KingKazukiManjiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

2.5

個人的に刺さらなかった。

原作を意識したキャラクターデザインや、原作テイストの会話群、冒頭の追いかけっこなどはとても素晴らしかったのだが、わざわざ3Dアニメにする必要があったかどうかと言われると微妙
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ファーゴ(1996年製作の映画)

1.0

登場人物がみんな癖強くて、好きになれなかったな。あと、ストーリーというストーリーがないのに会話がつまらなかったな。文化的な違いもあるだろうけど、マクドーマンドの演技は、受賞するほどのものかなと思ってし>>続きを読む

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

5.0

滑り込みで鑑賞。
いやー、ほんとに素晴らしかった。
ビルが燃えだしてからはずっと、緊張しっぱないしで、心臓バクバクだった。
10年くらい前に、小学生の頃だったと思うけど、午後ローでやっていたのを見たか
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.5

何を観せられたんだろうっていう作品。
雰囲気は嫌いじゃなかったのだけど、どのジャンルに分類したとしても中途半端だったのが良くなかった。道徳観念が欠如しているから、割とゲラゲラ笑えたけれど、それ以上もな
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.5

途中までは主人公の性格が受け入れ難かったが、最後まで観ると、あまり気にはならなくなり、成長を上手く描けていたとさえ感じた。

映画愛に溢れていて、とても面白かった。全然グロくはないんだけど、割とホラー
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりの新シリーズということで、存分にトランスフォーマーを楽しめたし、堪能できた。しかし物語は面白かったのだが、キャラクターが少ないことも相まって、結局いつもとやっていることが変わらないので新鮮味が>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白かった。大満足。

今年の映画で3本の指に入るくらいには推せる傑作だった。

まず、全くダレルことなく上手くまとまっていたことが素晴らしかった。

こういう悪魔祓い系って、フリードキン
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ACCA13区監察課 Regards(2020年製作の映画)

5.0

ACCA13区監察課は、その膨大な世界観と、愛おしき登場人物達、そしてそれらが複雑に絡み合う素晴らしい物語を、これでもかと言うくらいに風呂敷を広げて、それらを12話でまとめきった、その完璧さにこそ美徳>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.5

宮崎駿の最後の作品になると思われていたからこそ、必然ではあったことなのだが、面白いと頭ごなしに評価できる作品ではなかった。最後はやっぱり描きたいことを描いたな、という印象であった。しかしながらそこに、>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

5.0

前向きな失恋映画であったという第一印象。未来という希望をチラつかせることで、ハッピーエンドを連想させていたが、ハッピーエンド至上主義者の自分に言わせれば、それはただの幻想であって、バッドエンドにも近い>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

相変わらずアニメーションが素晴らしく、映像を観ているだけで楽しかった。映像だけでなくストーリーもかなりシリアスで、マルチバースが複雑に絡み合っているのが良かった。今のところ、後編を見終わるまでは整理し>>続きを読む

アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

5.0

227分という長い上映時間でありながら、その面白さと、演出の完成度の高さにあまり時間という概念を感じさせてくれなかった。流石にインターミッションを挟んでからは、少し退屈にも感じたが、休憩時間含めて4時>>続きを読む

炎628(1985年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

早朝から激重たい映画を観てしまった。

前評判から覚悟はしていたが、心に何かが重くのし掛かるような作品だった。

全体的に陰鬱で、我々観客に不快感や不安を煽る演出が目立った。最初の1時間半は、直接的な
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

1.0

圧倒的に解釈違いだった。
この内容でわざわざ、インディージョーンズシリーズを締めくくる意味が全く感じられなかった。
息子であるシャイア・ラブーフも亡くなってたことになっていたし、敵役のマッツ・ミケルセ
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1950 水門橋決戦(2022年製作の映画)

5.0

前作を遥かに上回る壮大で過酷な戦闘シーンは圧巻であった。戦争をエンタメに昇華していた点と、当時の中国人たちの犠牲を上手く描いていた。実際に歴史を調べてみたところ、国連軍はかなり中国側を軽く見ていたよう>>続きを読む

ブラッククローバー 魔法帝の剣(2023年製作の映画)

5.0

近年のジャンプ映画化の中ではトップクラスに面白く、ファンの期待に答えてくれた最高の映画。

作者が総監修をし、ノベライズを担当していたジョニー音田が脚本を書いてくれたことにより、ファンが120%楽しめ
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

公開当時、そのあまりの完成度の高さに感動したのを覚えている。まるでコミックの世界にいるような革新的なアニメーション表現と王道なストーリー展開、シリアスだけどスパイダーマンらしいユーモアは忘れず、そして>>続きを読む

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

1.5

焼き増し、型落ち映画の決定版。

久々にボロクソ言いたくなった。

アクションは相変わらず素晴らしいが、相変わらずつまらないの一言に尽きる。

前作のスタンスを貫くんだろうなとは思っていたから、そこま
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

DCもマルチバースを導入するとのことで、勧善懲悪な王道的ストーリーかと思っていたのだが、想像以上に難しくて、色々混乱させられた。

特にニコラス・ケイジのスーパーマンと、ジョージ・クルーニーのブルース
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

5.0

改めて見直してみて、ジャスティスリーグはヒーロー映画の頂点に到達していた最高傑作であったことを再認識させてくれた。

公開当時のオリジナル版を観た時の印象は、良くも悪くも普通のヒーロー映画であったが、
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

間違いなくシリーズ最高傑作であった。

169分という上映時間に、不安が隠しきれなかったが、それは単なる杞憂であった。内容としてはシリーズ通して代わりなく、ストーリーというストーリーはあってないような
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怪物(2023年製作の映画)

5.0

題材はわりと重く、リアリティがあるからこそ観ていて辛い話ではあったのだが、それを超える満足感があり、観て良かったなと心の底から思えた素晴らしい作品に出逢えた。

母親、教師、子供の3つの視点から描かれ
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名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

5.0

京都行ったってだけで鑑賞した。直近の映画群に比べ、キャラを詰め込みすぎず、しっかりと殺人事件を主軸に物語が進んでいたのがよかった。故にキャラの魅力が高まり、物語が深くなって行った点も素晴らしかった。久>>続きを読む

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

3.5

年老いた男の片想いっていうのが渋い。

登場人物が多かったので分かりにくかった。古い作品だからということもあるが、犯人がなかなか無茶苦茶な行動をしてた気がする。それが金田一耕助シリーズにおけるリアリテ
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ズートピア(2016年製作の映画)

5.0

ディズニー作品は個人的にどうにも好きになれない。そもそも親会社であるウォルト・ディズニー・カンパニーが好きじゃないから、まず観る気すら起きない。年に何本も製作しているのだから、数打ちゃ当たる。でも、た>>続きを読む

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今まで感じることのなかったマイケル・B・ジョーダンの色を惜しみなく出しており、結果的に新たな風を吹かせることに成功していたと感じた。しかも、今までのロッキーサーガのレガシーを踏まえて造られており、今作>>続きを読む

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.5

流石に展開は読めていたとはいえ、アポロの悲劇がよぎるから、いい具合いに終始緊張感に包まれていてよかった。

クリードの挫折ぶりの描き方は素晴らしかったが、心ここに在らずという感じに少しの苛立ちが混じっ
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

5.0

もう興奮が収まらない、、、最高すぎた!

映画館で観れてよかった。クリードのハングリーな感じと、ロッキーの草臥れた感じが交差して進むのが痺れた。

試合のシーンが物凄くカッコよく撮られていて圧倒されっ
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

4.5

今観ると少し古典的に感じることも少なからずあったが、演出も素晴らしく、何よりストーリーがとても面白かった。小説も読んでみたくなった。

金田一耕助のキャラが物凄く立っていて良かった。死体を見つけたらや
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

2.0

家父長制への痛烈な批判を村というひとつの閉鎖された共同体を通して描き切っていた脚本はあまりにも巧みであり、サラ・ポーリーの手腕と作品に込めた思いは十二分に伝わったが、その反面、娯楽性を捨てたが故にあま>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

5.0

シリーズの集大成ということもあって、歴代シリーズを観ていたファンに向けてのサービスが全開で最高だった。

本作にどうしてもハマれなかった気がしたが、下のレヴューを読んだらあながち間違ってないなと思えた
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最後まで行く(2023年製作の映画)

5.0

一瞬足りとも油断できない緊張させられっぱなしの118分間だった。大満足だった。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

5.0

圧倒的にストーリーが面白かった。

エンタメの中に色々なテーマを内包していて、様々な楽しみ方ができる作品だった。

短い尺ながら濃密な内容で、更に殆どのシーンがオフィスだから予算もそこまで掛からないと
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EO イーオー(2022年製作の映画)

2.0

ロバは何も語らない。

個人的に苦手な映画だった。ストーリーというストーリーがないからあまり面白くなかった。ただただ、人間の愚かさを見せつけられた88分間だった。ロバを撮っている画が映えていた。

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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

5.0

展開は見えてるにしても、めちゃくちゃいい話だった。粗があまり見当たらず、完璧な良作のように観て取れた。社会に揉まれれば揉まれるほど刺さるんだろうなと思えて、社会人になりたくなくなった。堺雅人の吹替えが>>続きを読む