KingKazukiManjiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE 4K REMASTER版(年製作の映画)

5.0

まずそのCGのレベルの高さに衝撃を受けた。

今から19年前の2005年に作られたとは思えないほどのクオリティに目を見張らされた。

予算的な問題なのか、技術的な問題なのか、何故このクオリティでの映画
>>続きを読む

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

5.0

もう語りつくされている気はするけど、本作でDCEUが終わるとはとても信じられないほど、明るく楽しく、原点回帰というか、ヒーロー映画のお手本のような作品に仕上がっていた。

ヒーロー映画というジャンルが
>>続きを読む

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.0

10年振りくらいだったと思うが、ほんとに久しぶりに観返した。なんかグロい作品の印象だけ残っていて、身構えて行ったのだけど、しっかりグロかった。

昔から血を見るのが苦手だったはずなのに、最近はジョン・
>>続きを読む

ダーティハリー2(1973年製作の映画)

5.0

正義とはなんだろうか、正しさとはなんだろうということを自分に教えてくれた作品。

葬送のカーネーション(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

難民映画というジャンルをはじめて観たので、色々と新鮮ではあったが、率直に、”おもしろい”か”おもしろくない”かで評価するのならば、”おもしろくない”映画であった。

しかしながら、”おもしろい”か”お
>>続きを読む

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984年製作の映画)

4.0

劇場で音を浴びながら観れてとても満足だった。

しかしながら、久しぶりに観返してみると、映画としてはかなり拙い作品に思えた。

これは後の河森正治にも見受けられる傾向だが、とにかく映画としての構成が甘
>>続きを読む

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 4Kリマスター(1978年製作の映画)

5.0

敗戦国におけるトラウマの克服と精神的自立を、SFというジャンルにて復興させることに成功した『宇宙戦艦ヤマト』であるが、それらを全て否定した上で、現実(本来の日本)で起きたことをアニメという虚構の世界で>>続きを読む

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

細かいことはどうでもよくて、再びスクリーンでスタローンを観れたことでもう大満足だった。

わりと席も埋まっていて、客層もほとんど80年代、90年代の映画を観て育って来たような猛者達で、そんな彼らと一緒
>>続きを読む

ダーティハリー(1971年製作の映画)

5.0

何度観ても傑作であることには変わらないが、新しく観る度に、新しい発見があるのも嬉しい。

もう時代にそぐわない言葉なのかもしれないが、男の美学というものが、この1本に詰まっている。

ドン・シーゲルの
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

日本に長く住んでると気づかないことってあるんだな…って考えさせられた。

でも日本人だからこそ手放しで賞賛できない所もあるんよ。

日本人じゃなかったら、ある種完璧な映画だなって思えたんだろうけど、完
>>続きを読む

宇宙戦艦ヤマト 劇場版 4Kリマスター(1977年製作の映画)

5.0

滑り込みで観に行けてよかった。

総集編だから割と雑なストーリー展開だったのだけど、これでもかという程の浪漫主義を浴びれてとても満足だった。

戦争が色濃く反映されていて、込み上げてくるシーンが多々あ
>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)

5.0

久々に観て、こんなにも荒唐無稽な映画だったっていうことに驚かされた。

相変わらずのエディ・マーフィの1人試合なところは健在だったけど、エディのカリスマ性だけで物語が進められるのがスゴすぎる。

ちょ
>>続きを読む

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

5.0

有無を言わせぬジェットコースタームービーで、期待通りの作品に仕上がっていて大満足だった。なぜだか、平成初期のしんちゃんの映画を観ていたような不思議な感覚に包まれた。

ブルービートル(2023年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった。
ブルービートルが変身するシーンはとてもカッコよかったし、デザインがとても刺さった。バトルシーンも素晴らしく、映像も綺麗だった。
画期的な設定、独特な世界観、そして民族的なお話
>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

5.0

18/12/23

久々に映画観たけど傑作は面白い。

いい息抜きになった。

5/3/22

ほんとに笑えるし、アクション派手だし、音楽ノリノリだし最高。

ブラッカイマーの作品はほんとに好き。それ
>>続きを読む

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

73年に公開したエクソシストの正統派続編を謳っているだけあって、”人と人の繋がり”だとか、副題にもあるように”信じることの大切さ”という、どれだけ時代が経とうが不変のテーマを扱っていてとても良かった。>>続きを読む

ティル(2022年製作の映画)

5.0

メイミーの生き様はあまりにも強かった。

とにかく彼女の決意に脱帽する意外なかった。

もう涙が止まらない出来事が何度もあり、心に突き刺さる出来事があまりにも多すぎた。

冒頭のトークセッションで松尾
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白かった。

戦国時代の全てを茶番劇として扱い、笑いに変えてしまうビートたけしの手腕は圧巻だった。とにかく大河ドラマとか、そもそも歴史に幻想を抱きすぎるなよっていう問い掛けが最高だった。
>>続きを読む

007/ リビング・デイライツ 4Kレストア(1987年製作の映画)

2.5

久しぶりに観たけど、うーん微妙って感じだった。面白くなかったと言われるとそうでもないけど、面白いかと言われるとそうでもない中途半端な印象で終わった。

ダルトンボンドは割と感情を表に出していて、新鮮で
>>続きを読む

燃えよドラゴン 劇場公開版 4Kリマスター(1973年製作の映画)

5.0

ブルース・リーをただひたすらに浴びるそんな作品。丸の内ピカデリーの巨大スクリーンで、彼の肉体美を鑑賞できて至福の時間だった。

元々はローパーが主役だったとだけあって、プロットはわりとごちゃごちゃして
>>続きを読む

007/ ドクター・ノオ 4Kレストア(1962年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白かった。

コネリーボンドのなかで断トツに好きな作品。まさかここまで惹き込まれるとは思わなかった。とにかくストーリーと演出が素晴らしかった。

そしてショーン・コネリーの洗礼された仕草
>>続きを読む

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

5.0

個人的なシリーズ最高傑作。

リバイバル上映で観れたことに興奮を覚えた。

カジノ・ロワイヤルという絶対的で越えられない壁を自ら作ってしまったイーオン・プロダクションズだったが、50周年の重荷を背負っ
>>続きを読む

007/ サンダーボール作戦 4Kレストア(1965年製作の映画)

2.0

久しぶりにサンダーボルト作戦観たけど純粋に面白くなかったな。

だらだらと進むストーリーが長かった。アクションシーンも水中メインでノロノロとしていて、そこまで見応えを感じられなかった。当時は画期的だっ
>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

5.0

フェーズ5の導入部分だったので、今作だけでは評価が難しく部分もあり、今後の展開によって左右される懸念点もあったが、なかなか面白かった。

モニカとカマラにとってはスクリーンデビュー作ではあったが、それ
>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.0

淡々と殺し屋のルーティンを見せられる映画。
ストーリーはあってないようなもので、アクションもめちゃくちゃ地味なので、人によっては賛否が別れるだろう。計画通りに動く主人公と同じで、計算しつくされた作品と
>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白かった!

とにかく映像のクオリティはとにかく凄すぎた。それだけでチケットを買って劇場で観る価値はある。流石に推定制作費が$1500万って信じられなかった。もう白組のスタッフたち凄すぎ
>>続きを読む

007は二度死ぬ 4Kレストア(1967年製作の映画)

5.0

あまりの荒唐無稽さに衝撃を受けたが、かなり漫画的な面白い展開となり、007シリーズの中ではかなり異色な作品であった。しかしながら、その荒唐無稽さの中にあるリアルな描写が説得力をもち、何とも言えない魅力>>続きを読む

(2023年製作の映画)

5.0

短編の中ではいちばん面白かったかもしれない、ウェス・アンダーソンの演出は言うまでもなく、カンバーバッチの表情だけで伝えるワンシチュエーションの演技が凄かった。ロアルド・ダールのプロットも今回はオチがあ>>続きを読む

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

5.0

本作を観るまで石井裕也って監督を全く知らなかったんだけど、良い脚本書くし、良い映画撮るね。最後は感動しちゃったし、キャラ同士の掛け合いの面白さに序盤からめちゃくちゃ惹き込まれた。

コロナによる傷が作
>>続きを読む

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

映像面は申し分なかったのだけど、特にオチがないというか、結局鼠の駆除できてないじゃんってのが腹立たしかった。だから何やねんって思っちゃったら、個人的にその映画はもうダメなんだよな。続きがあるようなとこ>>続きを読む

白鳥(2023年製作の映画)

2.5

ヘンリー・シュガーで見せてくれたウェス・アンダーソンの手腕は今作でも遺憾無く発揮されていた。更に本作では拍車をかけて、より小説のように物語が進んでいくのが素晴らしかった。原作未読なのでどういう書き方な>>続きを読む

テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR(2023年製作の映画)

5.0

ライブを映画館で観るという体験がはじめてだったのだけれど、もう最高だった。ほんとにライブに行きたいということしか考えられなくなった。チケット追加があったら絶対握りしめたい。

パフォーマンスが圧倒的過
>>続きを読む

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

5.0

ウェス・アンダーソンを酷評した後、ウェス・アンダーソンを観た。どうにも煮詰まらな気分だ。アステロイド・シティを観てから観ようと思っていたので、少しばかりウェス・アンダーソンに失望を感じていたが観ること>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

1.0

ウェス・アンダーソン史上最も難解だった。

犬ヶ島やフレンチディスパッチを観ている時にも漠然と、昔のウェス・アンダーソンと比べると面白くないなと感じていた。というか年々アート色が強くなっている気がして
>>続きを読む

ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)

5.0

テイラー・スウィフトがもっと好きになる作品。

彼女のドキュメンタリーとしても素晴らしい作品なのだが、女性の生き辛さというフェミニズムの問題や、メディアに扇動され中傷されるスターの問題を生々しく描き切
>>続きを読む

007/ムーンレイカー(1979年製作の映画)

5.0

ロンドン、カルフォルニア、ヴェネツィア、リオデジャネイロ、アマゾン、そして宇宙と、ロケーションが目まぐるしく変わって、観客を楽しませてくれるのがとにかく素晴らしかった。

相変わらずスタントが凄すぎて
>>続きを読む