keiyuさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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DOPE/ドープ!!(2015年製作の映画)

3.9

ポスターなどの事前情報があまりにも音楽映画的な趣きであるせいで、変な予見とか、鑑賞後に余計な期待はずれ感を思わせそうでそこが残念…

実際に劇中はヒップホップを中心に色んな曲が効果的に使われているが
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.1

序盤からお役所仕事の皮肉をこめたコメディぽいシーンは面白い感じはしたけど
肝心のゴジラシーンが個人的にフィットしなかったかな
特にゴジラ(最終形態)の登場と最後がなぁー…

引きの画で燃える東京とゴジ
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

4.3

楽しかったー!!

怖い、面白い、そして(ある意味)スーパースター映画
伽耶子と貞子が出てくると怖いんだけど
待ってました!って感じがする

ブラックジャックかよっていう霊媒師コンビがいい感じ笑

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ペレ 伝説の誕生(2014年製作の映画)

4.1

良い話である上に良い映画!

今作はまず1本の映画作品としてよくできてる気がする。

やはり冒頭の希望に満ちたスラムの子供達のリフティングゲーム
あのシーンでガッツリ心を奪われる。
個人技が特徴と言わ
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.6

よくある風景
よく聞く言葉
自然に共感できる"日常"を
実に平熱的に描き、それでいて切れ味鋭い。しかも泣きそうになるとこで笑えて、ホントにいい意味でズルい笑

100%のノンフィクションではなくても猛
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ノック・ノック(2015年製作の映画)

4.2

あぁーやられたなー
楽しいけど
超胸糞悪い
なのに腑に落ちる部分もあるというか身につまされるというか

ゲームから解放された時に
鑑賞した自分もどこか敗北感が…
倫理的落とし前とか求めた自分が馬鹿なの
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

4.3

いやーな雰囲気を醸し出しながら、どうしようもないディスコミュニケーション等で思わず笑ってしまう。
笹野さんのバラエティ番組ぽいシーンとかも親指が立つ笑

会話してる間の、光とか外の風景の不穏さは露骨な
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紙の月(2014年製作の映画)

4.4

横領も不倫も個人としては、身近なテーマでないのに、こうも胸が痛くなるか

ラスト付近の
惨めとは、自由とは、信頼とは、お金とは等々のメッセージは、そこまで積み上げた各々のシーンがあればこそ響くセリフだ
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

4.1

点数は上下あわせて評価。
正直に言ってしまうと、上の句よりも今作の方が、不満なシーンがあるのですが

二部作を通して見ると結果的に好きな作品になった

それは後半のドライブ感のおかげだとおもう。
しの
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デッドプール(2016年製作の映画)

4.4

最高なエンターテイメント映画!!
冒頭で語る通りちゃんとラブストーリー

第4の壁を越えるキャラであるためメタなネタが満載。それでいて、語りかけがくどくなりすぎないように上手く取り入れてる。
ライアン
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.2

重厚〜っていうのが鑑賞直後の感想

アベンジャーズ的にヒーロー大集合でそれぞれの特性とか新キャラ•新技とかみせてくれてアガるんだけど、アガりきらないこのモヤモヤ笑

それこそが今作最大のテーマなので仕
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.7

最高!(原作未読です…)
ゾンビ!パニック!バイオレンス!ギャグ!社会性!そしてタイトル通りのヒーロー誕生!
すべての画的なロジックがどハマりした!

特筆したい点はたくさんあるけれども、クライマック
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.5

いやークオリティ高いなぁ

社会的な視点もさることながら
今回は様々な映画ジャンルのパロディ演出が面白かった。
ホラー表現みたいなシーンで隣の人がヒャッ!っと声を出していた。
パロディ要素、ギャグ、社
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太陽(2016年製作の映画)

4.5

色んな感情が動かされた1本。
鑑賞後少し経って思うのは、誰しもが言及する、あのシーンは日本映画における古典的でスリリングな家描写を的確にしてるからこそだと思う。
敷居を1つずつまたぐ人、出て行く人そう
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ルーム(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

何がリアルかを知らない子供が少しずつリアルを吸収する中で
ママは7年間の暗いブランクによって、リアルに押しつぶされそうになる
印象的なのは、何かと別れることで成長する子供性を描いていること(車破壊から
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モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

4.2

新たな広島ロケ映画の名作
あっさりしつつ、笑えて泣けて
鑑賞後に何かお土産を残してくれる映画。シンプルなストーリーなんだけどちゃんと真っ向から描いてて、気持ちいい。

リクライニングギャグ含め、ジョー
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.2

大義も私怨も大差ない麻薬カルテル問題
どこにも絶対的正義がなく、関わることがすでに詰んでいる
当初、主人公は半ばダマされて関わる羽目に合う。だが、仕事上「知りたい」と思ったことで、より深みにはまってし
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蜜のあわれ(2016年製作の映画)

4.0

二階堂ふみさんの魅力が凄まじい
幼さと色気と両方兼ね備えていて、今の二階堂さんだからこそ撮れた作品かもしれない。

幻想ということを、痛みの心理も交え描き、ラストはとても解放的で好きだった。

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

4.0

原作未読ですいませんと前置きした上で

個々の葛藤と成長がしっかりカルタ(百人一首の内容含め)を介して、描かれている。
ロッキー的というか、そういう成長と戦いが1つの線で繋がるものは、感動してしまう。
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アーロと少年(2015年製作の映画)

3.9

ディズニーピクサーはホントにハイクオリティで評価に困る。

最初のショートムービー良くて
本編オープニングから自然に度肝抜かれるし、卵から生誕シーンで性格キッチリ描くしで、終始恐れ入りましたって言うし
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.2

事前に前半が冗長といった意見を散見し、どんなものかと身構えていたが、個人的には余計な心配だった
特に意識的にならなくとも、集中を欠かない作りになってた

そして中盤から終盤は畳み掛けで最高じゃないかと
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

4.0

くだらなすぎるお色気や痛々しいバイオレンス、そしてちょっとしたギャグなどがテンポよく込められ、それらがちゃんと物語上にも作用してて気持ち良い。

二転三転する中で、最終盤の結末は例え読めたとしてもしっ
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キャロル(2015年製作の映画)

4.2

クラシックでとても綺麗な映画
このまま白黒にして50年代の映画と言っても通じそう。見事な世界観。

セリフ、映る事物、音楽などが的確かつ前後のシーンとでスマートに連なり、素敵な映画だったなぁと思う。
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.5

痛く、切ないが少しの温かさを感じる作品。
それでもその少しが心を解放してくれる気がする。

家族や友人、ご近所さんを含めた自分と他者について非常に冷静で的確にテーマ性を提示した作品だと思う。

スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

4.1

ジョブズ成功物語ではなく、成長物語。

ソーシャルネットワークのアーロンソーキン脚本のため、単純に伝記的な成功譚にはならないだろうとは鑑賞前から予測はしていた。

実際のジョブズの商品発表みたいに、飛
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.4

もっとシリアス方面かと予想していたら良い意味で期待を裏切ってくれた!
科学素敵!って思う

まず特筆すべきは音使いかなと
例えば半笑い的に使われるディスコミュージック
(一応マットデイモンのホットスタ
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