ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナンの恋愛潭! これを凌ぐには、さらにレイチェル・ワイズを加えた三角関係ドラマにするしかない。それほどのナイス・キャスティング。
ますます “眉間に縦ジワを刻>>続きを読む
絶品。
キャンピングカーで旅をしながら暮らし、行く先々で出会いと別れを繰り返す。そんなノマドの生き方は今の自分には出来ない。けど、お金や物を持たない生活への憧れは歳を取るにつれて増している(たぶん出>>続きを読む
シリーズ8作目にして最終作。
お竜さんは既に貫禄の大親分。壷も振らなきゃ札も引かない。そのかわり見事な剣戟アクションでばっさばっさと殺しまくる。そのキレの良さと殺気みなぎる表情は素晴らしい。
物語>>続きを読む
ポスターの「騙し合いバトル、開幕!」というキャッチは必ずしも内容を言い得ていないが、幸いなことにそれを見落としていた私は、キャッチに騙されること無く虚心坦懐に鑑賞できた。
で、面白かった。
新しい>>続きを読む
ストーリーはありません。ひたすらミラと相棒がモンスターと対決。それがずーっと続きます。だったらもうちょっと戦い方に工夫があってもいいのに。
才能ある女性高校球児がプロになるためには?という道筋をリアルにシミュレーション。実際の女性選手がモデルになっているそうなのでさもありなん。おそらく事情は日本の高校野球も野球界も同様だろうからさらにリア>>続きを読む
最後の方、わかったようなわからなかったような。けど、異様なまでのテンションでグイグイ見せられきった感じ。
出所した人間がシャバでの生活を始めるにあたり、はねつけられたりぶつかったり助けられたり妥協したり反抗したりする。まずは、それらの事象そのものが面白い。次に、その都度垣間見える当事者たちの>>続きを読む
偶然に出会った好みの合う2人が、恋に落ち、一緒に暮らし始め、そして…というプロセスを、丁寧に丁寧に紡いでいる。途中から切なくて仕方なくなる。最後は涙が出る。
というワケで映画としては良いと思った。>>続きを読む
任侠映画のどこが好きって、自分がこれからとる行動を正当化したり、相手がとろうとする行動を諫めたり、どっちがスジを通しているかを議論したり、勝敗の結果について駆け引きしたり、そういった局面で当事者が繰り>>続きを読む
富司純子、カッコいい。鶴田浩二、渋い。菅原文太、恐い。天津敏、悪い。西村晃&白木万里、気の毒。山城新伍&玉川良一&若山富三郎、可笑しい。ゲップが出そうなクドいぐらいのナイス・キャスト。
こんだけ役者>>続きを読む
生まれつき痛みを感じない男が、空手だかカンフーだかみないな武道を習得し、幼馴染みの恋人との再会だの憧れの武道の師匠だのとごちゃごちゃあって、悪と戦う話。
インド映画というフィルターを通して見れば面白>>続きを読む
ラブストーリーのようであり、ミステリーのようでもある。それなりに切なくてそれなりに謎めいている。だが、心を震わせられるほどではなかった。
「笛吹童子」「紅孔雀」などで知られる「新諸国物語」の1篇、「七つの誓い」全3作の1作目。「新諸国物語」は、もともとはNHKのラジオドラマだったためか、映画の冒頭に「NHK」の文字が出る。
かつて大陸>>続きを読む
日本初の総天然色特撮映画である「白夫人の妖恋」、日本初の総天然色長編アニメである「白蛇伝」。題材を同じくするこの2作がわずか2年の間隔で公開されたのには何かあると思っていたが、「白夫人の妖恋」を日本と>>続きを読む
どうにも最近の自分の悪いクセで、もうひとひねりドンデン返しがあるんじゃないかと期待してしまう。クライマックスに向って積み重ねていったものを、最期の最後でひっくり返すような。全く悪いクセだ。
それはと>>続きを読む
原作未読。最初のウチは非人間的な感じだったのが、どんどんヒューマンになっていく。安心はするが安定しすぎの気もする。後半はもっとヒューマン方向にふってしまった方が、不安と不安定が増してよかったかもしれな>>続きを読む
え?何でそんなことになる?的展開があって困るが土屋太鳳のこういう役は見られてよかった。
梶芽衣子が怒る、憂いの顔をする、笑う、はしゃぐ、無く、唇を噛みしめる。梶芽衣子が、囚人服を着る、ドレスを身に纏う、ミニスカを穿く、和装になる。梶芽衣子が、仁義を切る、ビリヤードで勝負する、ドスを振り回>>続きを読む
正統派だけ見たことないヤクザ映画。どこにも行き場が無くて、別の生き方が許されない。でも、その居場所(生きる場所)そのものが消滅してゆく。その人生が悲しい。良かった。
中学1年女子に映画行きをせがまれる。「天外者」を力説するも箸にも棒にもかからない。「鬼滅」で押し切られる。原作もテレビアニメも全く何も知らないので、映画館への道すがら、女子にレクチャーを受ける。おかげ>>続きを読む
スマホにかかってくる電話やメッセージやメールの内容を全員にさらけ出すというゲームを始めたら、どんどん隠しごとがバレてゆき、人間関係がズタズタになってゆくという、ワン・シチュエーション・コメディー。オリ>>続きを読む
前作ほどのインパクトは無かったが、それでも充分面白かった。カー・アクションは、ほぼ「マッド・マックス」な迫力に満ちていたし、泣かせ処は過剰なあざとさで涙をそそる。
原作未読。見る限り、 “知らなかったよ僕たちの世界が周囲を壁で囲まれた閉ざされた空間だったなんて、さあ逃げだそう” という毎度お馴染みパターンの周回遅れ版。なので既視感あり。
また、色々と伏線が張り>>続きを読む
ストーリーはちぐはぐ。設定は穴だらけ。登場人物全員気合いが入っていない。
だが、ガル・ガドットだ。全部許す。
江戸末期、長崎で医学を修めた優秀な医師(森繁久彌)が、御殿医になるよりも庶民を救おうと、島田宿で開業する。その妻(原節子)は、実直で献身的だが、唯一の道楽が丁半博打。負ける度に夫の着物をコマ札に替える>>続きを読む
ちょこちょこ毒が散りばめられているはずなのに、それほど毒性を感じない。もっとビミョーな読後感であってしかるべきなのに、そこそこ爽やかに見終わってしまう。理由は何だ? キャラクターが可愛すぎるのかもしれ>>続きを読む
薄々予測はできたが、それなりに先を読ませない展開は良かった。事件に巻き込まれる色んな人々の配置も悪くなかった。ただ、犯人の動機がイマイチ腑に落ちないのと、群集心理の描写と首相の態度がステロタイプ。
川端康成の小説の映像化。脚本は何度も書き直され、決定稿は川端本人に褒められたそうだ。
まあ、未熟者の私には、女心というものが本当にこのようなものなのかどうか、一向に計り知れないが、川端康成&川島雄三>>続きを読む
原節子と三船敏郎の主役コンビを取り巻くキャストが、森繁久彌に清川虹子に藤間紫という、顔ぶれだけ見ても一体どんな内容なんだと、鑑賞前から興味津々だった作品。
で、答は、コメディ・タッチの人情ドラマ。そ>>続きを読む
東京を舞台にした、ファッション・デザイナーを巡る猟奇殺人事件。「地方」「旧家」「因襲」のイメージが強い他の横溝正史作品とは趣を異にする。それだけに、池部良が演じるスーツ&スタイリッシュ&イケメン金田一>>続きを読む
原作未読。まあ、安楽死の問題に正面きって向き合うのは難しかった、ってことですね。
面白かった。ところどころに感じた「何で?」という疑問も、原作未読ではあるが、それを説明しているといろいろ損なわれるので敢えて端折ったのだろうと理解。
次第に真実が明らかになってゆくミステリー&サスペ>>続きを読む
特別養子縁組によって繋がれた、実母と養父母と子どもの話。原作未読だが、ミステリー色がもうちょっと強いんじゃないかと想像。本作もミステリー要素は色濃いが、それよりも、子どもを手放した母が切ない。子どもを>>続きを読む
みんな良い人。エピソードは直球ほっこり。さらっと笑えてさらっと泣ける。良くも悪くもほんわか善良作品。