KMDさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

隠された記憶(2005年製作の映画)

3.4

再鑑賞。謎は解けないものの、ハネケの中ではかなりストーリーに軸があったり、劇中ヒント多めな作品。ラストカットの二人が想像を膨らませる、余韻効果大。

71フラグメンツ(1994年製作の映画)

3.7

再鑑賞。描きたいことは描かないパターン、ハネケの中で二番目に好きな作品。どこまでが実話なのかは分からない。

セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)

3.0

再鑑賞、ハネケ祭り。シーンをぶった切る様な編集からして不快感。どこでこの家族にスイッチが入ったかは描かれないけど、実際に起きた事件らしい。物質社会で行為の連続による人生の消費ってのはやや時代を感じる。

わんわん物語(1955年製作の映画)

3.4

これも時代でしょう、犬以外の動物の描きた方が酷い、特に猫は性悪が過ぎる。たださすが、犬の所作などは今観てもとんでもなく魅力的なクリスマス映画でした。

ピーター・パン(1953年製作の映画)

2.8

ピーターパンが完全にイカれてて、フック船長がだいぶまともに見える。ティンクは確かに小悪魔的で魅力あるけど、インディアンとか女性の描き方とか今見るとエグいほど差別的。

ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

3.2

頭カラにして見るやつ、もう少しラストは哲学的な方に進んで欲しかった。ペーニャとバーンは良かったな。プラグの抜き差しはそりゃ笑うわ。

コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.0

ちょっと説明不足だし捻りも甘い、やっぱドイツはそこに行き着くのかというガッカリ感も否めない。メッセージ事態がそもそも司法制度の黒歴史だから仕方ないのかな。ただあの感傷的なラストカットとか本当好みじゃな>>続きを読む

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.4

ブラピ連投。まず死に方がエグくて笑ってしまった。中年の終活と死神の初恋。そしてこの監督、美女と中年のダンスシーン好きね。ただ180分は流石に長い。

「死と税金だよ」

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.4

まず短編の原作からよくもこんな長編映画にしたもんだなと。ちゃんと仏教臭くならずに、愛と先入観の話だと感じた。ティルダがいい仕事してた。

レナードの朝(1990年製作の映画)

3.8

確かに素晴らしい作品、中盤やや演出が雑になるのだけ気になる。そしてデ・ニーロの演技はもうどうかしちゃってる、それだけで充分観るべき一本。

怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

3.0

前作の方が良かったな、もっとミニオン観せろよって思っちゃったね。

八つ(2016年製作の映画)

3.3

この女優さん凄いな、コレどうやって役作りするんだろ。二年っていう時間の重みを本人以外からも伝えて欲しかった。何が起こるでもないから、こちらの感性次第な作品。

オフィーリア 奪われた王国(2018年製作の映画)

3.9

原作の概要くらい知っておけば理解はできる、ジャケのデザインより遥かに優秀な一本。上手くリライト出来てると思う。デイジーは美しさと無垢、そして気高さがあって良いね。ワッツも二役良かったし、もう一回観よ。

犯罪都市(2017年製作の映画)

3.3

前半面白いんだけど、これまたテンポが遅い。後半はもっとシリアスにした方が良かったし、中国マフィアには最後まで冷徹無慈悲であって欲しかったね。

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.4

徐々に面白くはなるんだけどテンポが遅いなー、あと脚本の粗も目立つ。圧倒的ポテンシャルを持たせたのは大正解だと思う、まだまだ天井知らずで続編は楽しみ。JKの友達いい感じ。

カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.1

とても80年代ホラーっぽい、思ってたより良い意味でグロテスクだった。ラブクラフト感出てました。謎は謎のままで。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.9

確かに面白い、言いたいこともあるけども。全員キャラ立ちしてるし、青春スポ根物として皆んなの成長や友情をずっと観ていたいと思える。外連味たっぷりの画も迫力あったな。

「うまいっ!」

しあわせな孤独(2002年製作の映画)

2.9

家具屋行った辺りから、この二人の無神経さにイライラしてしまった。芝居はリアルで良かったけど、物語はちょっと飲み込み難い。

フランクおじさん(2020年製作の映画)

3.6

初恋のトラウマを克服できないまま、不幸にも器用に大人になったフランク。自分を偽らないこと、そしてそれが他者に受け入れられることで、また誰かを赦すことが出来る。愛でしかないね。ヴィジョンのベストアクト。

きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.4

確かにベタベタな青春映画だし、それなりに感動出来る。ただこれ系は最近こすられ過ぎだし、どうしたって3idiotsやSUNNYには及ばないかと。スポ根寄りの前作の方が好ましかった。

ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

3.1

映像のチープさは否めないし、設定も肝心なところは説明なし、そしてガメラがこんなにも人類寄りだったとは。とはいえ演出や造形はさすがお見事でした、セガールの娘可愛いね。

トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.9

再鑑賞。当時映画館で観てドン引きした、ややトラウマ映画。今観ると脚本が素晴らしくよく出来てるし、ヴァーホーヴェンの世界観ともマッチしてる秀作。デカおばはんからのシュワ登場は超絶名シーン。果たして夢か現>>続きを読む

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

3.6

再鑑賞。医者という枠を超えて、生きることの意味や幸福論、他者との関わり方について学べる作品。スピーチも胸に刺さるし、今は亡きウィリアムズとホフマンのシーンは素晴らしい。もう少し脇役たちの成長や活躍も描>>続きを読む

15年後のラブソング(2018年製作の映画)

3.9

ビフォアシリーズ好きな人には合うかと、とにかくイーサン・ホークが色男で嬉しい。子供心をくすぐる大人のラブストーリー、ラストの運び方も良い。

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

2.9

途中シリアスなハングオーバーみたいなノリになるけど、証拠隠滅のお粗末さからのあのオチはどうなんだろう。深読みすれば深くもなるのかなー。ちょっとヒメアノ〜ル思い出した。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.7

ユーモアとロマンスとNYと映画愛、つくづくウディ・アレン映画だった。今観るべき最高に旬なキャストが輝いてる。

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

4.1

ギャグもストーリーもモラルゼロだけど、何にでも一生懸命な子供たちの友情に笑って泣ける、もはや十八番って感じ。懐かしいより憧れに近い。確かにStand By Me meets アナルビーズだな。

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

2.6

途中から何観てるのか分からなくて、どうでもよくなってしまった。きっとギリアム好きには分かるんだろうね。アダム・ドライバーは凄いなー。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.4

久しぶりに昔ながらのゾンビ見た気がするね。笑えるとこと詰まらないところの差が激しい、オチはどうしようもないけどラストカットは嫌いじゃない。

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.0

MCU的なセンスを期待して観ると評価が激落ちする、しっかり子供向け映画だと割り切って観ればそこまで酷くはない、はず…。

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

青春映画の傑作かと。誰でも登場人物の内の何人かと同じ状況に立ったことがあると想像できる、後半から泣ける。ただ結局大勢側に飲み込まれたと捉えられる終わり方は賛否両論あると思う、また観よ。

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.3

やっぱ『アメリカン・ヒストリーX』の衝撃は超えられないよね、実話だしね。ジェイミー君は久々に良い演技だったけど、恋人役が衝動的過ぎて好きになれなかった。短編も観ないとだな。

ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

3.5

再鑑賞。人形はキッカケでしかなくて、初めて誰かを愛そうとし始めた青年を街中で応援する優しすぎるお話。ゴズリングの演技が素晴らしいのと、モーティマーやっぱ最高だ。

ブラック・ボックス(2020年製作の映画)

3.4

ストーリーが二転三転してるのは確かだけど、果たしてそれが面白い方向かと言われると違う気がする。なんか惜しい。

ブラック・クリスマス(2019年製作の映画)

2.6

リメイク失敗作。フェミニズムはいいけど、まずしっかりホラーの要素を抑えてからにした方が良い。イモージェン・プーツのキャリア汚点。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.3

再鑑賞。ブラッドリー・クーパーが男前過ぎる。ラスト結婚式でブチ切れたのは良かったけど、あいつ以外ももう少し成長や変化があるともっと良い。