役所広司という生身のおじさんを萌えキャラに見立てた日常系映画。
「東京やエッセンシャルワーカーを美化している」「インテリが考える文化的生活を大衆に押しつけるみたいでキモい」という批判が容易に思いつく内>>続きを読む
【2回目 2025/3/20執筆】
新海誠作画で新宿を描く試みや、スポンサー企業の固有名詞を用いることで風刺性を増す描写はやはりすばらしい。これはまさに大発明で、たとえば『ガールズバンドクライ』などに>>続きを読む
みんなクイーン大好きなんだな、って思った。日本史を扱うアニメでクイーンというのは、そもそもクイーン自体が日本で最初に売れたバンドってことを考えると全然ヘンなチョイスじゃない。
クライマックスの一般的な>>続きを読む
冒頭、黒光りする石油のエロティックさを一瞥しただけで、「これは傑作!」と確信できるのだからすごい。
燃える塔、電車、広々とした荒野、ラストシーン……。ささいな日常風景から物語の転換点まで、いつでも印象>>続きを読む
いわずとしれた「ガン=カタ」を発明した記念碑的アクション映画。
もちろんアクション目当てで観たけど、それ以外のパートも案外おもしろい。特に、主人公(クリスチャン・ベール演)が感情を取り戻していく描写が>>続きを読む
ボブ・ディラン全然詳しくなかった(アルバム数枚をサラッと聴いた程度)けど、ジェームズ・マンゴールド監督目当てで観に行ったらおもしろかった!もちろん音楽史の勉強にもなった。
ボブ・ディランに擬態したテ>>続きを読む
クリストファー・ノーラン監督の映画はほとんど好きだが、本作に対しては批判的な感想を抱いてしまった。ムカついた! それも、『関心領域』と近いイライラの性質だ。
オッペンハイマー自身は共産主義の急進左翼>>続きを読む
黒沢清の映画は「共感できる人物がいない」としばしばいわれるが、そもそもここに「人物」じたい存在するか? 役者の顔こそ写っているけれど、全員がなにものでもない「匿名」の人物で、だからなにもかもが貨幣のも>>続きを読む
前情報なしになんとなく足を運んだら大当たり!とてもおもしろかった!
エンタメとして高品質でありつつ、イランの学生運動やその弾圧も直接的に取り扱った意欲作。実際のデモ弾圧映像も引用しており、痛ましい光>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【わたしのガンダム視聴経験】
①水星の魔女 ②映画初期3部作 ③逆シャア 以上。
これくらいのにわか視点からのレビューになります。
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前日譚は「はいはい、セルフパロディですね!」と若干興醒めし>>続きを読む
脚色やナレーション、BGMの挿入などは一切なし。ツアーや音源制作の風景を淡々と撮り、淡々とつないだ映像。淡白とすら思えるほど素材の味を活かした作風だけど、カメラワークや編集のおかげで楽しく観れた。なに>>続きを読む
(IMAX・吹替版)
手放しに絶賛はできないが、このチャレンジを大きく賞賛したい。そういう大作映画だった。
本作の狙いはわかりやすい。海外映画の王道の戦記モノをウェルメイドなアニメ作画でやってみよう>>続きを読む
忍たまシリーズは未履修。幼い頃にTV版を時折見ていた程度で、鑑賞前はヘムヘム以外のキャラ名を知らなかった。
強くデフォルメされた子ども向け作品とはいえ、軍略と戦(いくさ)がはっきり描かれているから、>>続きを読む
大晦日、酒気帯びの状態で、実家のテレビにてTV放送版を鑑賞(この文章を酔った状態で書いてる)。なので冷静な判断をくだせていないが、そもそもポップコーンムービーを冷静に観ず、メシ食いながら享受することこ>>続きを読む
シリアスな政治映画かと思いきや、ふたを開けてみればロードムービーだった。現実を戯画化している作品だけど、戯画化の度合いが強いためむしろハリボテめいて見える。音周りの演出が全般的に良き。
物語で惹きつけてくれた。血族による世襲制、戦前~戦後を繋ぐ一家、離れ島や地下に追いやられる妖怪、隻眼の鬼太郎……。本作の題材ってやっぱ●●●だよね? だからこそ、●●●による搾取を描くにとどまり、批>>続きを読む
いかに人は「父」たるか。強権的な昭和オヤジになれないのなら、どう父親になればいいのか。露骨なマッチョさではない方向性での男性性を探究する物語だった。ラストには涙。OP/EDのきゃりーぱみゅぱみゅもいい>>続きを読む
しんちゃんたちはオンボロな映画館にこっそり忍び込む。そこではなぜか無人なはずなのに、ひとりでにフィルムが回っていた。スクリーンに映写された砂漠を眺めていたしんちゃんたちは、西部劇映画の世界に飲み込ま>>続きを読む
よくわかんないまま始まり、よくわかんないまま終わる。アクションとギャグのみに全振りした一時間半。しかし映像がおもしろかったからそれでもいいやと思える。
冒頭にある「自動車が野原家にやってきて、シロの犬>>続きを読む
小学生のころ以来に鑑賞。あらためて観て、すべての瞬間が奇跡的だと思った。1X年ぶりに観てもシーンを憶えているってすごいことだ。後半はずっと観ながらぐしゃぐしゃに泣いてた。
アニメならではのデフ>>続きを読む
初めて観る岡田麿里監督の映画。アニメ脚本家としては、『あの花』『ブラック★ロックシューター』『さくら荘』『幸福グラフィティ』を意識せずに観ていたくらい。結論からいうと、好きではない。演出や台詞回し、>>続きを読む
執拗なまでに映される足と眉毛と眼球。肉感はあるがイヤラシさのない、健全な体つき。顔にフォーカスしたとき、一本の線だと思っていた毛はなだらかに流れる線の束だと気づく。スキップしたらおさげとスカートがふ>>続きを読む
永遠にくりかえされる日常生活と、くだらない会話。そのなかにびっくりするようなショットがちらほら差し込まれる。作品の世界観やメタフィクション的構造が絶賛されがちな傑作だけれども、それよりもまず「理想の夏>>続きを読む