ一途。
亮介の狡さは割と普通で、美樹の"それ"は玄人ですね('◇')ゞ。
今泉力哉の世界観はチョット薄めだし、城定監督の"らしさ"は終盤だけだったけれど、不思議と良い
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.0

今泉的"だって人間だもの"ワールド全開なダメダメすぎる狂騒劇。
だらしないキャスト4人に、色んな意味で共感してしまった俺ちゃんも本当に駄目なんですが(笑)。
初見の山本奈衣瑠が良かったなぁ。
全力でタ
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ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

3.5

公民権運動のフラッグシップとなったビリー・ホリディと名曲「奇妙な果実」を巡り、圧力の事実は知っていたけれど、ここまでとは知らなかった。
弾圧と並行しての愛憎物語。
彼女が生き永らえたとしたら、生き様を
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ニワトリ☆フェニックス(2022年製作の映画)

3.0

「ニワトリ☆スター」で死んだ筈の楽人に始まり、一部違うキャラクターが登場してのマルチバース的物語。
前作がドツボだったのでの鑑賞だったけれど、予想斜め上どころか直角レベルに支離滅裂でぶっ飛んでだ。
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ダーケストアワー 消滅(2011年製作の映画)

2.5

飛来したエイリアンは電位生命体で、彼等の放電に触れた瞬間に人間は木っ端微塵。
辛くも第一波を逃れた若者達は生存者を探しながら、エイリアン打倒を目指すことに。


奇想天外過ぎなエイリアンが微妙。
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

バディの幸せな生活は、或る日突然消えてしまった。
プロテスタントvsカトリックの対立がベルファストの街にひろがり、昨日まで仲の良かった近所が敵味方に分断されてしまった。
イギリス軍が出動する事態に誰も
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アンビュランス(2022年製作の映画)

4.0

妻の手術費用に退役軍人恩給が使えない ―― 追い詰められたウィルが相談したのは疎遠になっていた血の繋がらない兄ダニー。
有名強盗グループのリーダーであるダニー ―― ウィルを半ば強制的に銀行強盗に参加
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モービウス(2022年製作の映画)

4.0

名医として名を馳せながら、自身の病に絶望していたモービウス。
彼が最後に縋ったのは吸血コウモリの血清で、彼の目論見通り病気は寛解した。
副作用として超人となったモービウスだが、引き換えに血を欲するよう
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カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

3.0

原住民スパクルを駆逐して、人類が暮らす惑星ニューワールド。
その戦闘の渦中で女性は全員無くなり、生存する男性たちは思考が露出する"ノイズ"を抱え暮らしていた。

そんな或る日、地球から後発の宇宙船が墜
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プロジェクト:ユリシーズ(2021年製作の映画)

3.0

新惑星に逃げ延びた人類は環境変化により生殖機能を失い滅亡が目前に迫っていた。
先遣隊の生き残りブレイクが遭遇した辺境の人類 ―― 地球に取り残された彼等は逞しく生き延び、人としての営みを得ていた。
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野性の呼び声(2020年製作の映画)

4.0

賢いけれどやんちゃな雑種犬バックは、攫われた挙句、暖かいカリフォルニアから極寒アラスカに売り飛ばされてしまう。
飼い主に恵まれ、そり犬として働いていたが、転売されて過酷な重労働を余儀なくされていた。
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

最終号の特集に纏わる3つのエピソードと、編集長への追悼からなる、いわば連作短編集。
如何にもなシニカルを含めたフランスを愛して止まず、(広義で)文化を愛して止まないウェス・アンダーソンらしい演出が素晴
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

4.0

平凡な成績で入社した"H"だが、強盗に襲撃された際に発揮された戦闘スキルで一目置かれる存在になる。
同僚たちが素性を訝る"H" ―― 彼は或る目的を持ってフォルティコ・セキュリティ社に潜入していた。
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.0

予想できすぎな展開と、無難なキャストに合わた演出に、最後まで入り込めなかった。
黒木華独特のエロスを全く引き出してない部分も気に入らん(笑)。
そこそこ高評価なので、これは俺ちゃんの感性が駄目なんです
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

-

ひょんな事から実父を探し出して会うことになった女子高生。
そのキッカケになった同級生と、そのお兄ちゃんの物語。


「来るよ、来るよ、胸騒ぎって奴が・・・」と云ったのは元探偵でオネエな門司クンのお
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.5

薄っぺらの人物描写と、暗号解明の適当さ。
割とキャストを揃えた割に演技が雑と云うか、演出が適当過ぎ。
海外人気作のリメイク版で本元は未見ですけれど、当作が相当に劣化版なのは見当がつく。

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.5

アニメ系に全く興味ない俺ちゃんが劇場で予告編観て、ちょっと気になっていた作品。
そのまま劇場公開だったら多分観ないで終わったけど、まさかのディズニープラス配信なんで鑑賞したら・・・・・これが面白かった
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

"覆面"の誰もが、その内側に狂気を秘めていた。
その源資は復讐心だったり、支配欲だったり、天性のものだったり、
そして添加されるのが殺意だったり、正義だったり、承認欲求だったり。
それを理性で抑えるの
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