Lillyさんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.8

皮肉たっぷり下ネタ炸裂のコメディ映画。こんなチャーミングな女性がいたら絶対応援しちゃう。

シャーリーズ・セロンさんが美しすぎました!アメリカでも、女性に"あの日だから"とかまだ言う人いるんだなと。笑
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キングダム(2019年製作の映画)

3.9

原作は未読ですが、ストーリーには問題なくついていけた。たまにちょっと恥ずかしくなっちゃう場面があったけど、山崎賢人さんが、くさすぎずでも大胆に、少々オーバー気味に演技していたのが新鮮でした。

長澤ま
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未来を花束にして(2015年製作の映画)

4.0

感謝しかない。こんな過酷な状況下で、女性の参政権の運動を行った全ての女性たちに感謝。彼女達のおかげで今がある。

映画全般、女性が辛い描写が多いけれど、諦めず頑張る女性たちから勇気を貰える。

原題の
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THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション(2014年製作の映画)

3.7

残念ながら、モネの絵画贋作についての描写は少なかったが、親子3代の絆に胸が熱くなった。

静かに悲しむ父親の気持ちが痛いほど伝わってくる。子供の希みを叶えようとするジョン・トラボルタさんが切なすぎた。
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

テルコちゃんみたいな、自尊心の低い子いたなあ、高校の時だったけど。社会人になってからは不思議といなくなったけど、私の周りにいなかっただけかな。

ナカハラくんもここまで好きになれるってすごいなあと思っ
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.0

犯罪についてより親子関係を軸に描いた作品。思ったより陰気臭くなくて、泣きながらも思わずくすりと笑ってた。

親の気持ちも子の気持ちも、どちらの気持ちもわかり切なかった。お兄さんの妻の気持ちも。

松岡
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アス(2019年製作の映画)

3.9

冒頭のメッセージと、テレビの映像を忘れずに見ていると、この映画のメッセージがわかりやすいかなと!

自分と同じ顔の人がいる恐怖だけでなく、明日は我が身と、無視するならお前のところに行くぞともう1人の自
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レディ・マエストロ(2018年製作の映画)

4.1

王道のサクセスストーリーですが、"女性の指揮者"というのが珍しくて面白かった!最後のメッセージ通り、まだまだ女性の闘いは続いており、特に音楽業界の狭さを実感。

仕事か恋か、主人公のような極端な選択じ
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.2

スローンがカッコ良すぎる!カッコイイけど、敵に回したら恐いだろうな。彼女の上司にも部下にも、同僚でもなりたくないかな。笑
ただ遠くから尊敬しています。

この映画の中でも論点のすり替えがたくさん出てく
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バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(2015年製作の映画)

3.5

アナ・ケンドリックさんとサム・ロックウェルさん見たさに鑑賞。

内容はともかく、2人ともちょっといっちゃってるけど良い人感がめちゃくちゃ出てて、ハマり役?キャスティングが成功?でした!

殺し屋さんの
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.0

ごめんなさい、大泉洋さん、大泉さんだからあまり怖くないかな?なんて浅はかでした。しっかり怖かったです。

顔の変形具合が、海外ゾンビものより恐ろしかった、、、。

アウトレットボーイズ達の狂気具合が良
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ミニマリズム: 本当に大切なもの(2016年製作の映画)

3.7

定期的に断捨離しているものの、ミニマリストにはまだまだ遠い自分への鑑賞。

ミニマリストなる生き方は、自分のことがよりわかっていないとできないと実感した。

押し付けるのではなく、相手を尊重するミニマ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

綺麗すぎる映像の中に、所々グロいシーンがあったけど、思ったより怖くはなかった。今朝方見た自分の夢の方が怖かった。笑

ルーン文字は読めないから、でてくる絵を一生懸命覚えたつもりだけど、全部の筋書きは読
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.8

途中、ホラー映画かと思うくらい怖かった。特に、シャッターを閉められ暗闇になってからまるで防空壕のような怖さ。外からは銃撃や爆破の音と振動、中にいる女性たちはみんな情緒不安定になっていくし。

ガザとい
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ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

4.0

ヴィクトリア女王の孤独が痛いほど伝わってくる作品。彼女は夫婦関係が良いと認識していたので、夫亡き後はとても寂しかったのかなと。残念ながら、気を許せる子供もいなさそうで。

そんな中、インド人カリムのあ
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

4.5

リベラルな私立校に通うティーンエイジャーの目線で描かれているので、非常にわかりやすく人種問題の現状を良く知ることができた。

まず、主人公スターの両親が素晴らしい。アドバイスはするが最後は本人に決めさ
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

エンドロール最後まで見て良かった。笑

ピーターがMJと仲良くなれて良かった。

やっぱり親友ネッドとハロルドが良かった!

今回も爽やかトム・ホランドさん演じるスパイダーマンの活躍を楽しませて頂きま
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リトル・フォレスト 春夏秋冬(2018年製作の映画)

4.0

美しい自然と美味しく健康そうな料理の数々が拝めるヒーリングムービー。

ホントこの手の映画を見ると、農家の方達の食生活が一番贅沢だなあと羨ましく思う。

キム・テリさんのナチュラルな美しさと食べっぷり
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グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札(2014年製作の映画)

3.8

モナコ王室はこの映画の内容に異議を唱えているそうなので、どこまで正確に描かれているのかわからないが、フランスとの関係などがわかって面白かった。ファッションやジュエリーを見るだけでも価値あるかも。

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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

4.0

冷静に考えるとかなり複雑な家族問題だけれど、泥沼にならずあっさりテイストなのは、お国柄?カラム・ターナーさんが父親にちょっぴり劣等感を抱いているイケてない男子の絶妙な雰囲気を醸し出している。

でも結
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マスカ ~夢と幸せの味~(2020年製作の映画)

3.5

主人公が良い人なんだろうけど、結構びっくりな言動をするのでなかなか共感できず、ただ周りの女性たちが寛大だなと感心。お母さんも含め、女優さん達が素敵だった!

日本の言葉、"生きがい"がでてくるが、昔、
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

4.0

アナ・ケンドリックさんとブレイク・ライブリーさんがとにかく素敵すぎる映画。完璧主婦ママとかっこいいワーキングママ、どちらも極端な性格だから、どちらがおかしいのか全く読めず。でも、2人の会話を聞いている>>続きを読む

エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.2

ジェラルド・バトラーさんのための映画?でしょう。ハラハラドキドキはしますが、いかんせん内容が、ありえなすぎじゃないですか?もっとアメリカ政府は賢いと思いますけど。違うかな。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.8

なんとも感想が書きづらい作品。演奏が全てかなと。演奏、音楽がとても良かったです。映像も綺麗で、俳優さん達も上手でした。

いや、鹿賀丈史さん、いるいるこういう指揮者、というか芸術家!口調といい、なんか
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.8

国同士が対立してても、人同士はダンスや芸術を通じてわかりある、大好きです、こういう作品。だって100%同感だから。そんな綺麗事と思っても、やっぱり対立より愛、憎しみより未来、その助けになるのが芸術やエ>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.1

韓国映画は、実話を映画化する際の演出が上手いと思う。名俳優を揃え、それぞれが全く違う役どころで良い味を出してた。

たった30数年前の出来事。こんな事件があったなんて知らなかった。改めて、拷問の残酷さ
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フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)

4.0

"ロケットマン"に続き、タロン・エガートンさん祭り。

いや、エルトン様の時とまた違って、こちらは純粋に100%カッコいい戦う好青年、タロンさんが見れる。

正直、ロビン・フッドの伝記はほとんど知らな
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.0

音楽を聴いているだけでも楽しめる!エルトン・ジョンさんの人生にこんなに葛藤があったとは全く想像していなかった。曲は知っていても、人物はなんとなく慈善家な優しいイメージしかなかったから。観た後は、より深>>続きを読む

スクール・デイズ(2011年製作の映画)

4.0

思いやりあふれる良質な作品。今でいうスクールカースト圏外の子達が、嫌なこと悲しいことを前向きに乗り越えていく素敵な物語。

冷静に物事を見ている主人公アンディの心の声が面白い。そして疑問に対して立ち止
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第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

4.1

ベトナムでは上映中止となったらしいが、その理由が撮影当時13歳だった主人公を演じるグエン・フオン・チャー・ミーさんと母親へのバッシングが発端らしいけど、監督がいうようにそれは単なる理由付けで、女性が迫>>続きを読む

操作された都市(2017年製作の映画)

3.8

前半と後半のテイストがガラッと変わってびっくり。冒頭は何が始まったのかなと思ったけど、ゲーマーだったのねと見てたら、クォンことチ・チャンウクさんが酷いことに!

後半はちょっと上手くいきすぎ感もあるけ
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パーフェクト・デート(2019年製作の映画)

3.5

さすがのカップル文化、アメリカ。住んでいた時は、カップル同伴が多くてびっくりした。アメリカならではのビジネスかな?

皆さん、高校生にはなかなか見えなかったけど、わかりやすいキャラクター設定で何も考え
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.9

伏線はたくさんあったのに、なんか意外に気付かなかった。いや意外でもないかな、"ドリームハウス"でも騙されたな。

切なかったし、きょうだい愛に涙。そしてアリーは天使としか思えない。

アリー役のアニャ
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.2

昔のようなカースト制度はないものの、階級差別はまだまだあるインドでメイドをしている女性がどのように考え、自立していくのか大変面白かった!

2人でアメリカ行っちゃえばと思わなくもないけど、そうじゃなく
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アメリカで最も嫌われた女性(2017年製作の映画)

3.4

作品としてのつくりは少々退屈だったけれど、こんな事件があったという事実は知れた。しかしあの結末の描き方はどうなのだろう。事実とはいえ、ほら神を冒涜したからこうなったみたいな結末に見えるのは私だけ?>>続きを読む

スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.4

暑かったので、雪のシーンが多そうな作品をチョイスしたのだけれど、なんか妙なテイストで、慣れる前に映画が終わったという感じ。

復讐とはいえ、悲しみにくれているとはいえ、普通の人がこんなに冷静に次々と人
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