なんだか、貧しい家族が出てくる映画を連続して観ているわけで。前後したが、この映画もそう。記憶をなくしてぼろぼろになって倒れていた男を救ったのは、トレーラーハウスに住む貧しい一家だった。
アキ・カウリス>>続きを読む
原題“Laitakaupungin Valot/Lights in the Dusk”. 2007年フィンランド。アキ・カウリスマキ監督作品。
なぜこの人はこんなに痛めつけられても生きていられるんだろ>>続きを読む
原題同じ“Fargo”。コーエン兄弟監督作品。ノースダコタ州のファーゴという町で起きた狂言誘拐事件が題材になっている。
もともと、「スリー・ビルボード」を観て、フランシス・マクドーマンドの演技に圧倒さ>>続きを読む
The square
少しずつズレが生じている。そんな嫌な感覚をずっと感じながら観ていた。たとえば、スマホと財布を盗まれる。位置情報でほぼそこにあるとわかったアパートで、全戸に返さないと酷い目に合わ>>続きを読む
原題“Kongens nei”ノルウェー映画なので観ようと思っていた。「国王はノーと言った」んですね。第二次世界大戦の時、侵攻してきたドイツ軍が交渉の機会を持とうとしたんだけど、その条件を聞き、国王は>>続きを読む
原題“Hampstead”.ロンドン中心部の高級住宅街の地名だそう。ここに住み着いていたホームレス男性が合法的にそこを自分の土地と建物にする話…と言ってしまうと物語のほんの半分だけ。あと半分は、未亡人>>続きを読む
原題は「The accountant」。ベン・アフレッグが高機能自閉症の障害を持つ会計士で殺し屋の役を演じている。
アクションを楽しむ映画なのだろうけど、それにしても話はやや突飛だった。なぜこの兄弟は>>続きを読む
原題「arrival 」。宇宙からの生物とのコミュニケーションが中心的なテーマだが、時系列がぐちゃぐちゃなので、一度に完全に理解するのは難しいかもしれない。それもこの話の重要部分で意図的なものなのだが>>続きを読む
原題「The Bucket List 」。直訳で棺おけリストだけど、邦題は「最高の人生の見つけ方」。死ぬまでにやっておきたいことをリスト化して、1つずつ潰していく話。ジャック・ニコルソンとモーガン・>>続きを読む
これは、、、長い映画で、かつ長さを感じさせる映画だった。話がどこに行くのかが後半の1時間を切ったあたりでようやく。ダイバージェント(異端者)がなぜそんなに忌み嫌われるのかがちゃんと説明されていないので>>続きを読む
原題は邦題と一緒で、「Ready Player One」。
VRが世の中に普及していっている現在の延長線上に予想されるやや極端な未来予想図が描かれている。かといって現実をおざなりにする人間に批判的すぎ>>続きを読む
名探偵コナンをちゃんと観たのは初めてかもしれない。評判が良かったのでつい。
話が丁寧に作られててよかった。新一が電話やメールでしか応答せず、全く姿を見せないことを、なぜみんなが納得しているのかという根>>続きを読む
画面が素敵。色調が好みだった。黄色味がかっていて、赤と青が綺麗に映える。ストーリーはキングコングの王道そのもので目新しさは特になかったと思うが、娯楽作として楽しめるいい映画。
このCG全盛のご時世に大きなセットを作り、多数のエキストラを使用して撮ったらしい。それだけあって、質感のある素晴らしい映像だった。
空海が遣唐使として唐に渡って、白楽天(白居易)と出会い、30年前に亡>>続きを読む
原題”Short Term 12"。12ってなんだろう?こういう施設の中での12番目っていう名称の一部なのかな。
ショート・タームというのは、家庭に問題がある10代のケアをするシェルターのことらしい。>>続きを読む
原題 “The Shape of Water”。異形の者同士の恋愛を描く。イライザは話すことができない唖者だが、手話を駆使して周囲の人々と交流ができるし、若い女性らしく生き生きと毎日を暮らしている。あ>>続きを読む
原題 “Three Billboards Outside Ebbing. Missouri”。娘を亡くしたミルドレッドを演じるフランシス・マクドーマンドの迫力がすごい。ゲイでマザコンの警官役を演じたサ>>続きを読む
原題は「The last word」。「いい1日なんて意味がないの。有意義な、本当の1日を送ってちょうだい」。81歳になっていきなりラジオのDJになったハリエットが言った台詞。これが映画の原題「The>>続きを読む
シリアから石炭船に隠れて逃げてきた青年が、偶然たどりついたのはフィンランドだった。登場人物はみな姿勢が良くて、まっすぐ前を見ている。優しい人も、移民を嫌う人も両方いる。ネオナチにつけまわされ、ナイフを>>続きを読む
2時間45分くらいの長編だったけど全然飽きなかった。でもこれから観に行く人は、観る前にトイレに行ったほうがいいと思うよ。
本筋じゃないけど、ディズニーになってから小動物が可愛い。作品に厳しい評価もあ>>続きを読む
アニメをかなり忠実に再現してました。ベルが黄色のドレスで野獣とふたりきりで踊るシーンは実写でもいいなぁ。泣いちゃう。
姉は歴史に名を残せたかもしれないほどの天才だったが、未婚で子どもを産んだ数ヶ月後、弟に子どもと遺言を残して自殺する。姉の人生は母親のもので、姉のものではなかったからだ。
わたしには、映画にはっきりとは>>続きを読む
中年には観ていてちょっと痛い映画かも。次のステージになかなか行けなくて足踏みしている男が、諦観とともに次のステージに行ってみたら、わりあい悪くなかったという話。次のステージがそんなにいいものであるとい>>続きを読む
ジム・ジャームッシュー監督作品。月曜の朝から次の月曜の朝までの1週間を描いた映画。主人公のパターソンは妻とペットのブルドッグと暮らしている。スマホを持たず、テレビもほとんどみないような、物静かなバスの>>続きを読む
奥田民生のラーメンの汁をこぼしたエピソードは事実かな。そこに反応してかっこいいと思う中学生はかなり見どころあると思う。
お話は…、だけど、水原希子さんがほんとにキレイで魅力的。同性からは低評価かもと思>>続きを読む
ダニエル・ラドクリフの熱演は認めるけど、ストーリーはどうなのか。ファンタジーだねっていうまとめくらいしか。腐女子狙いの展開はまあ時代なのでね。でも死体と遭難者だからキレイじゃないんだよねー。
死体がい>>続きを読む
一緒に観た人とこの映画は何を伝えたかったのかなーって話になり、考えた末、レイプされた女性が通常とると思われるリアクションを全くとらせてないことなどから、身体と心をこれだけ切り離せば、女も強くなれるよ、>>続きを読む