ぴのしたさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.0

初めてこういうカンフー映画を見たけど、面白かった。日本のドラマの展開の源流になっているのでは。

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.5

チャーリーとかアリスインワンダーランドとかよりだんぜん好きだこれ。現実の場面とお話のファンタジーな場面の描き分けがとても上手い。その最たるところが最後の場面。主題もはっきりしていてとても感動した。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.6

人型のロボットではなく、ネットワーク上の姿形を持たないAIとの恋愛という点で、この作品は単なる「機械との愛」の域を超えているのだと思う。姿形がない恋人を描くことで「愛するとはどういうことか」ということ>>続きを読む

ヒミズ(2011年製作の映画)

3.4

見た後もかなり頭に残る作品。家庭環境のエグさや殺人などのショッキングな場面を介しながらも、最初の教師の説教に出てくる、ありふれて使い古されたメッセージが最後に主題となってくるのが面白い。

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.2

主人公が一人暮らしの老人という、非常に現代的な背景が好き。それでいて夢のあふれる物語で、見た後に心に希望を感じる作品。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.1

人生でみた映画の中で5本の指にはいる映画。鍵の中身が全然重要なものではなかったのがよかった。これで鍵の中身からお父さんからの手紙などが出てきたら興ざめだった。この映画で大事なのは「お父さんが子供に教え>>続きを読む

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

2.3

見たけど特に面白みを感じられなかった。恋人が死んでしまう映画(この場合は二人とも死ぬことがわかっているんだが)はありふれていてあまり新鮮味がなかった。

ミックマック(2009年製作の映画)

4.1

軽快でポップなストーリー展開に、見ていて心地が良い。映像も出てくる物や場所など何から何まで洒落ていて悔しい。セリフやBGMが少ない分、サイレント映画のように画面に見入る効果がある。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.6

わかる人にはわかるけど、わからない人には一生わからない映画。そういう選民思想みたいなものを持つのもダサいけど、こういう目線で青春を描くことはすごくある一定の層には受けそう。

テッド(2012年製作の映画)

3.6

大人のディズニーって感じの映画。超王道の展開に、ブラッジョークが心地いい。

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.3

よくわからないけど怖い思いをする映画。すごくどうでもいいことだけどステージメイクがデーモン小暮みたいに見えてしまって笑ってしまった。。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

すごくかわいくて楽しい映画。最後に大事な場面で活躍するのが「かなしみ」っていうのがすごく単純だけどはっとさせられる。泣きそうになった。

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.1

地元富山が一部の舞台となっているのがすごく伝わってきておおってなる映画。細田守作品は理由はわからないけどなんだか「いつ主人公が不幸になるんだろう」っていう不安感があって落ち着かない。まあ細田守に限った>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.4

サマーに続きズーイーデシャネルがこれまた可愛すぎる。人から誘われてもなんだかんだ理由をつけて断りがちな自分を当てられたようでギクリとする。人生はこれくらいシンプルでもいいかもしれない。

ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.3

コメディとしてみるにはすごく痛快で面白いけど、出かける前は理不尽に主人公をいじめていた家族が、帰ってきたら急に優しくなってるのはどうなのって感じ。「お前がどんくさいから旅行が台無しになった」とか言って>>続きを読む

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.6

アナ雪を見た後に見て、ほとんど同じじゃんって思った笑
ディズニーミュージカルは良くも悪くもわかりやすくて面白い。

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.6

すごくコミカルで面白い。恋をして付き合うまでの過程を描いたものかと思っていたので、付き合ってからの過程、そしてオチまでの流れがとてもよかった。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

今年見た映画の中で今の所一番の映画。ほぼ途切れない映像の取り方に加え、印象的なドラムソロといった演出のうまさ。主人公の別人格との葛藤という手段に加え、「芸術性とは、演劇の本質とは、」といった主題も深み>>続きを読む

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.5

泣き声ではなく、笑い声による発電方法への転換というオチが秀逸!吊り下げられたドアがたくさん移動するシーンなどは、トイストーリーの空港の荷物コンベアーのシーンなどにも共通するような子供の冒険心をくすぐる>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.3

時間移動ミステリーの金字塔。物語の構成の精巧さに加え、ラストシーンがありきたりなハッピーエンドではないところにこの作品の素晴らしさがあると思う。

時をかける少女(2006年製作の映画)

3.5

話そのものの面白さや青春感は言わずもがな、主人公が名前から髪型、性格まで非常に男性的(というかむしろ中性的)なのが印象深かった。ところどころにてんとう虫やTシャツなど、残りのタイムリープ回数を暗示する>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

3.5

科学技術に対抗するのがケアロボットっていうのがすごく現代的なテーマだなって思った。アメリカ人が日本に対して抱くイメージなどもよくわかるし、展開もはっきりしててすごく楽しめる映画。

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.8

友達に連れられて映画館で見たけど、初めてミュージカルっていいなって思った。ディズニーミュージカルは話しも歌もキャッチーだし。ただ、ミュージカルの歌を訳すときの原語と翻訳の限界を感じた。原語版はすごくい>>続きを読む

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

初めて見た細田守作品。バーチャルワールドなど近未来的な表象を描きつつ、その主題は古くからあるアナログな人と人とのつながりにあったりして、新世代のジブリのような印象を受けた。その主題が一番印象的だったの>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.3

異なる次元の時空の描き方、時間の進み方が巧妙。ラストシーンの見せ方も見る人に任せるようで面白い。ただ、基本設定として依頼を達成したら権力者になんとかしてもらって家に帰れるというのは少し無理やりな気もし>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.9

映画を見て泣くことは滅多にないんだけど、これはそのうちの一本。インド映画だからこその良さ(インドの家庭経済事情や教育環境などもよくわかる)やお得意のダンスなどもさながら、この映画が多くの人にウケたのは>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

2.5

ちゃんと作られてはいるけど、「吃音症の国王ががんばって病気を克服し、大事なスピーチをする話」ってあらすじだけで十分。

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.5

初めて見たジョニデ×ティムバートン作品。ティムバートンらしい親子の主題もわかりやすく深みがあり、軽快な展開やユーモアが気持ちいい。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.3

モブ男がクソビッチに翻弄されるクソ映画。悔しいけどズーイーデシャネルが可愛すぎるしIKEAデートに憧れてしまう。客観的に見たら非常にかわいそうな話なんだけど、それを主観的な目線からすごくポジティブに捉>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.4

ミュージカルはそこまで好きなジャンルではないけど、楽しく観れた。展開はせかせかして映画というよりやはり演劇感があった。歌もよかったし、きっと演劇で観るべきなんだと思う。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.1

ミステリアスな展開と一部サイコチックで恐ろしいシーンもあり、ただのミステリーとしての完成度も高い。そしてそれ以上に、マスメディアへの痛快な皮肉や、結婚とはこういうものだというような世の中の心理をブラッ>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.8

人生で見た映画の中で間違いなく五本の指に入る映画。仲間の自殺や、レコードをかけることで刑務所の中でつかの間の自由を感じるシーンなど、ヒューマンドラマ的な展開も非常に心にグッときつつ、脱獄というハラハラ>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

20210802
2度目の鑑賞。やっぱり面白い。難しめに見えるけど、科学の話もちゃんと話の筋が通ってて付いていける。壮大な宇宙ロマンの話なのに、父娘の愛という人間ドラマも見応えがあって良い。ありきたり
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モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

3.6

おもしろかった。ピクサーはハズレなし。これ見た後でモンスターズインクも見直した。

最強のふたり(2011年製作の映画)

2.4

評価がむちゃくちゃ高い映画と聞いていた分、思っていたほど良いと思わなかった。起承転結の転がどこかハッキリしてくれたらなおよかった。

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