自殺した旧友ルークの葬儀に参列するため、20年ぶりに帰郷した連邦警察官のアーロン・フォーク(エリック・バナ)。
命を断つ前に妻と子供を殺したとされるルークの行動を調べるフォークは、数十年前に起きた当時>>続きを読む
彼の"正義"―― 逆鱗に触れたら、もう後は行くところまで。
この"狂気"で"凶気"なクライマックスが凄まじかった。
よく解んない展開だけれど凄い、怖い、面白い。
演じてる川瀬陽太がドハマり過ぎて、本当>>続きを読む
"組織の論理≒大義"に従いつつも"己の正義≒矜持"を譲らない男たちの物語を描いた原作は大傑作ノワール。
そのディテールそのままイメージを損なうことなく、後半は大胆に改変して怒涛にエンディング。
韓国・>>続きを読む
爆発直後、最初に駆け付けた消防隊は壊滅。
事前に異動辞令を受けたアレクセイには行く義務すらなかった。
ところが愛するオリガの10歳の息子 ―― 実はアレクセイの子 ―― が被爆。
スイスでの最先端医療>>続きを読む
膨らんだ希望が一夜で絶望に変わった中学生・優太が巡り逢ったのは不可思議なホームレス・坂本。
色々な事情があって車中泊する坂本との生活と、高校生・詩織との交流
―― 優太はここで仄かな安堵を得て>>続きを読む
強烈な家父長制が残る韓国で今を生きる三姉妹の物語・・・・と形容するのが一番相応しいと思ったのが上映直後の感想。
もう少しぶっちゃけると、男を見る目がない、ダメンズにハマった三姉妹の物語。
女性の皆さん>>続きを読む
傑作「G O N I N」を彷彿させる令和版クライムサスペンス。
軽薄と云うか重厚感が無かったのは、ノワールに徹しきれてないから。
それに加えて、群像ドラマ的展開かなと思ったら、個々のポジが曖昧過ぎ。>>続きを読む
さかなクンの自叙伝の映像化。
"好き"を貫く信念が如何に尊いか。 (本人は自覚してない。)
"好き"を貫く清らかさが、どれくらい周囲に影響を与えた事か。(本人は全く自覚してない。)
そんな彼を信>>続きを読む
ふとしたキッカケで親友となった久田と竹本の真夏の大冒険。
そこからもっと想い出を育む筈の二人は、些細な行き違いと竹本の身に起きた事件で断絶する事に。
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ひと夏の経験で、一回りも二回りも大人になった>>続きを読む
新幹線がどうこうとか、景色がとか、駅がとか、細かい事はどうでもいい。 (米原駅は雰囲気似てた)
荒唐無稽が斜め上行ってて、あっさり殺して、思い切り壊しまくって、小ネタに、カメオ出演に、完璧すぎるキャス>>続きを読む
ドキュメンタリータッチで進行する物語は、冗長過ぎる前半から、息もつかせぬ畳み込んだ恐怖の展開で、バットエンドのエンディングに。
プロデュースは「哭声」のナ・ホンジンで、その続編的な触れ込みだったけれど>>続きを読む
トラブルがまとめてやってくるのは自営業あるあるの一つ。
どれが自業自得なのか、どれかは凡事徹底で防げたのか、不意のトラブルに対応できる柔軟性は持ち合わせているのか・・・・
色々身につまされての鑑賞 (>>続きを読む
信太がゆべしに託した想い ―― 彼女の才能なのか、自身の夢の投影なのか、彼女への愛情なのか、そんな自分が好きだからなのか。
全部だと思う。
それの何が最優先なのか、何が最適解なんて永遠に結論が出な>>続きを読む
広島に暮らす小学5年生のあみ子(大沢一菜)は少し風変わりだが、優しいお父さんの哲郎(井浦新)と赤ちゃんがお腹にいる母親のさゆり(尾野真千子)、一緒に登下校をしてくれるお兄ちゃん(奥村天晴)らに見守られ>>続きを読む
極致な自分探しやってるユリヤ。
理解あるアクセルから、ただ意識高い系(笑)アイヴィンに乗り換えてみたものの・・・・・
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ユリヤの無軌道さと云うか直情径行が受け付けられない。
確かに成長物語だけれど、>>続きを読む
政治の季節 ―― 触れたものにしか解らない。
退廃の夏 ―― 何処か澱んだ気配。
それを纏った男二人の帰省 ―― 好対照な二人の女の子が差し込んだ空気。
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嫉妬と羨望は表裏一体。
遠ざかる憧憬と>>続きを読む