keiyuさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

4.4

視点と空間の使い方、特に解放の仕方に工夫をこらしたアクションシーンにやられた

例えば、誰しもビックリすると思う冒頭で
ずーと主観視点だったのが、解放される部分。
なるほどここでか!となる上に
アクシ
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不能犯(2018年製作の映画)

3.6

闇に陥るというのは実は安易な思考法で、危険だというのは
個人的には常に思うことで
だからってネアカってわけではないし
それ故にあーだ、こーだと逡巡したりするんだけど…
「辛い、苦しい、恥ずかしい…それ
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羊の木(2018年製作の映画)

3.9

傑作、良作撮りまくりの吉田大八監督作品となれば観に行かざるを得ない
結論からいうと悪くないんだけど…感がすごい
会話劇の説明感が気になってしまう

でも良いところもあって
祭シーン好き
あのレスラーみ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.3

良いシナリオ、良いダイアローグ

会話劇の部分は絶妙
適度な笑い、その中に小さなコミュニティとそこでのコミュニティケーションの難しさを感じさせる。

絵面の起伏に富んでいるとは
言い難いかも、
だけど
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.7

例によって
ディティールのツッコミどころはある。
お約束の、家の電飾みたく“オフ”できる点とかとかまぁ色々あるけども…

この映画をみて良いなと思うのは
“閉鎖”と”分断”という
今日的な問題に対して
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

5.0

俺の映画だ!!
好きすぎて震えた

桐島の衝撃に近いとか思ってたら
大八からの大九かーなんてくだらんこと考えたり

映画の構成とか、見せ方、話運びも上手で語りたいとこ多いけど
怒涛のテンポ感にやられる

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

4.4

見逃してしまいずっと観たくて
クリスマスプレゼントとしてブルーレイを購入
ホントに良かった!
ヨーグルトとポルノDVDにしか興味のない男がどん底の人生から生きる意味を見出す話。
ヒーロー誕生譚としてあ
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バンコクナイツ(2016年製作の映画)

4.1

一回観ただけではハッキリとした感想は持ちづらい映画かなと。
長い映画だけに情報量も多いです。

これはサブテキストが欲しいと思いとりあえずパンフを買いました。

ここからは少し乱暴な感想です。

ゆっ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション(2015年製作の映画)

5.0

繰り返し何度も観た作品なのに

新たな感動を冒頭から味わえる

陰影がよりハッキリすることでお話、キャラ、絵面が際立つ

もしかしたら初見時世界観にのれないと思った人ほど分かりやすくなったんじゃないか
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疾風スプリンター(2015年製作の映画)

4.1

大傑作とは言えないけども
個人的には好きな1作である。

スポーツ映画に期待する根本的な楽しみを
典型的といえるほどの直球勝負で描いていて嬉しくなる。

そんな中でも特筆すべきは
レースシーンの迫力
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太陽を掴め(2016年製作の映画)

3.8

いらいらしたり
見てらんねえって
思わされた
その時点でこの映画の勝ちで
僕は観ながら楽しんでたんだと思う

搾取の連鎖にハマる若者像っていうのは
この映画だと極端な表現だけど
普遍的で感情移入しやす
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.5

あれ
これ好きすぎる
こういうのは後々冷静なると評価変わるかもだけれども

序盤から中盤にかけての
どっちにも正義がない感じというか
反乱軍にも後ろ暗さはあるという
まぁ戦争だから当たり前なんだけど
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怒り(2016年製作の映画)

4.3

原作既読の状態での鑑賞。
当然映画化なので上下巻の原作から省いた部分、変更点はある。
もし原作通りあの警察官のストーリーまで入れたら3時間くらい必要になるはず

それでも原作の魂の抽出にうまく成功した
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.1

神様(=新海さん)のいたずらに巻き込まれた人達の話

情報入れずにわりと楽しみにして観に行った。

率直に言うと残念。

キャラを魅力的な存在にしきれてないことがハマらなかった1番の理由だと思う。
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.7

序盤は特にかっこいい描写が多く面白い。
コミカルな部分もあって劇場でも笑いが起きてた。
エンタメ映画としての一定水準は超えた良作であると思う。

だからこそ
アクションというか戦闘シーンが少し残念な気
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